久しぶりに、薫風に会えたようで、しばし私の中には薫風が充満していました。
もう夏が終わって、秋に変わりつつあるのに「薫風」なんてね(笑)
この頃は、24時間、全力でサポートしていました。
写真を見ると、介護や看護の悲壮感を全く感じないので、不思議な気持ちになりました。
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薫風には夜鳴きもありましたし、歩く事が出来たので、徘徊もありました。
でも、寝ている状態から、自力では立ち上がれなかったので、
オシッコやウン○の時は、その素ぶりをいち早く感じて、立ち上がりのサポートをして、
薫風のストレスを軽くしてあげていました。
赤ちゃん用の紙パンツを、いつも履いてはいましたが、
用を足す時は、いつものスタイルでしようとしたので、偉かったなぁと思います。
この写真の記事は、こちらです。宜しかったら... ➡️ “ 薫風のしっぽ ” ⑩
実はこの角度からは見えませんが、頭部に大きな腫瘤があったのです。
小さな小さな老人性イボが、大きくなって、処置に負けて、
さらに大きく醜くなってしまい、腫瘤となりました。
18歳の高齢では、というか、15歳の時から、このイボを取りたくて、
病院を訪ね歩きましたが、どこも全身麻酔のリスクよりも、現状維持を勧められてしまいました。
可哀想で、諦めきれなくて、どうにかしてあげたくて、あらゆる試みをしては、調べる毎日でした。
消毒薬、ヴァセリン、ガーゼ、カット綿、包帯、紙テープなどの、
患部手当セットを手元に置いて、薫風の頭部と一日中闘っていたのです。
この写真は、患部も乾燥した方が良いのかしら?と思い、
煩わしい包帯から開放された、穏やかなひと時の薫風の姿です。
その後の事は、過去の記事にもありますが、全身麻酔で腫瘤を切除してもらいました。
手術で切除した後は、なんとまぁ、サポートの楽チンな事!と思ったものです。
1日に何回もガーゼと包帯を交換して、包帯がズレない工夫を考え続けて、
患部手当セットを買い足して、何とかならないのかなぁ?という悩みが、
私の手から一気に離れて行ったので、夜鳴きや徘徊があって睡眠不足でも、
サポート内容がパンツ作りや、介護食作りくらいしかないので、
薫風を抱っこしての、お散歩の時間を増やしたり、
施設にいる母の為に、車椅子に座っても足のスネが見えないズボンを、工夫して作ったり、
何だか余裕の時間が増えた事を、思い出しました。
悩んだり、大変に思っている事があったからこそ、それが解決した後は、
他のことは、些細な事に思えたのでしょうね。
いろいろな思いをして、考え方の角度を変えると、人生も変わるのかもしれませんね(苦笑)
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⬅️ ゴン君と一緒
➡️ 若い薫風のお腹の中には、風花丸がいます♡
薫風が私の中に入り込んできたけれど、ちゃんと思い出したので、
きっとまた、薫風はキツネの如く、お空を走り回っている事と思います♪
ゴン兄さん、いつもありがとうございます♪
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p.s.
幸穂さん、リブログしてくださって、ありがとうございます。
ゴン兄さんや幸穂さんに、記事を取り上げて頂いたお陰で、
新しいブログの方に出会えています。
ありがとうございます。
(ᵔᴥᵔ)