トリオのお話。 | 公美子の音楽紀行

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コンサート活動の様子や、日常をポツポツと。

最近、私にしては珍しくブログの更新が続いておりますが(完璧に自画自賛ラブ)、今日は3月29日のモーツアルト・サロンでのピアノ トリオのコンサートの事を書かせて頂きます。



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 オペラのプロジェクトが終わった直後のコンサートとなりました、このコンサート。


今回の共演者がピアニストの浅川真己子ちゃん、そしてチェリストの門脇大樹さん。


大好きなお二人との共演で、モーツアルト、ヘンデル/ハルボルセン、そしてブラームスのいう、またまた、私達が大好きな曲ばかりで、プログラムを構成させて頂きました。



この時は、濃厚なオペラの直後だった事もあり、特にモーツアルトのリハーサルの時から、「ここは、オペラであったらどのシーンだろうか」とか、「このフレーズは。オーケストレーションと歌の掛け合い」だとか、色々なアイディアが浮かんできて、自分でも、その感覚に驚いておりました。



このお二人との共演で、絶対に演奏したかったのが、ブラームスノのピアノトリオ1番。


昔からこの曲に憧れでいたのですが、今回、やっと夢がかない、初お披露目となりました。


門脇君との共演が1月のチャイコフスキー以来でしたが、彼独自の素晴らしい感性があり、例えば、ボーイングや、フィンガリングも、彼のアイディアは実に多彩。


今回のリハーサル中でも、彼が演奏すると、こんなメロディーラインが浮き上がるのね!と感動する事も多々ありました。


そして浅川さんも、彼女の指は一体どうなってるんだろう、と思う程も確かなテクニックと、私達が何をしても瞬時に察知してくれるアンサンブル能力の素晴らしさに、完全に身を委ねておりました。



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音楽的にも、そして性格も大らかで大好きなお二人と、又共演する事が出来る日を心から願っております。


当日は、いつもお見えになって下さるお客様のお顔を拝見出来ました事、そして、あの暖かなサロンを囲む皆様の笑顔に、たくさんの勇気をパワーを頂きました。



そして、帰国以来いつも応援して頂き、私達を全力でサポートして下さる、国際育英文化協会の方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。


皆様、本当にありがとうございました花束


又、あの大好きなサロンで皆様にお目にかかれます事を楽しみにしておりますlove