顕進様の四つの基本質問、その四 (3) | 親と子の訓読家庭教会

親と子の訓読家庭教会

後天時代に於ける子女教育を考える

祝福家庭の責任とは何か?
 
 
私たちの運動に起こってきたことを考える時、これは単にサタンの業であるというだけでなく、まさに祝福家庭の現実の反映であるということに気づかなければなりません。ここで羊とヤギの分離が起こります。その決定は神様がするのではなく、皆さんがするのです。後天時代に入り、皆さんには神様の本質、善、恩恵を反映した代表的息子娘になるという責任があるのです。ですから真に成熟した人であれば、それはもはや自分に関することであることを自覚できるのです。それゆえ彼らには自ずと謙遜と感謝が出てくるのです。(8/30/2015、シアトル)

なぜ訓読会が重要なのでしょうか?訓読することが、私たちが理想的な人間となれるように導くものとならなければなりません。訓読のための訓読ではいけません。自分の生活の中で神様のみ旨を実現していけるような神様の対象へと真に生まれ変わるために役立たなければなりません。お父様が教えられた全ての内容とお父様のなされた全ての努力の目的は皆さんを生まれ変わらせることにより皆さんが新しい人生を生きることができるようにすることでした。これは地上に実体の天国を作るという概念につながります。皆さんは、神様が人類に対して抱いておられた理想を代表しなければなりません。それが皆さんの義務であり責任です。そういう文脈の中でお父様の平和のメッセージの5番を訓読してもらいたいと思います。お父様は、天国の市民になるとはどういうことなのかについてのパラダイムを設定しておられます。
 
まず最初の条件として、神様が皆さんと共に歩まれ、皆さんの人生において皆さんを通して働かれなければなりません。そうするためには、皆さん自身の個人的な努力が必要です。多くの祝福家庭が、祝福という儀式を通過したにも関わらずあまりうまくいっていない理由は、神様がその家庭の中心になっていないからです。神様がその家族一人ひとりの中心になっていないからです。それでどうして成熟した人格を持ち、善の子女を繁殖できるでしょうか。しかし、現在の混乱の中にある教会の指導者たちの状態を考えれば、驚くことではありません。これは天宙的葛藤です。ここが境界点です。いったんそのレガシーを失えば、真の家庭の定着を失い、神様の主権の定着も失われます。たとえ、そういうことを信じたくない無知なメンバーであっても、もしも信じてみて、どうしようもない人々によりハイジャックされたこの教会にしがみついている祝福家庭がいかに愚かであるかを考えたならば、自分たちがどれほどの悪事に加担したのであり、自分が何者であるのかがわかるでしょう。
 
真実に対し目をつぶり、正義に背を向けた祝福家庭の状態を考えてみてください。互いにその報いを受けているのです。祝福家庭とは本当にこんなものでよかったのでしょうか?私たちの運動は、天の父のみ旨と目的を成就するための運動であったはずです。それがお父様の人生だったのではないでしょうか。それが私が公的使命を受け入れた理由です。それは、天の父のことなのです。自分の実体を見た時に冷水を浴びるように感じるはずです。終わりは来ます。すべての傲慢な陰謀は、この傲慢な人々によって、うそと偽りを駆使することにより、自分達のビジョンを構築しようとしたのですが、天がそれを許可することはないでしょう。神様の権威を継承している人が立ち上がるでしょう。祝福家庭が本当に祝福家庭でありたいと願い、天の祝福を継承することを願わなければなりません。そうでない場合は、もはや祝福家庭ではなく、自分にふさわしいと思うものを引き継ぐのみです。
 
それでは訓読会の背後にある意味は何でしょうか?皆さんはこれらの訓読会で教えられている真理を体現した人になることを目指すべきです。生きた証人となるべきであり、それこそが最高の伝道です。祝福について証をするのは、祝福家庭がこうした祝福の理想の通りに生きることができるようにするためです。そうすれば、誰もが祝福を受けたいと思うようになるでしょう。家庭平和協会の根本的な使命は、その根本的なメッセージを考えるなら、それは人々が超えることのできなかった壁を突破することです。「私の家庭は、神様が住むことのできる家庭です」ということが最後に残るでしょう。訓読会は、私たちの継続的な成熟と成長のために重要です。それは、聖餐のようなものです。それが訓読会の背後にある意味です。それはたんに感動して気持ちが高揚するだけのものであってはなりません。もちろんはじめはそのように感じたとしても、それが内面化され、体得されることにより自分がその理想の体現者となることが重要です。(9/13/2015、シアトル)
 
以上個人のノートから