顕進様の四つの基本質問、その四 (5) | 親と子の訓読家庭教会

親と子の訓読家庭教会

後天時代に於ける子女教育を考える

                        祝福家庭の責任とは何か?
 
私が立派な家庭を称賛するのは何故かというと、その結果がどういう姿になるのか、各家庭が明らかに知るべきだからです。皆さんは彼らを見ながらそのようになる為に努力することができます。そこからコミュニティーが一つになることができます。困難を経験する家庭もあり、そうでない家庭もあるでしょう。皆さんは 「子女教育の為に何をしていますか」と質問すればいいのです。答えが分かっても分からなくても、それは先例を立てることになるでしょう。
 
再度繰り返しますが、祝福家庭は4つの根本質問に帰らなければなりません。「祝福家庭として私の責任が何か」が最後の質問です。私は二世ほど怠け者で特権意識を持った人々を見たことがありません。私は自分の成長期において、自分はお父様の息子でしたが、自分を外の世界の人々と比べながら、「彼らにできるなら私にもできる。彼らが克服できるなら私も克服できる」と思いました。
 
私が謙遜について話したことを忘れないで下さい。私は二世に対し彼らが特別だという考えを持つように育てることは間違いだということを悟りました。子女を立派な人にしたければ、そのように育ててはなりません。彼らに「特別になる為には資格を勝ち取らなければならない」ということを悟らせなければなりません。お父様が訓読会を強調された理由の一つは、祝福家庭が解釈なしにお父様のみ言に直接に接することができるようにする為です。組織的観点からお父様がされたことは、責任の所在を祝福家庭レベルにまで下ろすことでした。
 
天の父がどうして家庭の中心になることができますか。そうなる方法は神様の摂理をその家庭の関心の中心とすることです。私たち一人一人は様々な面で貢献することができます。そのことを単に私が指導する責任者達の責任としてのみ見なさないで下さい。皆さんが祝福家庭なら皆さんも模範を示すべきです。祝福家庭が訓読家庭の単位を形成して地域社会の人々に証しすれば、祝福家庭は自分の信仰に対して主人意識を持つようになるでしょう。
 
彼らの信仰と責任に対する明瞭性はもっと重要になるでしょう。古典的な福音主義の教会モデルは無意味になります。各自が牧者になり自分の群れをなす責任を負うようになるでしょう。そしてその内容をもっと大きい地域や私達の団体につなげていくことができます。そうすると、より大きな責任を負うようになるのですが、これを契機に神様が皆さんの人生において中心になることができ、神様の摂理がその家庭の使命になります。皆さんは自分の氏族を復帰する氏族メシヤにならなければなりません。
 
皆さんがそうできれば、皆さんにできることは無制限です。しかし皆さんは神様を皆さんの家庭の中心に侍らなければなりません。それは一生涯の使命にならなければなりません。皆さんは霊界に行くまで証を立て続けなければなりません。そうすれば皆さんは意味と目的のある人生を生きるようになるでしょう。(2015年11月22日、シアトル)
 
以上個人のノートから