太櫓岳(せたな町)ー2024.2.12 | 道北ヤブ山日記

太櫓岳(せたな町)ー2024.2.12

太櫓岳(せたな町)ー2024.2.12 (単独)

 

遠征3日目は遊楽部山塊の太櫓岳へ。

 

遊楽部山塊の中で、太櫓岳は道道からも近く、比較的登り易い山の部類だろう。

ルートは峠から尾根を辿るのか、或いは太櫓川沿いの林道を使うのか・・・・すべては駐車スペース次第である。

 

道道42号線のヘアピンカーブの先で一か所だけの駐車スペース発見。

ルートは△449を乗越し、」せたなと八雲の境界線に合流してから、稜線上を辿ることに決定。

 

小沢から植林地を登り返し、△449m/点名・八雲越を越えて行く。

稜線は小さくアップダウンしながら東進、南進を繰り返す。

面倒と言えば面倒な尾根であるが、過去に道北の稜線歩きで慣れた身としては、さほど苦にならず。

 

太櫓岳自体の尾根も割合複雑に見える。

ダラダラ歩きもようやく落ち着き、Co530で登りらしくなった。

 

振り返って眺める複雑尾根と、遠くせたなの山々。

 

地形図からスキー不向きと読み解いていたが、スキーに適した斜面が続いた。

自分の読みはまだまだ甘いということか。

 

太櫓川からの顕著な尾根が右手から3本ほど合流する。

最後に左手からの尾根が合流すると1000m台地となる。

 

大きく開けた台地は、冬の装い。山頂までは一登りを残すだけ。

 

太櫓岳山頂から正面に見える遊楽部の山並みが美しい。

遊楽部までの周回は切れている部分もあり、スキーでは難儀するシーンもありそうだ。

残雪期のツボ歩きが適していよう。

 

北の山並み。

山頂からの展望は抜群に良い。

 

南望。

懐かしいペンケ岳、そしてトンガリの岩子岳

遠くには前日登った砂蘭部岳の平坦な山塊が霞んで見えていた。

 

山頂からは傷の無い斜面にトレースを刻んで滑る。
 

途中の支尾根から太櫓川に下るルートも思い浮かんだが、悩んだ挙句に往路を忠実に引き返す。

登り返しとなるCo460まではあっという間に滑り降りた。

それからのグダグダ尾根もウロコ性能をいかんなく発揮し、シールを装着することなく車まで。

 

ルートはこんな感じ。

 

午前のうちに下山したが、二山目を欲張ることなく終了とする。

連戦中は無理は禁物。もう若くはない(笑)