1926年の探検隊に同行したW・Aトマス博士は、こうしています。「イヌイットの日常の食生活はほとんどが肉と魚で、それを生で食べるのが特徴である。



 成人142人(40歳~60歳)の腎臓と心臓血管の病気を調べたが以上のあるものはいなかった。・・・彼らの生活条件の中で特異なことといえば肉食にもかかわらず、腎臓病や心臓血管病(動脈硬化のこと)の傾向がまるで見られないことだ。



 ところが、その後、カナダ北部に住むイヌイットの生活を調べたI・Wラビノウイッチ博士によると、昔ながらの原始的な生活をやめ、白人の生活様式・食スタイルを取り入れるようになったころから、彼らにいろいろな病気が、始まりだいたのです。



アザラシの肉や魚ばかり食べていたころより、精選された穀物や野菜を食べ、よりバランスがいいと思える食事にしたら、動脈硬化や高血圧が顕著に増えてしまったという事実。いかに生食が大切なのかここからも、解ってもらえることと思います。



野菜さえしっかりとれていれば、肉食すら問題はない。