『みんなちがって みんないい』とは‥ | ぽこあぽこ。。のんびり歩こう♪

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子育ち・場づくり・ココロの話

我が子の不登校から気づいたコト  今ここにある幸せ


昨日、思い立って ある講演会に参加しました
そのタイトルが…
『みんなちがって、みんないい』。。

私のお話会と一緒やん♡
menu公開した日に、そんな偶然。。笑   
内容も超良すぎて…引き寄せた♡と感じた♪

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『みんなちがって みんないい』

‥と聞いて、何を思い出します?

私は、金子みすゞさん
逆に  それしか思い出さないくらい

金子みすゞは
見えないものが 見えるひと』だと思う。

それって 努力じゃなくて 感性よね。

見えないもの と聞いて 何を思い浮かべる?

心? オバケ? 空気?神様?  UFO?
私の発想は そんなもの‥笑

ここから しばらく 
金子みすゞ と見えないモノの話。
興味のない人はスルーしてw 
みんなちがってみんないい 
の意味を探りたいと思います

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

あらためて、
金子みすゞ作品の有名なものを紹介しますね
私、『詩』とか好きなんだよね。
歌詞を深読みするのも好き


    
『私と小鳥と鈴と』

私が両手をひろげても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
地面(じべた)を速くは走れない

私がからだをゆすっても
きれいな音は出ないけど
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ

鈴と、小鳥と、それから私

みんなちがって、みんないい。




    


『星とたんぽぽ』

青いお空の底ふかく
海の小石のそのように
夜がくるまで沈んでる
昼のお星は眼(め)にみえぬ

見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ

散ってすがれたたんぽぽの
瓦(かわら)のすきに、だァまって
春のくるまでかくれてる
つよいその根は眼にみえぬ

見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ



    
『積った雪』
上の雪
さむかろな。
つめたい月がさしていて。

下の雪
重かろな。
何百人ものせていて。

中の雪
さみしかろな。
空も地面(じべた)もみえないで。


ここから‥

私の勝手な感想。


『私と小鳥と鈴と』では
できないことばかりを並べてるの

できないできない‥
私達って、できないことをできるように‥と
頑張ってきて、
それが良いことだと思ってきたけどね。

できないんじゃなくて、在る
もともと持ってる素晴らしさ

鳥と自分を比べて
できないことをできるように
って、まず思わないよね

その存在の素晴らしさを そのまま見る
そんなことに気づける作品。

「ありのまま」って、そういうこと。

雪の結晶雪の結晶雪の結晶

『星とたんぽぽ』

「昼間の星」も「たんぽぽの根」も
想像したことがなかったから
そうか‥あるんだ‥と
変に納得したのを覚えています。

フワフワわた毛のイメージのたんぽぽも
強さは 根っこにある。


あるのに忘れられてしまうもの。

それを見ようとする想像力や
気持ちの余裕って 大切。

疲れてるときは 
見えないものは もっと見えないと思う
自分の偏った見方にも気づけない


雪の結晶雪の結晶雪の結晶


『積もった雪』

もはや 1ミリも想像したことがなかった‥
雪の気持ち。
しかも、「中の雪」よ

今読むと‥
篭ってた頃の我が子と重なって
なんだか切なくなった(;_;)

外から見えないその気持ちを
想像したことありますか‥

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

見えないものを見ようとすることで

気づけることがある


自分が見えていることは
ほんっの一部


知ろうとする、わかろうとする、
ことも 大切だけど

そのままで素晴らしい  
ことに気づくだけで十分だと思う


みんな違って  みんないい
の意味を それぞれ違う良さがある
と捉える人もいるけれど

金子みすゞさんが、この言葉に込めた思いは 
きっと
みんな そのまま
その存在が素晴らしい
だと
私は思います照れ



以上‥
突然の 読書感想文でした。笑

読んでくれてありがとう(*˘︶˘*).。.:*♡