2月末のカーニバル辺りから体調を崩す人が増えています。
会社の他チームでは、
年次決算業務と新しい業務委託の引き継ぎが病欠と重なって(&オフィスの引っ越しも)大変そう
健康に出社している人は仕事過多でストレスいっぱい。。。でも、怪我や体調不良だったら仕方ないよね
1週間以上も休むなんてヒドイんだろうし
全く関わったことのない顧客の業務を手伝うことはできず、病欠の人の引っ越し準備だけお手伝いしました。
体調管理も仕事のうち!と言ってしまえばそれまでだけど、気をつけていても体調を崩すことはあるし、今の時代、体の不調だけが病気じゃないし
いろいろ大変なんだよ、きっと…
そんなことを思っていたら
上司たち(社長&チームリーダー・Iさん)の会話を聞いてしまいました。
(↑というか私が偶然その場にいたというか)
「体調不良の従業員が多すぎる!
病欠でどれだけ不利益になっているか、数字を示して従業員たちに強く言うべきかもしれない。
病欠でできなかった業務は、出社するようになったら残業して取り戻すのは当然だ」
とお怒りの社長。
それに対してIさんは
「病欠で業務時間が大幅に減っているのは事実だけれど、誰だって好きで体調不良になっているわけではないから…」
そうそう!Iさんの言う通り。
好きで寝込んでいるわけじゃないのに配慮に欠けてるよ。
体調万全じゃない病欠明けに、残業で無理させたらかわいそうじゃん
もちろんコレ↑は
公にされた会話じゃないから(あくまでも私がそこにいたから聞こえただけで)社長は本音をIさんにぶつけただけだとは分かっているけど
仕事に厳しい社長とはいえ、この発言はあんまりだ
と、家で旦那さんに話すと
「なんか社長、
妙なところで日本人っぽい考え方だね
日本だったら、まぁそうかもしれないけど、ドイツでそれはちょっとね。
病欠、実はうちもなんだよ…。病欠で1週間半も休まれちゃって、年次決算業務が進まない
しかもその同僚、
今週働いたら、来週からは有休なんだよ!それでまた業務が止まっちゃう
信じられないよ、こんなの」
と怒っているような呆れているような…
「有休のことを知った他の同僚、なんて言ったと思う」
と聞かれると
有休は有休だし、仕方なくない
「そうなんだよ!
他の同僚は『夢みたい』って、自分だけ腹を立てるのは意味がないと思った」
そうだよ~それが正しい反応
体調不良と有休は別物だもん。
というか、体調不良は予測できないことだから仕方ないんだよ。
だから旦那さんも、こんなものかーって諦めるしかないね
なんか私、
すっかりドイツ人的考え方に慣れたなぁ
日本人としては賛否両論だとは思うけれど、、、ドイツはコレで回っているんだから、せかせかせずに行けばいいんじゃないかなぁ。
と思いつつ、
自分が業務を回される方だったらそんなこと言っていられないんだろうけどな
仕事が忙しい1か月の間、
チームのみんなが健康でありますように
私がドイツに来てから今までの記録です。
ぜひご覧ください→『渡独後の足あと』