顕進様の四つの基本質問、その三 (1) | 親と子の訓読家庭教会

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後天時代に於ける子女教育を考える

             真の父母と真の家庭の顕現は何を意味するのか?


「真の家庭がなぜ重要なのですか?それは真の家庭が神様の血統を実体化するためです。真の家庭がなければ、命の木は形成されることはなかったでしょう。血統を確立しないまま、私達はそれを国家的レベルで拡張したとして、主権を立てることができると思いますか?真の父母様の理想を実体化する統一家の真の根は真の家庭です。真の家庭なくして真の父母様はありえず、真の愛、真の生命、真の血統もありません。また、それがなければ、神様の主権の実体的統治や理想世界もありえません。

真の父母様と真の家庭の出現が意味するところは神様の復帰摂理の完成であり、真の父母の家庭に対する再創造の始まりです。神様の王国の構造の中心は三大王権の理想です。それは、神様は家庭の三代の中だけに本当に定着することができるということです。祖父母は神様や祖先を表し、神様と父母から二種類の愛を受ける3世が完璧なモデル家庭を完成するのです。家庭に祖父母が存在せず、二世代のみが存在すれば、愛は完全に開くことができず、父母と子女の愛が世代を継承し、学ぶことができないのです。私達統一家の根は教会ではなく、真の家庭です。祝福家庭は養子養女として、真の家庭の拡大された食口です。

真の家庭の創造は、お父様のみ言の主なテーマです。真の家庭は神様の理想と実体的み旨を表す生命の木です。人間が作るどんな機関もこれに代わることはできません。真の家庭は私達の信仰と生活の根であり本質です。神様が作りたかった部族、国家、世界は、先祖家庭である真の家庭からです。血統転換は、四位基台発現の実体的表象である真の家庭の創造なしには不可能です。原理によれば、四位基台は神様の愛が伝えられる基台であり、神様が最終的に安息されるところです。真の家庭の各構成員は、自分の責任を遂行しなければならず、これを条件に再臨主の使命が成就されるのです。

私達統一家の99.99パーセントは真のお父様によって作られました。しかし、真のお父様は子女を産むことができません。それは真のお母様の使命でした。土のない種は実を結ぶことができません。特に私達の統一家では、男性と女性の役割を正しく理解しなければなりません。主権の概念は父方の種と連結されています。堕落した主権の中でも、皇太子や長子を認めました。家庭には、種を運ぶ父方にそって世代を連結する権限を持つ3つの位置があります。

私達は、息子一人だけ認めるではなく、父親まで認めなければなりません。垂直の神様が、各祝福家庭が形成しなければならない三位一体の中心です。水平の神様である真の父母様が『先祖三位一体』であり。それは真の父母様が崇拝されるという意味ではなく、無数の孫の家庭を生み、愛を受けるということを意味します。

一部の統一教神学者による現在の発想は、創造原理を歪曲し、真の父母様と真の家庭の出現だけでなくメシヤの使命に対する意味を混乱させる深刻な結果をもたらしています。偉大な宗教的伝統では、すべての男性が救世主であると話します。主要な宗教の創始者の中に女性はいませんでした。種がなければアイデンティティを持つことができないということが根本的な原理であるからです。この原理は、アダムからエバを創造した比喩にも表れています。神様がアダムのところにエバを連れて来て、アダムが女性に名前をつけました。女性の目的は、男性の補助者となることにより、特性が事前に決定されます。

子女は父親のアイデンティティを継ぎます。なぜなら、男性がアイデンティティの源である種を伝授するからです。私は父母様の愛の結実ですが、私のアイデンティティの源は、父親の種から来るのです。長子は父親を表し、父親の種を継ぎます。これが長子の位置が重要な理由の一つであり、神様がアダム家庭でなそうとされたことでした。王、父親、長子は復帰される位置の中で最も重要な3つの位置なのです。」(シアトル、2014年1月1日) 

 以上、個人のノートから