・国家資格キャリアコンサルタント
・Gallup認定ストレングスコーチ
・TRE(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー
・自我状態セラピー(パーツ心理学)セラピスト
皆川公美子です。
これまでにのべ7,000名ほどの方のご相談を伺ってきました。
今日もHSPさんを応援したりサポートしている方に向けての記事です。
あなたの周りには、日常のささいなことに深く心を動かされる方、
またはちょっとした刺激に強く反応してしまう方はいませんか?
そうした方々は「高感受性者(HSP)」かもしれません。
HSPの方々は病気ではありませんし、ましてや弱い者でもありません。
その人その人の強みを持っている人たちだけど、
人生の何かが原因で「生きづらさ」という神経パターンが生まれていて、
そのことを乗り越えようとしている方々です。
ここでは、そんなHSPの日常を少しでも楽にし、サポートするためのセルフケアプログラムをご紹介します。どうぞ網羅的なこの記事を参考に、ご自身でアレンジしてクライアントさんのためにお使いくださいね!
1. 空間整えサポート
- リラックスできる環境作りを手伝う:住空間でリラックスできる場所を作りましょう。
- 柔らかい照明、静かな音楽、心地よい香りのアロマディフューザーなどを取り入れるのもよし、穏やかな雰囲気はどうやったら作れるのか、それを話し合いながら進めていくのは
とても楽しい作業ですね。
- 自然とのふれあい:HSPには光合成が必要!というほど、自然のエネルギーが大事な方は多いです。
週末に公園へピクニックに行ったり、川縁を歩いたり、
そのなかで深呼吸をする、夕日を見る、植物を育てる活動をサポートするなど、
体感に訴える自然の摂取方法があるといいです。
自然の中でリラックスする時間を創造してあげましょう。
2. 日常ルーティンサポート
- 休息の重要性を教える:一緒に短い休憩を取りながら、小さなリラクゼーションの方法を共有して、彼らが自分で休息時間を取ることを奨励しましょう。
神経が擦り切れやすいお母さんのHSPさんには、15分でもひとりでカフェに行く時間を
どうやったら作れるか、真剣に話し合います。
それは「どうでもいい15分」ではなくて、命のエネルギーを左右するほどの
たいせつな時間です。
週に1度家事サービスを頼むことによって、人生がかわるほどよくなった!と言った人もいらっしゃいました。
- スケジュール管理を助ける:マルチタスクに疲弊するHSPさんは多いです。
忙しい日々の中で、どのスケジュールとどのスケジュールがバッティングしているときに
一番疲弊するのか、またはパニックになっちゃうのか、それをまず一緒に考えましょう。
余裕を持たせるスケジューリングはどうしたらいいのか、ミソはプレッシャーが少ないようにです。
3. ストレス管理のサポート
- リラクゼーション技術を共有する:深呼吸や瞑想のセッションを一緒に行うことで、これらのテクニックがどのように心と体に影響を与えるかを体験してもらいましょう。
アーロン博士は瞑想を進めています。
(ただ内的な感覚に意識を向けると不快感が出る方には向きません)
そして寝ろ!!です。
眠りの心地よさも、これまた人生を変えますね!
- 定期的な運動の励まし:軽いエクササイズを行い、運動の楽しさとそのストレス解消効果を感じてもらえることも大事です。
スポーツが得意なHSPさんもいますが、
室内で内的活動(本を読んだり絵を描いたり)が好きな方もいます。
普通はこのくらいは運動するよね、というのは人によってかなり違う感覚があります。
話してみてどのくらいの運動をしているか、または全くしていないか、
気持ちが向かないのか、好きだけどやる時間がないのか、確かめてみましょう。
4. 感情のサポート
- 日記をつける習慣もいい:ジャーナリングというのも流行りですが、自分の感じたことを整理せずにそのままアウトプットする習慣はとてもいいです。
内的な感覚に蓋をしがちなHSPですが、ジャーナリングなどをすると自分から解離して
がんばりすぎることを防ぎます。
そして自分の気持ちなどが可視化されることによってクリアな頭になる方も一定数います。自己理解ができると、ただ何かに巻き込まれてもやもやする感覚は減っていきます。
- クリエイティブな活動をオススメ:絵を描く、音楽を演奏するなど、創造的な活動を通じて感情を表現する方法を一緒に探り、支援していきましょう。
HSPさんにはインスピレーションや直感力にたけた人も多く、人よりはずれているとその感覚にふたをしている人もいます。
5. 社会的サポート
- サポートグループへの参加を促す:HSPといると30秒で話が通じる!と叫ぶwHSPさんにたくさん出会いました。
論理的なことじゃなく、感覚的に合うという状態は人を元気にします。
同じように感じる人たちとの交流が、彼らにとって非常に心強いサポートとなることを伝え、グループへの参加を手伝ってあげましょう。
ただ、「参加したけどマウントをとる人がいてつらかった」のような話も時に聞きます。
参加してもすぐにやめてもいいこと、自分の感覚に従って短い期間のかかわりでも
まったくかまわないことを納得してからがいいかもしれません。
- 専門家とのカウンセリング:発達性トラウマがある場合は、その神経パターンのせいで
人間関係に困難があることがあります。
皆川の専門分野はこの強みを妨げる発達性トラウマの部分ですが、この解除には
ある程度の熱量と向き合う勇気も必要です。
その人のタイミングで、
扱っていけるといいですね。
その後の人生が全然楽になりますし、仕事の成果があがります。
起業やフリーランスを視野に入れている人は、ぜったいにこの長期性のトラウマを
ケアしてからがいいです。理由はまた別の機会に。
- セルフケアプログラムを通じて、支援するHSPの方々が毎日をより豊かに、そして快適に過ごせるようになることを願っています。
あなたの優しさと理解が、彼らにとって大きな力となるでしょう。
今日もお読みくださりありがとうございます。
****************
本の使い方説明動画(約3分)⏩https://vimeo.com/811917526/d399abcfb8
◆取材していただき、この記事めっちゃくちゃわかりやすいです!
【自律神経とHSPの関係をとてもわかりやすくまとめてくださいました】
◆皆川のセッションは4種類です。まずは皆川と話してみたい、という方へ。
HSPさんのなんでも相談室 と 強みを活かして成果を出す相談室、そしてTRE(ボディワーク)です。
必要だなと思われたら、防衛反応解除のワークなども入れています。
◆HSPが持続可能なサステナワークを手に入れる【
こちらは自分の神経反応を変えて、ラクな働く人生へシフトしたい方向け。
転職や発信にどうしても怖さがでる、という方、
明るく心地よく進んでいきたい方、
もやもやしたり不安がでてくる神経パターンを自分で暖かく見つめ直す技術を身につけましょう。
親子の愛着や幼少期の違和感や疎外感、それらはパターンなのでかえることができます。
10-12期→開催中
・次回の先行案内はこちらから
・総合的な説明ページ・お申し込み
https://www.reservestock.jp/inquiry/81632
▼そういう個と。卒業生の体感、ご感想。
「人生がかわるきっかけになった。ゆっくり自分を知る」
------------------------------------
◆そういう個と。公式ライン
登録いただいた方へ
「HSPさんの3大強み簡易診断」
プレゼント中
noteでは「そういう個と。」にまつわることも発信しています。
https://note.com/souiucoto/n/
--------------------------------------
HSPご本人向け。おしゃべり裏チャンネル の stand. fmやってます。
ながら聞きができるので、車での往復やご飯作りのときに
お風呂のあとのリラックスタイムなどに聞いてくださっている方が多いです。