中学2年生の時に衝撃を受けたのが、ゴッホの絵です。

正直なところ、ゴッホのどの絵を見たのかはっきりとは覚えていなかったのですが、大分経ってから、この絵だったと分かりました。

14歳のあの日から21年後に、NYのメトロポリタン美術館にその絵を観に行きました。

本当に素晴らしい「アイリス」の絵です。

 

しばらくその場で動けなくなり、メトロポリタン美術館ではゴッホの絵だけを

見て帰ってきました。一緒に行った友人には申し訳ないことをしたと今頃反省しております。

今回のフランス旅行の3つ目の目的がゴッホのお墓参りでした。

ゴッホはオランダで生まれましたが、フランスの地に弟のテオと共に眠っています。とても幸せな時間を過ごしているのだとお墓の前に行って直ぐに感じることができました。

ゴッホのことを思うと、感情の知恵が大きく発展している様な感覚になり、奥深くまで自分を感じることが出来ます。

人間として生まれ、使命を全うしたい!!と切に思う瞬間です。

ゴッホからの贈り物は、感動することができる大きな自分です。

自分らしく自分を表現して、そのままで良い、と言われている感覚です。

彼の絵は最高です。心からゴッホを愛し、皆に触れて欲しいと願ってお墓を後にしました。

 

帰りの飛行機は、とても優遇されていました。3本の映画を観て帰ってきました。その1本が「運び屋」です。退役軍人アール・ストーン(クリント・イーストウッドが演じています)の実話をもとにした映画でした。

仕事が高級百合の栽培で、品評会では高く評価されているという役柄。

何を言いたいかと申しますと、私が好きなゴッホの絵の「アイリス」とクリントが演じる園芸は「アイリス」を育てる仕事、娘の名前も「アイリス」で、もうこれだけで、私の中で素敵な映画になり、益々感動して帰宅しました。疲れも時差ぼけもなく、最高のフランス・パリの旅でした。

一緒に行ってくれた仲間、夫に感謝を送ります。

留守を守ってくれた仲間に感謝を送ります。

ありがとうございました。