祝福の希望と約束 | 親と子の訓読家庭教会

親と子の訓読家庭教会

後天時代に於ける子女教育を考える

顕進様が祝福家庭に対して祝福の希望と約束について語られた内容を、個人のノートから紹介します。

「神様のみ旨は、すべての人類の救いであることを理解しなければなりません。したがって、私の父の本来の使命は普遍的な救いをもたらすことでした。このようなパラダイムは今の時代に特有のものです。過去の時代には、宗教の伝統といえば、唯一の救いの道はその宗派の教えと伝統に従うことだというものでした。父の考えは全くそれと違っていました。父は、今の時代は、選ばれた少数者だけでなく、すべての人類のための救いの時代となるべきだと認識してい
たのです。祝福運動が代表しなければならないのは、まさにこのような内容です。祝福運動は、普遍的な救いという神様のみ旨を果たすための手段なのです。

祝福の理想を通しての普遍的な救いという概念は、すべての人の生命には無限の価値があることを意味しています。祝福を通して一人一人に、自分の人生の価値と目的を最大限に有意義なものにする機会が与えられるのです。祝福は、私たちをサタンの奴隷としている自己中心性の束縛を破って、すべての人が神様の理想を実現するための扉を開くものです。しかし、たとえその扉がすべての人に開放されているとしても、自分が神様の成熟した息子娘になり、神様の
理想を実体化するかどうかは、その人次第です。神様に侍る家庭は、真実、正義、善といった神様の性質を反映すべきです。ですから、一人一人の責任分担がとても重要になります。 

神様に侍る祝福家庭は、神様に繋がって本当に祝福を受けることでしょう。その祝福は単に条件的なものではなく、現実的なものです。そこでは、家族の現実世界での信仰と生活が、葛藤なく自然な調和により発展するようになり、そういう家庭は、理想世界の基本的な単位となります。彼らの内外両面の自己が、絶対的に神様の方向と一致するようになるでしょう。このような家庭は、「個人として成熟し、善の子女を繁殖し、万物を主管せよ」という三大祝福を受ける器となるでしょう。 

この祝福による普遍的な救いという理想は驚くべきものです。すべての主要な信仰的伝統の基盤となっている普遍的な原則と価値を通して、祝福はすべての人類に、神様を中心とした理想的な家庭を築く真の息子娘になれるという希望を与えます。どのような信仰的伝統に属する人でもこの内容を聞けば共鳴することができるでしょう。そうなれば、3世代も経ずに、人々にとって最も重要なアイデンティティは、もはや人種、国籍、宗教などではなく、自分自身が神様の真の息子娘であるという事実、そして、神様に侍る家庭という創造本然の目的を果たしつつあるという事実となるでしょう。」