慣らしツーリングの締めはアジフライ目的で上越へ | Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)

1,000kmの慣らし運転をこの週末で完了させるべく、上越までアジフライを食す約200km弱の旅にでた。今日のポストは、そんな備忘録です。

 

2023年4月16日(日)に私の手元に来たこの子(まだ名を決めてないな…)の慣らし運転を、丸1か月間とちょっとで完了させました。自分が久々のモーターサイクルに、そしていまだかつてない程の超弩級サイズのこいつに慣れるためには集中的にこなした方が良いのでは?との思いから。

 

 200km程度の締めルートは…

金曜の時点で慣らし完了までの残り距離は200km弱。これをこなす為に上越でアジフライを食しながら白馬経由で戻ってくるルートを引いた。それまでの慣らしが山岳ルート(渋峠-草津ルート等)ばかりだったのもあって、今回は海に向かうことに。

 

海岸線に出た途端、ヘルメット越しに見える海と磯の香りという視覚と嗅覚で海を感じ、北海道時代を懐かしさと共に思い出す。モーターサイクルの良いところは、こういう視覚以外の感覚で季節や地域を感じることができるところだと再認識する。

 

程なく海岸線を気持ちよく流していると目的の美味しいアジフライを食べさせてくれる食堂に到着。11:00を少し過ぎた時間に到着したのでまだ混んではおらず容易に席を確保できたけれども、私が食べ終わる頃(11:30頃)になると続々と人が流れ込んできてお店は混雑し始める。

 

 

 

 

アツアツのアジフライを味わうことしか頭の中になく写真は撮り忘れたが、その辺はネットにいくらでも流れているはずなのでそちらで。今回はアジフライ定食ではなく、アジ・エビ・イカの3種類のフライが盛られているフライ定食(1,150円/税込)をおねがいした。いつも通りのホクホクなアジフライと、大きくはないけれども太めのしっかりしたエビフライがとても美味しい。ここに来たらやはりアジフライは外せない。

 

この日はもう一つ気になるメニューがあった。アジフライを食していると目の前のお客さん(トラックの運ちゃん)が頼んだタンメンが運ばれて来るのを見て、そちらも心惹かれる。直感でこのタンメンも美味そうだと感じる。この手の感覚は信じることにしているので、次回来た時にはぜひ試してみたいと思うも、上記の通りアジフライは絶対に外せない。アジフライの定食とタンメンは流石に少食になったオヤジの腹には少々厳しいものがあるので、お会計の時にお店のお姉さまに確認をしてみた。

 

私「アジフライ定食とかフライ定食のフライだけってメニューにないけど出来るんですか?」

お姉さま「定食メニューの300円引きで出来ますよ~」

 

その時点で、次回オーダーが「タンメン+アジフライ単品」に決まった。

 

 

 

 

美味しいアジフライを堪能した後は、お店も混んできたので早々に出て近くの道の駅で海を見ながらまったりタイム。あまりの気持ちよさにそのまま寝そうになるもまだ道中半分を過ぎた地点。まったりタイムは白馬でコーヒーでも飲みながら…と決めてスロットルを捻る。

 

この道の駅でもそうだったけれども、道中も含めてその日はアフリカツインと遭遇することが多かった。おそらくほとんどがツーリングライダーと思われるフルパニアで荷物満載。しかし、そんな状態でも余裕を感じられるのは車格の問題なのだろう。そういうモーターサイクルに乗れる体格であったことに感謝するとともに、そういう旅には最強な相棒を手に入れることができたことに感謝した(まだその様な使い方をしたことはないけれども…)。

 

そんなこと思いながら白馬に到着したら計画通りのコーヒータイム。その後は少し距離が足りないかな?って感じだったので、大町市まで足を延ばして遠回りして距離稼ぎ。その途中で無事慣らし運転指定距離の1,000kmに到達。

 

 

 

 

我が街に戻ってきたところでDに立ち寄り初回点検の作業予約を済ませてから帰宅。この1か月は集中的にこの子に乗っていたので以前に比べて少しはこの重さにも慣れてきたと思われる(意図的にフルタンクで乗るようにしたのもあったのか?)。いまのところは、とくにネガティブなところもない。現時点ではこの子の各種機能のほんの数%程度しか把握もしていないし利用もしていない。サスペンションモードの設定とかスマートフォンとの連携等の快適装備などは色々と“勉強”していかねば。

 

慣らしも終わり回転数制限は解除される。とはいえ、普通に走っている分には設定されていた上限回転数以上に入れることもそう多くはない。これからは “意図的に” エンジンを回して乗るようにする “高回転域の慣らし運転期間” に入る。