シューメーカーチェア
キッチンにシューメーカーチェアが納まってしっくりきました。落ちついて食事する時のためにダイニングテーブルも横にありますが、キッチンの天板を広くとり朝食や軽食などさっと食事をしたい時にはキッチンでも食べられるように設計しました。
デンマークの名作チェアのひとつですが座面がお尻の形になっていて長時間座っても疲れにくく、3本脚でがたつきにくいことが特徴のスツールです。
高さも利用する天板の高さに合わせて何種類か用意されている優れものです。食卓よりキッチンの天板は10cm以上高いものなので普通の椅子では食事できないためカウンター用のチェアやスツールでないと合いませんが、このチェアはキッチンに合わせてもちょうどいい高さで背もたれがないので使わない時でも邪魔にならないデザインです。無垢のブナ材なので使っていくとさらに味わいが出てくるのも楽しめる名作です。
チークのオリジナルTVボード
今回は壁付けではなく脚付きの置き型テレビボードが仕上がりました。素材は木目の美しいチーク材です。幅は2400でシルエットもよく、引いてみても良い感じです。脚はオークの無垢材でチークとコントラストが出るように素材を変えました。
3等分で引出しの収納を設けていますが、取っ手の金物などを付けないようにチークの無垢材を手掛けとなるよう加工しています。遠くから見たときにシャープなシルエットになるよう見附を細くしていますが使い勝手がいいようにアールをとった繊細な納まりです。引出し中央の上部のみルーバー仕上げです。
内部も贅沢にナラの無垢材で仕上げてもらいました。中もとても綺麗な木目で仕上がりも抜群です。
天板上の奥部分、よく見るとテレビの配線コードを隠すためのキャップも一手間かけてもらい、チーク無垢材でキャップをつくって仕上げています。
ぴったり嵌まって気持ちがいいです。アップの写真では背面の壁面の吹き付けの質感がよく分かります。薄いグレーの壁面は吹き付け仕上げで粒感があり、自然光が射し込むと陰影が出て綺麗です。
テレビボードと素材を合わせてエアコンルーバーや飾り棚もチーク材で製作しました。オーダー家具は壁固定などのイメージですが置き家具も家に合わせてデザインするとしっくり納まりますね。素材を変えても面白いと思います。自分用にそのまま同じのを作ってもいいなと思える出来です。
ヤフーニュース
ヤフーのトップニュースの欄で「トランプ氏 御所の設計に興味」というニュースが上がっていて驚きました。
ちょうど先週打ち合わせの際に御所の設計についてクライアント候補の方とお話をしていたのであまりにタイムリーだったのでびっくりしました。
ヤフーニュースの記事より以下抜粋
天皇陛下がお住まいの吹上御所の設計は建築家の内井昭蔵先生によるものです。御所は1993年に完成で内井先生が滋賀県立大学を作られる少し前の時期です。滋賀県立大学は1995年に内井先生のマスターアーキテクトによって設計された母校ですが滋賀県立大学開学から滋賀県立大学の教授でもありました。
僕は2000年に入学し、設計演習の授業ではじめて内井先生に設計のエスキス(指導)を受けた時のことは今でも鮮明に記憶に残っています。その時に書いてもらった先生のエスキスのスケッチも大事に保管しています。既に巨匠でありながらも学生への接し方、振る舞い、人間としての大きな器、その全てに魅了される人物でもありました。そんな先生の教えを今も心に強く影響を受けながら日々の設計をしています。
御所も勿論ですが代表作でもある世田谷美術館(1986年)も素晴らしい建築です。数年前の世田谷美術館の写真です。また行きたくなりました。


















