お試しFIRE生活中のクマヨです
数年前まで投資に全く興味がなかったクマヨ。
残念ながらiDeCoを始めたのは退職してからでした。
iDeCoとは?
iDeCo公式サイト
ざっくり説明すると、節税の恩恵を受けながら投資して老後資金を作る制度。
iDeCoの最大の節税メリットは、
1. 拠出時の所得控除
→ 現在無職のため、このメリットは活用できず。
2. 運用益の非課税
→ 運用益に通常20.315%かかる税金がゼロに。
3. 受取時の税優遇(退職所得控除など)
→ 退職所得控除を利用できる
私の場合は、退職済みで給与収入なしのため1.の恩恵がありません。
(確定申告で節税できる場合もありますが、国民健康保険加入者は要注意)
iDeCo受け取りより19年以上前に退職金を受け取ると、退職所得控除額が新たに全て使えます。(改悪がなければ)
3.の受け取り時の税優遇はしっかり受けたいのでシミュレーションしてみました。
【仮条件】
運用期間 20年(前回の退職金受け取りから19年以上空ける)
運用銘柄 オルカンまたはそれに準ずる銘柄
退職所得控除 800万円(20年の場合)
制度の改悪がないものとする
受け取り開始時は退職所得控除は全て使えるとする
オルカンの年利は5%、リスクは20%と仮定
シミュレーションはこちら(↓)を利用しました
三菱MUFGアセットマネジメント
退職所得控除800万円に近くなるように試算していきます。
こんな感じ(↓)


毎月の積立額は19,714円になりました。
これだと積立額2,0000円が良さそうです。
もう1つ、考えてみました。
せっかく福利を生かすなら一定の額にせず、最初に上限の68,000円掛けて、残りを5000円にして800万円を目指す。
計算は省略しますが、最初の約3年間は68,000円掛けて、その後は下限の5,000円かける計算になりました。
これなら計算上では元本は155万円節約出来て、同じリターンが手に入ります。
なら、こちらがお得かな?
(あくまで毎年年利5%ならばという仮定の話です)
ちなみに最近のオルカンの成績で試算すると(↓)


想定リターンが16.88%となるので
毎月の積立額は4,838円でした。
夢のある数字です。個人的には16.88%のリターンが20年続くとは思っていませんが、これなら毎月5,000円の掛け金で良さそうですね。
(iDeCoの最低掛け金は5,000円なので)
比較すると想定リターンの違いで大きく違う結果になりました。
収入の有無によってもパターンが全く変わるので、結局は「なるようにしかならない」という結論に。(どんな結論よ

)
とりあえず私は金銭的に余裕のある最初の数年間は68,000円/月をiDeCoに投入していこうと思います。
iDeCoの1番の節税は、「1の拠出時の節税」です。働いている間に受ける節税が大きいです。NISA枠が埋まる予定の方は最低金額の5000円からでも始めていると後々選択肢が増えるかもしれません。
ただし、基本的に60歳まで引き出さないので、必ず余裕資金でしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!