ヨーロッパ建築巡礼記 改 デザインで豊かな生活を -159ページ目

竣工写真納品

ヨーロッパ建築巡礼記 改 クニヤス建築設計

美容室の竣工写真が仕上がってきました。この美容室は築25年の一般住宅を美容室に用途変更したリノベーションです。実は床も壁も天井も窓も柱も全て既存の状態をそのまま利用してデザインしました。既存を受け入れることでデザインしないにも関わらず新しい空間をつくることを目指したプロジェクトです。

元々の住居の1階部分にはLDKと和室、洗面、浴室、トイレといった一般的なごくごく普通の間取りでした。この間取りから間仕切り壁だけを解体し現れた既存の柱と筋交い(斜めの部材)だけを現したワンルームにしました。この不自由なワンルーム空間に適切な機能を配置することで必然的な場の設定をデザインしました。

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正式なオープンは4月からと決まりました。

解体着工

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昨年末に提案し、図面による打ち合わせを重ねた現場が着工。解体からスタートです。50坪をこえる事務所ビルの1階部分。完成は4月。楽しみな現場です。

家具取り付け

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飛騨高山から製作した家具を職人が取り付けに来てくれました。写真はTV台関係の取り付け風景です。左官仕上げなので家具を付けてから仕上げると綺麗に納まります。家具は空間の中でも直接触れる部分なのでとても大切な要素です。設計提案時より空間に合わせた大きさ、素材などオーダー家具として検討していくことが全体の質を高めてくれます。

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洗面も図面通りぴったり納まりました。見せ場でもある2700mmの洗面台です。2700というと通常キッチンの大きさです。カウンター下、鏡裏など収納量も抜群です。存在感がありますがエレガントな素材なので重くなく、いい雰囲気に仕上がりました。壁はタイル仕上げになります。

今年の卒業設計

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今年も卒業制作が終わりました。建築を学ぶ学生は正月休みもなく打ち込み仕上げる一番忙しい時期です。4年間の集大成として社会に対して自分の思う建築を提案します。写真は今年の研究室で卒業設計のエスキス指導をしていた学生の作品です。

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奈良県川上村で吉野杉の間伐をすることによって森の中に居場所を自分達で作り上げるというプロジェクトです。1/30の模型は環境の中での場の関係がよく分かります。リアリティーのあるスケールで実際に建設可能な空間イメージです。

今年の研究室活動も学部生の卒業設計、卒業論文、院生の修士設計、修士論文、ともに終了です。お疲れ様でした。

歴史の持続

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蔵の内部の床を張り替えるということで現在、床組み中。

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床材は30mmの杉板を使用します。通常の一般的な床材は合板の上に薄い木材を貼り付けた12mmフローリングが主流ですが、ここでは30mmの無垢材を使用します。3センチの厚さは断熱効果も優れ足触りもいいです。歴史を重ねているこの蔵には相応しい材料です。

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現在この蔵のすぐ隣に建設中の住宅とともに長く次代まで受け継いでいただければ嬉しいものです。