1926年の探検隊に同行したW・Aトマス博士は、こうしています。「イヌイットの日常の食生活はほとんどが肉と魚で、それを生で食べるのが特徴である。



 成人142人(40歳~60歳)の腎臓と心臓血管の病気を調べたが以上のあるものはいなかった。・・・彼らの生活条件の中で特異なことといえば肉食にもかかわらず、腎臓病や心臓血管病(動脈硬化のこと)の傾向がまるで見られないことだ。



 ところが、その後、カナダ北部に住むイヌイットの生活を調べたI・Wラビノウイッチ博士によると、昔ながらの原始的な生活をやめ、白人の生活様式・食スタイルを取り入れるようになったころから、彼らにいろいろな病気が、始まりだいたのです。



アザラシの肉や魚ばかり食べていたころより、精選された穀物や野菜を食べ、よりバランスがいいと思える食事にしたら、動脈硬化や高血圧が顕著に増えてしまったという事実。いかに生食が大切なのかここからも、解ってもらえることと思います。



野菜さえしっかりとれていれば、肉食すら問題はない。

 野生動物が、人間のかかるような心筋梗塞や動脈硬化などの病気になったという話を聞いたことがありますか?実はこのような病気になる顔は、人間や人間がかかわっている動物であるペット、家畜、動物園の動物だけです。



 その理由はどこにあるのでしょう。もうお分かりですね。そう、酵素です。野生のライオンやトラが肉食なのに、健康でいられるのはなぜでしょう。



 肉の食べすぎが動脈硬化を促進し、心臓病などのの大きな原因になるといわれていますが、それなら肉ばかり食べている野生のライオンにも心筋症や心筋梗塞などがあってもおかしくありません。けれど、ない。



 それは食事の初めに酵素を食べているからです。彼らのエサは、草食動物ですが、草食動物の腸には消化酵素のたっぷり入った草が入っています。



 そこから食べ、その後に肉を食べるのです。つまり間食的な草食なのです。もちろん肉も加熱もしておりませんから、消化酵素が含まれています。ちなみに、北海道で、野生のクマがサケを捕獲して食べる時も、やはり身(肉)を食べる前に腸を食べるそうです。

 最近は自然回帰ブームも手伝って、再び母乳が見直されていますが、免疫力の側面から見ても、やはり人口のミルクは母乳にかないません。



 アレルギー疾患を減らし、免疫物質が気道感染や腸炎、髄膜炎などを予防するといった効果が報告されていますし、母乳で育った子は将来、メタボリック症候群になりにくいとするデータもあります。



 うまれて、すぐ母親の持つ多くの細菌にさらされても、母親にはその母親自身の持つ抗体が含まれているので、母乳を飲んでいれば免疫力が付き、病気にかからないともいはれております。



 また赤ちゃんは唾液に含まれるアミラーゼという酵素が少なく、膵臓での消化液分泌は不十分です。早くからミルクで育てると、消化や吸収のための酵素を自力で生産しなくてはならず、膵臓などの臓器に負担をかけますが、母乳にはたっぷりの酵素が含まれているので、酵素不足の心配もありません。



 さらに、酵素が赤ちゃん生死を分けたというけんきゅもあります。アメリカのラッシュ医大のグル―リー、サンフォード、ヘロンの3人の生まれた直後から9か月までの2万61人赤ちゃんで、母乳と殺菌した牛乳を飲ませた場合の違いを比較しました。



 病気になった赤ちゃんは、母乳だけの子が37.4%%、母乳と牛乳併用の子が53,8%、牛乳だけの子は63.6%でした。      また









 原始的なイヌイットはどうでしょう。彼らは生野菜や果物を食べずとも、健康に暮らしていました。食べていたのは肉や魚なのです。なのに動物効果もなく健康そのものであるとことに注目した結果、彼らがよく食べる青魚、などに血流を良くするEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれていることが解って来ました。



 その後、それらを総称した「オメガ3系脂肪酸」が脚光を浴びましたが、彼らの健康の秘訣はそれだけではありませんでした。ここでもまた、酵素だったのです。「イヌイット」はもともと「エスキモー」と呼ばれていました。



 このエスキモーというのは、元はアメリカインデアンの言葉で「生肉を食べる人たち」を指します。現在は欧米的なライフスタイルが浸透し、食生活も変わってしまいましたが、伝統的な彼等の食事はアザラシの肉や皮、鳥などでした。



 それを、煮たり焼いたりせずに食べていたのです。貯蔵するにも雪のなかにうずめて冷凍し、それを部屋で解凍してから生のまま食べていたそうです。



 彼らの住んでいる場所は北極点近く、野菜や果物の栽培はほぼ不可能です。アザラシが食べた海藻が詰まった胃などは彼等にはサラダ替わりだったのかもしれませんが、いずれにせよ動物に偏った食生活であったことに間違いがありません。にもかかわらず、成人病はほとんどなかったのです。

ダイエットや健康増進を心がけている人々から 、酵素が体に良いと評判をとりました。

最近になり酵素に興味や関心を持ち始めた人なら、酵素が果たしてどんなものかと理解できていな
いという人もいるでしょう。

酵素の大切さを理解しないままだと、ダイエットや健康増進の願いをかなえられないかもしれません。
このことから、はじめに酵素とは何かを理解してから、自分が何を行うべきか確かめていくのが理想的
でしょう。

まず、酵素とは生きるために必要不可欠なもの、ということができます。酵素が足りなくなると生命活動に
支障をきたしますし、最悪なくなってしまうことになります。

一方、酵素が体の中にしっかりあるという人は、エネルギーに満ちた日々を過ごすことができるでしょう。
それから、命のあるものなら例外なく、酵素が存在するといっても事実です。

そして、酵素は私たちの生命活動の全てと深く関係している、かなり大切な存在ということができます。
筋肉、内臓、脳、血液というように様々な組織に酵素があり、生命活動を補助する役目を負っているのです。アンチエイジング、老化防止

例として、何かを口にしたときには、酵素は食べた物の消化を行います。この他、食べた物の栄養を取り
込む仕事も酵素が行っているのです。
当然、これらの他にも色々な生命活動と繋がりがあります。呼吸をしたり、心臓が動いたり、病気を回復
させたり、ケガを回復させたりというように、酵素の仕事はたくさんあるのです。