HSPにやたらフリーランスを勧める風潮に物申す〜あきんどマインド | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

HSP/HSC専門 国家資格キャリアコンサルタント・ギャラップ認定ストレングスコーチの

皆川公美子です。

 

またちょっとご無沙汰しちゃいました。

お元気ですか?

私皆川は毎日セミナーやセッションをしつつ

NHK Eテレのアイラブミーのプロデューサーさんのラジオにお呼びいただいたり

1万人の従業員を抱える企業さんのHSP研修をさせていただいたり

毎日バタバタとしております。

 

昨日、著作の校了もありました。

 

お伝えしたいことは数々あれど

なかなかブログのあいだがあいてしまったり

失礼していますが

 

HSPは自分の神経を扱えるようになると

生きづらさから抜けて

思い切り活躍できる

 

ということをこれからもあらゆる方向からお伝えしていきたい!

と思っています。

 

 

 

さて、

今日のテーマは

HSPにやたらフリーランスを勧める風潮に物申す〜あきんどマインド


です。

最近 HSP に向けた記事で
フリーランスを過度におすすめする記事が多いような気がしています。

自由に時間を使えるとか

会社に行かないで好きな場所で仕事できるとかだけで
フリーランスをオススメするのはどうなんでしょうかね。。。

と思っている部分があり、

そこに対して物申してみようかな、と思います。



フリーランスになることを否定してるんじゃないんです。

でもフリーランスになるということはどういうことなのかっていうことを勧めるなら

一方でちゃんと実状もお伝えすべきだと思うんですよね。

フリーランス=個人事業主(または起業)ですよね。

この世界がどういうものなのかっていう本質を今日はお伝えしたいなと思っております。





まず、会社員からフリーランスになるということは自分が何かの専門性、
例えばデザイナーとかカウンセラーとかライフコーチング等々、その専門性と並列して

商人(あきんど)=ビジネスマンになる必要がある

ということがすごく抜け落ちてるなって思うんですね。

商人(あきんど)になるっていうとビジネスマンというよりも、

ググッと実感がわくんじゃないかなと思ったのでこの言葉を使いました。



フリーランスになるということは
要するに、

お金を稼ぐということにめっちゃ意識を向ける

って言う事なんですね。







会社員、従業員など組織の人間でいる時は、
自分が割り振られた業務や役割の中で仕事をこなしていれば

自動的にお給料は振り込まれます。

何を売るんだとかどうやって売るんだっていうことにものすごくフォーカスしているのは、

多分営業の人だけですよね。


どの部署も、なくてはいけない部署ですが特に営業さんがいないと、

物を売ってくる人がいないと
会社も土台どころか何も成り立たないわけです。
お給料の素がないわけですもんね。


フリーランスになったり個人起業を起こしたら、

それらも自分で全部やるんだよ

っていうことが意識から抜け落ちていると

上手くいかないというお話をお伝えしております。


要するに自分の専門性を深く勉強するだけじゃ全然足りないってことなんです。

ここのところが、フリーランスを選択する時に曖昧だと事業の伸びが見込めなくて

苦労されることが多いかもしれません。


どうやったらお客様に、自分の商品や技を買っていただけるのかっていうことを考えぬく必要があります。


それは自分の専門性、

例えばカウンセラーさんだったら人の心の仕組みとかどういう風に

心理疾患みたいなものが寛解してよくなっていくのかっていうメカニズムの知識だけじゃダメだってことなんです。

良いもの売っていればお金は入ってくるよねっていうのは誤解なんです。




これはマーケティングの部分ではよく言われていることなんです。

「売り方が9割!」とか聞いたことありませんか?

例えば、この前


 YouTube 広告が出てきて、パナソニックが食洗機を最初売れなかったのをどうやって売れるようにしたかっていうストーリーとしてマーケティングの話が流れてきたんです。

パナソニックは最初、お母さん達に

「食洗機があると食器を洗う手間が省けて楽ですよ」

っていうことを売りにしていて、そういうキャッチで売っていたそうです。

でも全然売れなかった。

というのは、お母さんたちの心理として、

楽をするために買うっていうのが世間体的にちょっと後ろめたさみたいなものを感じて

ちょっと心がチクチクしてしまったっていう、

その社会心理みたいなものがあったそうなんですね。

これわかりますよね。
「え・・・別にラクをしようってことじゃないけど・・・」って

つぶやきがでそうです🤣

主婦の心理を最初パナソニックはひろえてなかったっていうことに気が付いたって話だったんです。

じゃあその後何と言って売ったのか。


食洗機を買い求めるとその時間の短縮によって子供さんとの時間が増えますよ、
子供さんとの豊かな時間を増やしてください


っていう言い方で食洗機を売ったという CM だったんです。

 

 

 

 

これ、すごいハッとしませんか?

売り方が9割っていう、こういうストーリーで売るのは本当に大事なことなんですよね。

でも、仕事していると

だんだん、いいものだったら売れるでしょうっていう気持ちになっちゃいますよね。
私もなっちゃいます。

売り方に力点を置くのを忘れちゃうんですよね。

 

 

例えば、無印良品さんやフェリシモさんなどの大企業は、

「ふぞろいのものでも価値を認めて買ってくれる人に対して販売」してますよ、っていうスタンスだったり

社会貢献をうたったパッケージングで(色鉛筆だったかな)、フェリシモさんが売った時に話題になりました。



そういった売り方まで全部考えていくのは商人(あきんど)の仕事じゃないですか。

商人(あきんど)っていうと何を想像しますか?





例えば、八百屋さんとか魚屋さんとかも商人(あきんど)って言葉の匂いがプンプンしますよね。

商売をしている人、という意味です。

八百屋さんも商材、要するに野菜の目利きです。

市場に行って自分で野菜を仕入れてくる、または仲買さんから野菜を仕入れる。

その時にいいもの仕入れているって言う事だけで経営できている八百屋さんはある程度地域の中でも信頼されていたり歴史があって2代目とか、

そしてそのうえに安さ追及やチラシ広告を入れるという地道な苦労をしているはずですよね。

家の近くに地場野菜とかよい野菜を売りにしているスーパーみたいな集合の売り場があるんです。

その中に入っているお魚屋さんは、とってもいいお魚のネタを入れてくるので

すごい有名になったらしくて、たくさんお客さんが入っています。

けれど、そういうすごい良いネタで売っているお魚屋さんですらも、マグロの解体ショーとか、

人目を引くイベントをしょっちゅうやっています。

 

 

 

これが売る努力ですよね。

だから、フリーランスになるということは

「会社から自由になる」ということ以外に、

「あきんどになることでもあるよ!」と今日お伝えしたいです。

もう今の会社も限界だし、一本立ちしたい!という方は、私はもう力を込めて応援します!

そういう自分のやりたいこと、1回は挑戦してみたいことがあったら、人生の中でも絶対に挑戦してみるべきだって、私はそういうタイプの人間です。

売り方に関しても、もう自分の責任になるんだということも理解した上で独立した人と、

 

何かやればどこかからお客さんが来て

どこかからお金が入ってくるんじゃないかって漠然と思っている人では

命運が0と100ぐらい分かれちゃいます。

そのことをお伝えしたいと思ったわけなんです。





売るということに対しての気持ち、これもビジネスマインドが大事ってよく言われますよね。

自律神経系のトラウマを優しく取り除いて行った先に、

世界のことを安全に感じられる神経が育っていき

バンバン挑戦できる自分になり、

(ここは「そういう個と。」)の得意とする分野ですけども、

その後に、フリーランスとして自立していくっていうときに、

ただなにか売れば売れるだろう

は、なくて

 

あきんどとしての

売る算段を考え続けることが

フリーランスや個人事業主には求められます。

 


今日はちょっと厳しめでしたかね。

すみません!

でもここを知らずにいきなりフリーランスの世界に飛び込んでは、
収入が途絶えてしまうというリスクもあるので、お伝えしました。



1つお知らせです。

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よかったらご覧になってみてください。

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