六角レンチを新しく更新しました。
工業大国ドイツのWERA(ヴェラ)社が販売している六角レンチ「ステンレスマルチカラーHEXレンチセット」です。
いま使っている六角レンチは KINGTONY(キングトニー) のモノ。オートバイを趣味としていた時代に買い揃えた工具一式にセット組みされていたものです。
もう10年近く使っているので角も丸まりつつあり、感触的にもうそろそろ(とっくのとうに)交換時期かな?と思っていたので、つい先日ついにポチってしまった訳です。PBスイスの六角レンチと迷ったのですが、最終的にWERAにしたのは“硬い(しなりが少ない)”から。
多くの六角レンチ製品の軸は、先端と同じ六角形になっていると思います。ですが、WERA HEXレンチのこのシリーズの軸は丸軸。丸軸の先端を六角に削り出しているので軸が太くなり、結果的に硬くなる…と言うことらしいです。実際、結構な重量がある(六角レンチとしては)し、確かに硬い。
個人的には硬い六角レンチが好きです。色々と見聞きしていると“しなり”があった方が良いと言う意見が多いみたいですが、固着しかかってるのか?と思えるボルトを緩める際には硬い方が良いし、締め込む際も硬いことを理解した上で締め込み作業を行えばオーバートルクになることもない(と思う)。
それともう一つの決め手が“HEX-PLUS”と言う先端形状。角と角を結ぶラインの形状が若干湾曲している形状をしているがゆえに“ネジが舐めにくい(点接触を避け面接触になることでトルクの分散が起こると言うのがその理由らしい)”とのこと。所詮は素人です、メカニック作業を生業としてる訳ではないので、技量の未熟さを工具の性能でカバーする的な(その理論が成り立つのかどうかは知りませんが…)。
サイズごとに色分けされたラバーが巻かれていてカラフルだし、良い工具を持っていると言う所有欲も満たされる(PBスイスの方がそれは満たされるのかも知れないけど)。それより何より、いい工具で整備した方が工具由来のトラブルも少なくなる&工具が長持ちする=エコであると勝手に思っているので、5,000円程の出費でそれが手に入るのであれば、それはソレでで良かったかな?と。
工具箱を開けてこのカラフルなWERA六角レンチが目に入ると気分も上がりますしね。