お久しぶりです!7,000名ほどに伴走してきて思うこと。皆様とこれからやっていきたいこと。 | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

・国家資格キャリアコンサルタント

・Gallup認定ストレングスコーチ

・TRE(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー 

・自我状態セラピスト(パーツ心理学)

皆川公美子です。

 

さて、こちらのブログをかなり長いこと留守にしてしまいました。

フォローをしてくださっている方には申し訳ございません。

 

今日はそのあいだに何をやっていたのか、

これからやっていこうとしていること、

について書かせてください。

 

 

 ここ最近8年くらいの歩みから

 

 

 

これまでにのべ7,000名ほどの方にかかわらせていただいてきました。

 

 2016〜7年にHSP概念と出会い、

2018年にポリヴェーガル理論(人間の身体と心のつながりの自律神経理論)と出会いました。

 

2019年から2022年までHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)メッセンジャー講座を主宰して、500名弱の方がたと時間をともにさせていただきました。

キャリアコンサルタントとして仕事の現場のお悩みや転職についての

個人の相談を伺いながら

強みを扱う専門家(Gallup認定ストレングスコーチ)として

活動していました。

けれども強みを知っても動けない、

不安やぐるぐる思考がじゃまして前に進めないという方が

現代には増えていることを疑問に思い、

ポリヴェーガル理論を足がかりに
トラウマ心理の学びに深く分け入っていき、セッションに応用する日々をすごしていました。

 

2019年から現在2024年にいたるまで、

臨床心理やドクターのみなさまと人間の生命防衛の機能を探求するセラピー研修の場に身を置かせていただきながら、

またトラウマや緊張を手放していくボディーワークの国際資格を取得しました。

『気にしなければいい』ができるようなら

苦労はしないわ!という方々が

最終的に本当にラクになれる方法は

なんなのか、が最後の疑問でした。

 

 

働く人が自分の心と身体の反応を扱って、強みに転じていくHSPさんのための「そういう個と。」プログラムを運営させていただき、

 

多くの方から「ぐるぐる思考から離れた、自分を好きになった、体調が劇的にかわった」などのご感想をいただきました。

現在12期のスタートを切ろうとしているところです。

 

 

 

自分自身の耐性領域を伸ばし→強みに転じるを目的にした方向けはnoteにて発信をしておりました。(ここで書きたいことは山ほどあるのですが、自分のおそれをなきものにするのは

身体の生存戦略に反するので解離を生みます。そうではなくて、自分の不安やおそれを

抱えられる体質になっていく、が吉です)

https://note.com/souiucoto/

 

 

 

 

 

 

 

 これまでの動機や今考えていること

 

 

わたしの幼少期からの疑問は

 

「この人は今なぜこういう行動にでたのだろう」

「予想とまるで答えがかえってきた、なぜなんだろう」

でした。

 

もう人生の癒しの部分は終えましたが、

この疑問が現在は人間探求のわたしの原点となっています。

 

今日ここではあまり深く触れませんが

機能不全家族と言われるような(大人になってから認識w)

エキセントリックすぎる父の大暴れと

愛着の問題が大きすぎる母のもとに育ったことがその直接の理由で、

人間の心がどうなっているのか、知りたい、というモチベーションが

わたしの生きる目的でした。

 

 

そんななかで

HSPさんという世界でもっとも感受性が高く神経処理が深い部族

(愛を込めてそのように呼びます)の多くのクライアントさんとの出会いがあり、

ポリヴェーガル理論と愛着理論を深く扱ってきたことで


身体と心はなんと深く、

シーソーのようにつながってバランスして動いているのか❣️ということに

魅了されました。

 

「健全な精神は健全な肉体に宿る」とはおばあちゃんからよく聞いた言葉でありましたが、

ほとんどの方はいまいちピンとこない言葉ではないでしょうか?

 

 

ビジネス界で最も重要概念となっている

 

「心理的安全性」は人がチームで機能し成果をあげるためのツールでありながら

さらに人間個人が、「生き物として」防衛しながら生きていく仕組みのうえに

載っているのだということを

深く理解しました。

それは毎日毎日のセッションのなかで

クライアントのみなさまから教えてもらったことでもあります。

 

 

やらなきゃいけないことはわかってる、でも動けない 

 

これが正しいって知ってる、でもなんかできない

 

時には

 

意味のわからない不安やざわざわが湧いてくる

 

 

これは誰にでもあることかなと思います。

 

 

わたしたちは、そんな「ねじれ」を普通にもって暮らしている複雑な生き物で。

それは肉体から湧いてくる感情で、過去のできごとを記憶している生きものとしての

人間の本質かもしれません。

 

 

 

 

 

わたしたちはこれまで、そんな「アタマの言うことを聞かない身体や感情」を忌み嫌い、

めんどくせーな!と雑に扱ってきだかもしれません。


 
クライアントさんにサービスを提供していらっしゃる方のなかには、

クライアントさんの歩が止まり、

 

「いいからごちゃごちゃ考えない!とにかく行動!」

と言わざるを得ない方も

いらっしゃるのではないでしょうか。^_^

 

 

人間の身体機能として

危険と安全を察知する機能(ニューロセプション=ポリヴェーガル理論創始者ポージェス博士による造語)が備わっていて

その機能が自律神経の作用を決定し

それによって

 

動けるときと

動けないとき

 

が決められている

 

としたらどうでしょう。

とても興味深くないですか?

 

ざわざわが起こるときと

起こらないとき

 

さっとできるときと

できないとき

 

人と接するのが楽しいときと

不安なとき

 

それは心の奥でさらに私たちを動かしている

自律神経の影響が大きい。
 
その人にとっての安全・安心は

わたしたちがコントロール下におくことができる

意思決定の脳ではなくて

「感受性の脳や身体信号」によって

牛耳られているという現実は

 

このストレス社会において

とても納得のいく答えではないでしょうか。
 
 

 

 

 これからのこと。コーチや対人支援家の方に

 

 

 

この、ポリヴェーガル理論はこれまで「メンタルヘルス」の業界の理論でした。

要するに治療が必要な方を支援する方たちのための研修であり

参加資格は厳しく制限されていることが多かった。

 

 

もともとこの理論の創始者であるポージェス博士は、心臓の拍動の研究家であり、

心理学者でも

心理の臨床家でもなく

日々拍動のゆらぎを研究している学者さんでした。

が、人間の死ぬかも!という状況においては

「シャットダウン」を起こして

身体が硬直して動けなくなるしくみを持っていることを

心臓の徐脈の研究から発見し

それを発表したところ、

世界中のトラウマ療法家が

 

「そうだったのか!」と飛びついたのが

現在にいたるメンタルヘルス業界の流れです。

 

アメリカではとくに、ベトナム戦争などから

帰還兵のメンタルがおかしくなって社会生活ができなくなることに対する

社会的な悩みがあったので

メンタルヘルス業界が発展しました。

 

なにか一度でも大きな事件や事故に巻き込まれた人は

いくら心理療法を施しても

普通の感覚に復帰するのが難しいという現実に

多くの人が絶望していたとき、

1994年にポージェス博士が新しい材料を世界に与えたと言っても

過言ではないと思います。

 

 

 

産業界における自律神経理論を

お伝えしていきたいな♡とずっと思っていました。

 

でもお伝えしていくべきかどうかを

この2年くらい悩んでいました。

 

現在の西洋医学主導の社会においては

身体の専門家と

心の専門家の領域は

ひとつの山ではなくて

完全にふたつの大きな山となっているようです。

 

身体の専門家は

心のことに口出しするのはわりとごハット

心の専門家は逆がごハットというのが

西欧ふうのルールです。
 
けれども東洋医学ははじめから

心身一如 

心身一元論をとなえていました。

身体が調整を崩すと

心も機嫌や平穏がなくなる。。

 

これは仕事をしていてもそうですよね!
 
夜疲れているときに考えたラブレターは

必ず朝見返すように!と言われるよに

元気じゃなかったときのアイデアはいまいち後ろ向きだったりしませんか?
そしてもっと健康状態が悪いと

やる気がわかない。w

 

 

 

 

じゃあ、やすめば いいじゃんか。

というのはベースにライフブロックがない人(自律神経の防衛反応がない人)の言い分で

人間はもうちょっと複雑です。

 

 

コーチや

対人支援の方にはこの心身連動のカラクリを

知っておいていただくと

とってもことがスムーズなので

このことをこれから書いていこうと思います。

 

 

 

 身体一如委員会みたいなのをやりたい!

 

お釈迦様に怒られたらどうしよう・・・というタイトルですが笑

 

世の中には身体と心が

完全に一体化していることを真摯に探求している方も

たくさんいらっしゃると思います。

 

わたしもTRE(トラウマ・テンションリリースエクササイズ)というセッション

提供しているなかで

心のブロックは完全に身体に根ざしているということを

毎回体験しています。(このことはまた書かせていただきます)

 

 

心身の連動について実例を持っている方に

インタビューしていくような機会を設けていこうかなと思っています。

楽しそうじゃないですか?

現在stand FM ラジオで1,000名強のフォロワーさんに番組をお届けしているのですが

対人支援者の方のためのチャンネルを設けようかどうか

迷っています。

 

どうしようかなあ?


なにかアイデアがあったらどうぞコメントやメッセージで教えてくださいませ!

 

 

ということで、今日は近況とともに

これからの活動について

考えていることを

少しお伝えしてみました。

 

 

身体のしくみと心の連動を知ると

不安なセッションが一切なくなります。

 

 

 

 

今日はお読みいただきありがとうございました!
 

 

 

 

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