第33稿 「声楽の世界:Lasciatemi morire!(私を死なせて!)」
この歌曲は歴史上初めてのオペラといわれる「オルフェオ」の作曲者クラウディオ・モンテヴェルディのオペラ作品の一つで、「アリアンナ」という作品のアリアです。
アリアンナの中身はほとんど失われているため、この歌曲だけが有名になってしまったんですね。
物語が分からないので、曲の全体像がつかめませんが、モンテヴェルディの時代は「ギリシャ悲劇」の再現をテーマにした作品が多いので、「失恋」に関わるテーマだったと予想されます。
非常に強い悲しみの感情に振り回されて嘆き歌うような曲ですが、理性的に歌わないと結構ノドが辛い曲の一つですね。
ちなみにこの時期は現代のオペラのイメージとは異なり、オーケストラもバラバラに配置されてたり、台詞にメロディー(レチタティーヴォといいます)がついてなかったりして、かなり奇妙で面白い雰囲気です。
初めてのオペラを作った作曲者の作品の雰囲気を味わってみてください。
Lasciatemi morire! 私を死なせて。
E che volete これほど過酷な運命の中に在り
che mi conforte これほど大きな苦しみの中にいる私が
in cosi dura sorte 何によって
in cosi gran martire? 慰められるのでしょうか
Lasciatemi morire! 私を死なせて!
※参考『イタリア歌曲集』(全音楽譜出版社, 畑中良輔著)

アリアンナの中身はほとんど失われているため、この歌曲だけが有名になってしまったんですね。
物語が分からないので、曲の全体像がつかめませんが、モンテヴェルディの時代は「ギリシャ悲劇」の再現をテーマにした作品が多いので、「失恋」に関わるテーマだったと予想されます。
非常に強い悲しみの感情に振り回されて嘆き歌うような曲ですが、理性的に歌わないと結構ノドが辛い曲の一つですね。
ちなみにこの時期は現代のオペラのイメージとは異なり、オーケストラもバラバラに配置されてたり、台詞にメロディー(レチタティーヴォといいます)がついてなかったりして、かなり奇妙で面白い雰囲気です。
初めてのオペラを作った作曲者の作品の雰囲気を味わってみてください。
Lasciatemi morire! 私を死なせて。
E che volete これほど過酷な運命の中に在り
che mi conforte これほど大きな苦しみの中にいる私が
in cosi dura sorte 何によって
in cosi gran martire? 慰められるのでしょうか
Lasciatemi morire! 私を死なせて!
※参考『イタリア歌曲集』(全音楽譜出版社, 畑中良輔著)

お久しぶりですw
結構いろいろと忙しく更新が遅れました。 陳謝・・・・m(_ _;)m
最近、どことなくベートーベンの第九ムードが高まってますね~。
ちなみに、正月に第九を歌う習慣があるのは日本だけで、ベトベンの故郷ドイツにはそんな風習はなく、ある指揮者が「私は今までに第九を20回ほど指揮しました」と言うと、地元のドイツ人はかなり驚いたそうです。
ベートーベンといえば教科書なんかでは「楽聖」ですね。
交響曲の「田園」や「運命」のような燃え上がる音楽が特徴的です。(「エリーゼのために」や「月光」のようなムーディーな曲も、もちろんありますけどね・・・)
人生の後半は音楽家の命である聴力を無くした苦悩は計り知れません。
しかし、そこから自分の肉体・魂をしぼり出すようにして作り上げた交響曲第六番以降からは、彼の「魂の叫び」「音楽への愛と敬意」「人間賛歌」を感じることができます。
話は長くなりましたが、ようするに面白いということです。
そろそろ各地では第九の練習が始まっている頃でしょうか?
皆様もベートーベンの大きな音楽と世界観に触れてみてはいかがでしょう?
最近、どことなくベートーベンの第九ムードが高まってますね~。
ちなみに、正月に第九を歌う習慣があるのは日本だけで、ベトベンの故郷ドイツにはそんな風習はなく、ある指揮者が「私は今までに第九を20回ほど指揮しました」と言うと、地元のドイツ人はかなり驚いたそうです。
ベートーベンといえば教科書なんかでは「楽聖」ですね。
交響曲の「田園」や「運命」のような燃え上がる音楽が特徴的です。(「エリーゼのために」や「月光」のようなムーディーな曲も、もちろんありますけどね・・・)
人生の後半は音楽家の命である聴力を無くした苦悩は計り知れません。
しかし、そこから自分の肉体・魂をしぼり出すようにして作り上げた交響曲第六番以降からは、彼の「魂の叫び」「音楽への愛と敬意」「人間賛歌」を感じることができます。
話は長くなりましたが、ようするに面白いということです。
そろそろ各地では第九の練習が始まっている頃でしょうか?
皆様もベートーベンの大きな音楽と世界観に触れてみてはいかがでしょう?
第32稿 「ヘッドやチェスト、ミックスヴォイス、ベルカント唱法について」
※上記の動画に意味はありません。
最近よくヴォイスメソッド系の動画や本を見かけます。
上の動画もそうです。
私も声を使用する側の人間なので、一応いろいろなヴォイスメソッドを勉強します。
ベルカント唱法も結局は「声」なので、やはりポップスやロックに関係なく発声知識を持っておくと助けになります。
特に、「裏声」は発声訓練の1つのツールとしては、非常に有効だと思います。
細かい事は省きますが、裏声の筋肉は、実声で高音を出す筋肉と同じ筋肉を使っているので、裏声を高く強く出せる事は、実声で高音を出す声に繋がります。
なので、ぜひ裏声を強く出す練習をして頂きたいですね。
ちなみに、ポップスやロックでは、その「かなり地声に近い裏声」を、そのまま歌声として使用できるので、どのジャンルの人でも取りあえず練習すると良いと思います。
ただし、ベルカント唱法では最弱音・カウンターテナー・一部の感情表現、以外では決して使いませんので、ご注意ください。