家庭連合副会長就任式の真のお父様のみ言 | 親と子の訓読家庭教会

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後天時代に於ける子女教育を考える

1998年7月19日に行われた、文顕進様の世界平和統一家庭連合世界副会長就任式の時に真のお父様が語られたみ言を紹介します。
 
 
「今日このような集まりをもつようになったことは、統一教会の歴史において、または先生の一生において、はじめての記念の日だと考えます。のみならず、神様の願いがあったとしたら、この日があるということをどれほど待ちわびてこられたか考えるとき、私の心から深く感謝を天の前に捧げます。
 
アダム家庭において、神様が1代であればアダムが2代であり、アダムの息子娘たちは3代でありますが、3代をみることができなかったことが堕落なのです。3代の歴史をもう一度起こすためのものが救援摂理と復帰摂理の完成であると考えるとき、この3代を中心として天の公的な責任を任命するということは天宙的な事件であると考えます。
 
3代まではこれが救援摂理の蕩減が終わっていなかったので、いずれにせよ、顕進君も世界平和家庭連合の副会長という責任を負い、まだ蕩減の道を行かなければならない道が残っているため、私たちの願いはこの蕩減を3代を過ぎて、第4次アダム圏解放時代である地上天上天国をその結論とし、それをやり遂げて前進していることを皆さんはよく知らなければなりません。
 
この時代において私たちは、成約時代が到来したことを宣言しました。旧約とは何かというと、約束を果たさずに失敗したために、昔の約束をすべて探し出すための始まりを意味するのが旧約ということであり、成約は、その約束を果たそうとするためにメシアが来て果たさなければならないその基本家庭単位を言うのです。そのような家庭単位がなされなかったので、再臨という言葉を中心として、世界的な舞台において世界平和を、世界地上天国を受け継ぐことができる世界統一圏に向かって行くにおいて、家庭的完成を世界的に編成し、終わらせるべき再臨時代があるということを、この時代を私たちが言う「成約時代」だと言うのです。
 
成約とは、約束を成就するということですが、どういうことかというと、神様の天国を建てて天国建設を祝賀することではなく、神様がいちばん祝賀され、迎えられなかった神様を中心として、息子娘を中心として、神様の創造理想を願う家庭完成を祝賀する日を待っていたのであり、始まりであったという事実を皆さん知らなければなりません。
 
私たち成約時代を宣布しながら、ジャルディン宣言をしました。絶対信仰、絶対愛、絶対服従を経なければ、このような完成の家庭をなすことができないという宣言でした。神様の理想で願うことは、絶対信仰の上の家庭、絶対愛の上の家庭、絶対服従する理想の上に成立された完成された家庭を願ったことを、皆さんは知らなければなません。
 
そのような日を願っていた神様は、アダム・エバの堕落によってどれだけ悲しかったかを考えれば、アダム・エバは万代、億万代独子であったということを皆さんは知らなければなりません。7代のひとり子ではない、千代万代のひとり子でもなく、永遠のひとり子ひとり娘だった。そのひとり子ひとり娘を失って失って、追い出して、生きたものを死のところに追い出さなければならない神様の痛い心情がどれだけ大きかったのかを皆さん考えなければなりません。
 
死んでもいない、生きているものを、死の場に追い出すというその悲しみ。ですので、神様の立場は悲しい苦痛の王の立場であり、悲しみの王の立場だったということです。人間が想像できないそのような立場にいたということを私たちは知らなければなりません。
 
ですから統一教会が出てくることによって、このような神様の心を超えて、完成された成約時代を成すためには、このようなすべての悲しみの道を全体に責任を負って解放して差し上げなければならないということを、皆さんは知らなければなりません。

それで神様があらわれる家庭にいて真の孝子、真の孝女、神の国はありませんでしたが、神の国があらわれるときには、真の忠臣、神様の世界の真の聖人、真の聖子の道理を立てられる、伝統の責任を背負って来られる方がメシアの使命であり、完成された成約時代を成していかなければならない真の父母様の使命であったということを皆さんは知らなければなりません。」
 
「世界平和統一家庭連合の副会長に任命しているが、その副会長という立場が簡単な立場ではないよ。供え物だ。生きた供え物。供え物の立場だよ、供え物の立場。ありがたいことは、お父様が生きているときに今の世界を浄化させて、成約時代を発表することができる時代が来た、ということです。統一教会で家庭的な迫害がない時代が来たのです。
 
イエス様は30歳から家庭を成し出発しようという目的を果たせませんでした。今、世界全体の家庭が祝福を受けて国を超え、世界に行くことができる祝福の環境を開拓した後に、30歳にならない顕進をこのように、副会長として立てることは、父母としては、私としてはうれしく思ったということです。これがうれしいことです。<拍手> 
 
堕落した後孫たちの中において、堕落した人々を中心として最後のページ、蕩減復帰という最後のページ、サタンの血統を断絶して、きれいに清算したあとに天の直系の子女が家庭を中心として第4次アダムの勝利圏をこのように受け取ることができるバトンの出発が始まったという事実は驚くべきだと皆さんは知らなければなりません。
 
祝福家庭は、この顕進、息子娘ということだよ。祝福4世。(4代ではないですか?)4次アダム、その家庭を通して堕落圏を超え最後の清算もすべてやっておいて、その家庭が一つになって神様が1代、アダムが2代、3代全部が堕落限界線を越えて、4次アダム圏蕩減開放時代に、天国時代に移ることができる境界線だということが驚くべきことです。」
 
 
解説:1993年に真のお父様は既に「成約元年」を宣布されますが、その後1994年「家庭盟誓」の発表、1995年サンパウロ宣言(子女責任分担時代)、1996年の世界平和統一家庭連合創設と準備されながら、1997年に第4次アダム圏時代を出発して、ついに1998年に顕進様を立て、3代が縦的に立ち、上記のみ言にあるように実体的に「第四次アダム圏蕩減解放時代」に移ることを宣布されました。この後、摂理の最終機関と言える2005年の天宙平和連合の創設と顕進様の世界共同議長就任式へと続いていきます。