こんにちは
人が苦手な人の味方
心理カウンセラークミです
・友達に嫌なことをされても言えない
・職場で質問があっても聞けない
・人とのもめ事が怖い
・言えばよかったかな?と後悔をしている
・どう人に伝えたらいいのか分からない
こんなお悩みはありませんか?
私たちは相手に嫌なことをされても、なかなか「嫌だった」と言えずに、自分の中にためてしまって、
常に「言いたいけど相手に嫌な思いをさせないかな?」とか「嫌な人だと思われないかな?」とか「言ったことを否定されないかな?」とか、
ぐるぐると頭の中で会話をしてエネルギーを消耗してしまいます。
ですが、そのあなたの気持ちを相手に伝えないままでいると、
相手は何が悪いのかまったく気が付かないまま、同じことが繰り返されたり、
相手との関係がぎくしゃくしてしまって、
あなたの中に不満がどんどん溜まって、そのうちにイライラに変わって、イライラの感情のまま、相手にあなたの感情をぶつけてしまって、相手との関係が更に悪くなってしまうことがあります。
あなたが人からされた嫌だった気持ちを素直に伝えることは、それはワガママではありません
言葉にしなければ、あなたの考えは相手に何も伝わらないし、相手のことも考えて、どうしたら相手も傷つかずに、あなたの気持ちを伝えることが出来るのか考えてみましょう
例えば、レストランでお肉料理を注文したのに、お魚料理が来た場合
①あなたが相手からされた嫌だったことを把握しましょう
感情的になっているときは、時間を置いたり、ひと呼吸置いたりして、落ち着いて、あなたの気持ちを素直に、相手からされた嫌だったことの事実だけを把握しましょう。その時に、感情は隣に置いておいて、事実だけを把握しましょう
「え!お魚料理注文してない。お肉料理を食べたかったのに、言ったほうがいいのかな?それとも我慢しようかな。嫌やなぁ。」
②事実に対して、あなたはどう思っているのか?どう感じているのか?
相手にどうしてほしいのか?遠まわしではなくストレートに相手に伝わる言葉にしてみましょう
「お肉料理を注文したはず、他のお客さんの料理と間違えていませんか?」
③相手に伝えましょう
その時の大切なことは、必ず主語は“私は~”にします
「私は○○にしてほしい」
「私は○○が嫌だったから、○○のようにお願いしたい」
上から目線ではなく、こちらから歩み寄るように、相手と対等な気持ちで伝えましょう
「忙しいところすみません。私は、お肉料理を注文したのですが、お魚料理が来てしまって、お肉料理が食べたいので、出来ればお肉料理に変更してもらえませんか?」
④相手のことも考えながら、あなたの気持ちを大切に考えて、あなたが納得できた言葉で伝えても、相手に分かってもらえない場合もあります。
今回は、例え話を分かりやすいように、お料理にしましたが、人が相手の場合は、私の場合ですが、相手のことも考えながら、私の気持ちを大切に考えて、私が納得できた言葉で伝えても、相手に分かってもらえない場合は、その人とは縁がなかったんだなぁ。と思うようにしています。
例えば“お友達と遊ぶ約束の日に13時に待ち合わせをしていて、お友達が来ない”場合
①「もう1時間も待ってるんだけど、来ないなぁ、待ち合わせ時間は13時だったよね?嫌やなぁ」
②「待ち合わせ時間は13時だった。友達が待ち合わせ時間を間違えているのかな?」
③LINEで伝えてみよう「何かあった?大丈夫?私は13時から待っているよ。出来れば早く来てね」
④あれから30分待っても来ない。気になるし電話をしてみよう。「何かあった?大丈夫?え?忘れてたの!そっか、13時に遊ぶ約束をしていたけれど、待っていても来てもらえないようなので、もう帰ります」と伝えます
嫌なことをされると、どうしても言えなかったり、言わずに我慢してしまうこともありますが、我慢をすると、後になって「言いたかったなぁ。」とか「あの時なら伝えられたかなぁ」という後悔がずっと心に残ってしまいます。
「言いたいけれど言えない」から「言いたいことを言える」あなたの気持ちをちゃんと言葉にして伝えられるように「言えるけど言わない」ことをあなた自身で選べるようになって、自分を大切にして、相手のことも同じように大切にしてコミュニケーションがとれるようになれるといいですね。