凍えています。 | 公美子の音楽紀行

公美子の音楽紀行

コンサート活動の様子や、日常をポツポツと。



一度去ってくれたはずの大寒波が再びドイツを襲い、連日のマイナス10度。


札幌育ちの私ですが、「凍える」という感覚は、味わった事はないかもしれません。




ヨーロッパ在住の皆様、どうかお風邪など召しませぬ様に。




先週の木曜日に行われた、試験。



無事に終わり、そしてその時間は幸せな1時間でもありました。





共演してくれた佐藤卓史君の素晴らしいサポートのもと、演奏した3曲共、(もちろん、課題は多々ありますが)、しっかり音楽に集中出来、私の中ではとりあえずの「合格点」。


いつもは厳しい先生も、久々の「ニコニコ」顔で、ほっと一安心でした。




去年から、ずっと迷っていた思いがあり、悔し涙も、悲しい涙も、なんだか訳の分からない涙なんかも流して、それでもあの時の時間はあっても良かったのかな、とも思う最近の私です。




共演してくれた、卓史君、本当にどうもありがとう。



もう1つ嬉しかった事は。



その試験に沢山の友人達が応援に来てくれた事。



終演後には、門下の友人達から、きれいなきれいな、バラの花束をもらいました。


くみちびのハノーヴァ通信。


門下生というのは、友人とは言え、ライバル関係になってしまう事もあるのですが、そんな事は関係無しに、こんな暖かい「気持ち」にさせてくれる仲間達がいる私は、本当に幸せ者です。




来週も、ロストックという街でブラームスを演奏させていただく機会があります。



こちらも初めてのプログラムですが、なんだか今からワクワクしていますハート