●あなたが自分を責めたり、自己嫌悪に陥ってしまうとき、もしかしたらこのような声があなたを駆り立てているのかもしれません。
こんにちは
人が苦手な人の味方
心理カウンセラークミです
今回は交流分析の心理学の中にある「拮抗(きっこう)禁止令」というテーマでお話をします。
「拮抗禁止令」とは交流分析では「ドライバー」と言われていて、
ありのままの自分で生きることを許さず、ずっと何かに心が支配されているような感覚が続き、自分を苦しめてしまう・・・そんな状態が続いてる場合は、その声から自分自身を解放させてあげる必要があります。
ドライバー(拮抗禁止令)はこうして作られる
幼い頃のあなたは、ご両親や身近な大人の人から
「しつけ」という社会で生きるために必要だからと規則や礼儀作法を教わります。
それは親にとっての正しさであり、
「その正しさをクリア出来たら養ってあげるよ」という条件付きのメッセージであるため、
幼い頃のあなたは「ありのままの自分ではOKではないのだ」と思い込んでしまい
ご両親や身近な大人の人から
「愛されるように」「認められるように」「優しい手で触れてもらえるように」「見捨てられないように」
7歳の頃に「OK」をもらえるような人生脚本を描き、ありのままの自分を封印し行動するようになります。
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この人生脚本を言葉にしたのが「ドライバー(拮抗禁止令)」です。
ドライバーの裏には
「その条件が満たせなければ私には価値はない」という思い込みが心の奥に根付き、私たちの心を支配し
大人になった今でも、ストレスがかかる状況に出会うたびにドライバー(拮抗禁止令)に急き立てられ、その声に従おうとしてしまうのです。
あなたの心を支配し駆り立てる5つの声
①完璧であれ
子供の頃にご両親から
②他人を喜ばせろ
子供の頃にご両親から
「人の役に立ちなさい」
「いつも笑顔でいなさい」
「人の気持ちを察しなさい」
「自分のことで欲しがるな」と何度も言われた経験があると
「人を喜ばせなければならない」と決断をし
大人になった今も、自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先させてしまう傾向があります。
そして、他人に親切にして喜んでもらえなければ自分には価値がないと感じる特徴があります。
判断基準が常に他人からの承認のため、人に嫌われることを恐れたり、人の顔色を伺って自分の意見を主張することを我慢したり、嫌な事でも断ることが出来なくて引き受けてしまう場合があります。
③努力せよ
子供の頃にご両親から
「一生懸命やりなさい」
「努力しなさい」
「諦めずにやりなさい」
と何度も言われ続けた経験があると
「努力をしなければ認めてもらえない」と決断を下し
子供の頃にご両親から
子供の頃にご両親から
あなたの心の中にドライバーはありましたか?
もし、あなたの心を駆り立てる「ドライバー」の存在に気が付き、ドライバーによって、生きづらさを感じている場合
「ドライバー」をご自身で緩めていくことをおススメします。
私たちは「幸せになるためにこの地球に生まれました」
そして、無条件に何かが出来ても出来なくても、あなたがこの地球に存在しているだけでとても価値があります。
「ドライバー」は親御さんの正しさであり、それはあなたの正しさではなくてもいいのですし、実はこの世には正しいことなんて何もありません。
もしも、正しさがあるとすれば、それはあなたご自身の人生をあなたのペースで生きること、あなたの心の声に従うこと、それがあなたにとっての正しさであると私は思います。
今の生き方が幸せではないな。と生きづらさを感じていらっしゃるのでしたら
あなたの心を駆り立てる「ドライバー」の声を少しずつ緩めて、あなたらしい生き方を選んでみませんか?
今回はあなたの心を駆り立てる5つの声「ドライバー」のお話をしました。
毎日は選択の繰り返し、あなたが心地いいペースで、あなたご自身の人生を生きて、生きづらさから抜け出せるといいですね。
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