顕進様のご祈祷 - 真のお父様聖和追慕式(2) | 親と子の訓読家庭教会

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後天時代に於ける子女教育を考える

2016年8月19日、第四回真のお父様聖和追慕記念式において、顕進様が捧げられた御祈祷を個人のノートから紹介しています。

 
お父様、今日私たちは、この日を記念してあなたの前に立ちながら、私たちの真のお父様の偉大な業績と勝利に対する多大な感謝の思いを感ずると同時に、お父様の胸中だけでなく万民の胸中に抱かれたすべての希望と期待、そしてお父様の今の時代における願いとみ旨を、私たちの真のお父様が命をかけて成し遂げようとされた時間圏内において果たすことができなかったという事実の前に、後悔と悲しみを禁ずることができません。
 
お父様、今年は真のお父様が聖和され、永遠なる霊の世界に逝かれてから4年目となります。今年はまた第二次7年路程の始まりであり、あなたの摂理に対する責任と希望が、真のお父様の家庭の次世代へと伝授され移行してゆく時でもあります。お父様、今日私はあなたの前に、あなたの息子娘たち、真の父母様の直系の子女たちと養子養女たちを、ここに集めました。
 
お父様、真のお父様が生涯求めてこられた願いと希望は、決して忘れられてはおりません。それはここに、あなたの前に集まりこの日を追慕し讃えようと立っている息子娘たちの心の奥底の動機となり、私たちの心の中に強く脈を打っています。親の生命とレガシーと希望は、まさに血統を通じて生き続けるからです。真のお父様は、霊界におられるとしても、地上世界に生きる私たちが真のお父様の生涯の延長となり、お父様、あなたと全人類に対して、その約束を実現する者となって参ります。
 
お父様、あなたに何度も何度も祈ってきましたが、いつか必ず、あなたが喜ばれ、真のお父様が喜ばれ、すべての人類が喜ぶことのできる日、あなたの実体的な主権を中心とした新しい天宙的王国の基盤が立つ日が来なければなりません。お父様、あなたを中心とする新しい王国の栄光を全世界に表わすことのできる歓喜の日がくるでしょう。
 
お父様、どうか私の家族の一人一人と共にあって導いてください、お父様。私の家族はあなたの摂理の中であまりにも重要な立場に立っています。アダムの家庭の失敗を復帰しなければならないのがこの真の家庭だからです。お父様が既に語られた責任、すなわちお父様のみ旨を実現するためにお父様が立てられた中心人物たちが果たさなければならない責任は、復帰摂理歴史の過程を通じて何一つ変わっていません。あなたの目の前で、そしてすべての被造物の目の前でアダムとエバが犯した失敗は、変わっていません。お父様、そしてそれらの誤りを正す解決法も変わっていません。
 
今や、それらの責任が全うされ、理想家庭の正しい先例が立てられ、丘の上の光として、堕落したすべての家庭がそこに集まることのできる灯台として、万民の希望として現れなければならないという、摂理歴史におけるもっとも重大で天宙的な時代を迎えているのです。お父様、どうか、どうか真の愛と為に生きるというあなたの本性から生じる偉大さと権威によって彼らを導いてください。
 
高く高貴になるためには、まず進んで最低の場所に行かなければならないと、真のお父様が何度強調されたことでしょうか。偉大なことを成し遂げるには必ず謙虚にならなければならず、権威を持つには、喜んで為に生き、あなたの摂理の祭壇の前に喜んで自分を犠牲にすることができなければなりません。
 
お父様、あなたの心情についてだけでなく、あなたの摂理やすべてのものを支配する永遠の原則について誤った理解をしている人々をどうか導いてくださり、真の息子娘になるためには、自分たちの野心ではなく、あなたのみ旨と一つにならなければならないのであり、より大きな善のために自分自身を否定しようとする内なる謙虚さを求めなければならないということを理解できるようにしてください。まさにその点こそが、あなたが介入して導いてくださるようになる出発点であるからです。
 
お父様、特に今の時点において、統一運動全体の騒動、そして真のお父様の家族の中での混乱した状況を理解するときに、どうかお父様が導いてくださるように祈ります。特に私は、真のお父様に対し、また既に霊界に行った私の家族、祝福家庭そしてすべての善霊に対し、彼らがどうか降りてきてこのような混乱の中にある人々を導いてくださるように祈ります。

お父様、どうか彼ら一人一人の心の中をあなたの真理の光で照らしてください。そうして今年のテーマである「贖罪」が実現され、私たちの運動が、この第二次7年路程の始めに、一つになって新しく出発し、もう一度あなたの摂理と方向を一つにして、今日私たちがここで追慕している私たちの真のお父様の生涯を鼓舞してきた目標と約束を実現することができますように。お父様、この摂理の中心がお父様であることをどうか私たちが決して忘れないようにしてください。
 
お父様、あなたと真のお父様を慰労して差し上げたい思いで、私と、あなたの前に立ったこれらの息子娘たちは、あなたの祝福と恩恵の中で、この混乱のすべてを終わらせるために私たちの全力を尽くすことをお誓いいたします。そしてあなたの大義のために戦い、あなたの息子娘だと自称している人々の眠っている心を目覚めさせ、その真の意味を理解できるようにいたします。

そして真の父母様が定着することができ、真の家庭が定着することができるようにし、私たちの運動が再び共通の目標と大義を取り戻し、あなたの地上の主権基盤を立てるために摂理を驀進させるようにいたします。以上のすべてをあなたの前にお誓いいたします。この祈りを捧げる機会をくださったことを感謝いたします。私の名前、あなたの長子であり、あなたの真の家庭の一員、文顯進の名で報告いたします。アージュ。アージュ。アージュ。」 (米国ワシントン州、シアトルにて)