くんたんの総評
不適切にもほどがある:
コンプライアンスが厳しい令和と緩い昭和 タイムスリップでの双方の比較も面白く 初めは
昭和優位かと思ったが 市郎(阿部サダヲ)始めそれぞれの時代を経験し変化 指摘に厳しい
令和に直接の反論は炎上のもと 敢えてミュージカルで訴えかける手法も良い
スパイ人事部:
全3話短編ドラマ 国防の為に世界中で活動するスパイの人事を担当する部署が舞台 スパイ
にも考えは様々 元スパイ:守田(堀夏喜)らが助言 活動の潤滑油の役目を果たす カッコ
いいスパイものはあるが 人事部視点での話 スパイもまた1人の人間と実感
ブラックガールズトーク:
OL:佳央梨(朝比奈奈央)と保育士:あや(関水渚)と奈緒(石井杏奈)のガールズトーク
どこかの業界や環境に必ず1人はいるであろう”あるある”の人物について語り合う 面白い
3人の生活や恋愛や夢など人生も描かれるので リアルティーもある
先生さようなら:
高校時代 恋をしたばかりに国語教師:由美子が退職 後に妻になるが 愛妻を亡くした
美術教師:田邑(渡辺翔太)が1人の女子高生に恋心 経験から新たな恋への葛藤 高校時代
の恋愛模様も描かれ二重に切なくなる 個人的には由美子が素敵過ぎる
リビングの松永さん:
ある理由でシャアハウス生活の高2:美己 保護者代行の同居人30歳:松永(中島健人)に
恋心 年上を意識した演技ではなく”若く見える”でいいのではと 女子高生との歳の差恋愛
禁断の恋と三角関係が軽く織り込まれ 同居人の大人の恋愛事情も描かれ 胸キュン満載
夫が社会的に抹殺する5つの方法2:
幼い息子の死をきっかけに母:美咲(高梨臨)の人生が一変 謎の協力者 次第に死の理由を
掴んだ美咲は復讐へ S1以上に相手が手強い 悪ぶれることもなく美咲への攻撃も 最終話
間近か ある人物の登場も復讐を止めるつもりもない美咲 達成感も結末が切ない
マイストロベリーフィルム:
ある教室で見つけた女子高生が映るフィルム 瓜二つの転校生ら男女4人がフィルムの女子
高生捜しと多様性のある高校生の恋愛模様と学生生活 最初から最後まで映像美と多感ながら
も穏やかに描かれるのでほっこりもするし 共感もできる
闇バイト家族:
人生どん底にいた颯斗(鈴鹿央士)ら5人が偽家族になって (視聴者は知る)正体も目的
も分からない指示役に従い不本意も闇バイト生活 次第に危険な目に遭うも本当の家族のよう
に絆が生まれる展開 指示役側の展開もあり ハラハラワクワク家族愛にもほっこり
厨房のありす:
ありす(門脇麦)のキャラもあり序盤からほのぼのでハートフルなドラマで始まるが 最終話
に向けまさかのミステリーの展開で面白さが増した メインキャスト含め 料理店の顧客にも
いろんな事情を抱えた人たち 多様性の恋愛事情も絡ませているのも見どころ
蜜と毒:
夫が不倫 その寂しさから妻:マチコ(入来茉里)も会社の後輩と不倫 だが 各々不倫相手
がヤバかった バレたくない不誠実と 別れて貰えない恐怖と 互いの裏切りへの葛藤と
不倫相手同士のタッグ 夫婦の絆を取り戻すも終らない恐怖からの結末が凄まじい