公美子の音楽紀行 -20ページ目

公美子の音楽紀行

コンサート活動の様子や、日常をポツポツと。

リオオリンピックが開幕して以来、朝起きると聞こえる日本勢のメダルラッシュに、朝から大興奮。

暑い毎日が続いておりますが、皆さまは如何お過ごしでいらっしゃいますか?


4月の終わりに出産して以来、レッスン等は復帰しておりましたが、8月8日は早稲田エクステンションセンター、9日は朝日カルチャーセンターでの中野雄先生の公開講座にて、無事に演奏会復帰となりました。

IMG_8964.JPG

共演はピアニストの上野優子さん、そしてフルーティストの重見佳奈さんという、演奏は勿論、お人柄も素晴らしいお二人との共演は、本当に楽しく、幸せな時間となりました。


息子が誕生して以来、ヴァイオリンを弾いている時間が今まで以上に愛しく感じられる様になったのは、不思議な感覚です。


リハーサル時間の調整や、練習時間の確保など、全てにおいて、家族や共演者の方々の協力なしではなりたたない両立ですが、皆さまの温かさに感謝して、これからも私なりのペースで頑張っていきたいと思っております!

主人の育児休暇の半分が過ぎました。


{519B1ECA-272E-4ABA-BAF9-8BE6822DAE9B}




そこでこの3週間を振り返り、主人のA氏にインタビューをしてみました。
 

※何故、育児休暇を取得しようと思ったの?


今の時代、女性の社会進出が進む中で、男性も育児をするのは当然だと思ったからです。


※ 育児休暇を取得する際の、周りの反応はいかがでしたか?


子育て経験者と、そうでない方との違いで反応は大きく変わりました。


※具体的には?


子育経験者の方々は賛成してくださる方々が多く、そうでない方々はキャリアの心配をされる方が多かった様に思います。


※ 女性と男性の反応に違いはありましたか?


男女の差はありませんでした。


※  育児休暇を取得する際に不安はありましたか?


それは特にありませんでした。


※ 不安がなかった要因は?


将来のキャリアを想定した時に、育児休暇を取得した経験が活かせると確信している事と、僕自身は仕事と家族とでしたら、子供が小さい時は家族を優先したいという考えがあったからだと思います。


※ 実際に取得された感想はどうですか?


毎日、子供の成長を感じられる時期にずっと一緒にいられた事はとても有意義でしたし、この期間、家族の思い出が沢山出来たのはとても嬉しい事です。

そして短時間、子供と接するのとは違い、1日中子供と関わる大変さを知る事ができ、妻の苦労を理解出来ましたし、妻に対して素直に感謝出来る様になったので、僕は育児休暇を取得して本当に良かったと思います。






暑い暑い東京から逃げる様に、産後初めて札幌に帰省致しました。

{B4FFE6FD-EA6D-45E9-A6E0-27C2E4FC3683}

昨日は息子のお宮参りにて、健やかな成長を祈願して頂き、また私の両親や母の生徒さん親子にも沢山の愛情を受け、息子はスクスクと育ってくれています。

もうすぐ息子の誕生から3カ月。

毎日を必死に、アタフタと過ごしていたので本当にあっという間の3カ月でした。

最初の1カ月は授乳→抱っこしろ→オムツ→替えた途端に2発目→授乳(以下略)......の繰り返しにの日々。

トイレも自由に行けない、食事もまともに食べられない、睡眠も殆どとれない、という人間の基本的な部分が出来ないのが辛いんじゃない。

仕事復帰を前に、この大変な日々がいつまで続くのか、期限が見えないからしんどいのだ、愕然としておりました。

今思えば、「産後鬱」の状態だったかもしれませんが、助産師さんや、臨床心理士の方々に「とにかく身体を休める様に」と言われ、育休中の主人には随分と甘えて、今はすっかり体力も戻ってきました。

最近はよく笑い、表情豊かな息子が可愛くて、愛しくて仕方がありません。

きっと不器用な私にはゆっくり「母」になる大切なプロセスだったのでしょう。

これから、息子に恥じない温かくて逞しい母親に、そしてヴァイオリニストとしても成長出来る様に頑張ります!