2023年11月末の、いつもの湯友と朝から都内で飲みつつ食べつつ話はその4。
今回はこれで最終回となります。
池袋駅西口方面で「さかば ふくろ」「大都会」とハシゴ酒をした後に東口へ移動し「東池袋 大勝軒 本店」でつけ麺の原点をいただいた後。
これまた恒例の都内の温泉銭湯へ今回も向かうことに。
銭湯で使用していた地下水を平成30年に分析した結果、温泉と認められた板橋区の第一金乗湯へ。
池袋駅から東武東上線に乗り上板橋駅から徒歩で向かう。
名前の入った煙突を目当てに建物へ向かうが。。。シャッターが閉まっている!
こちら不定休なのだけれども、確か休みは月一回ぐらいだったはず。
その休みの日を引き当てたのでした(^^;
このコンビ、引きの弱さには定評あり。
全国いろいろな温泉でピンポイントにフラれてきた歴史があります
気を取り直し、だったら同じ板橋にある温泉銭湯、「ときわ健康温泉」へ舵を切りましょう。
ぼくはブログを始める前、2008年以来、15年ぶりの再訪。
板橋区は中台の住宅地の中。
前回は自宅から自転車で来たな~。
15時15分頃に到着。
道も細め、マンション「ときわハイツ」の一階にあるこちら。
前身は第二登喜和湯という銭湯だったそうな。
現店舗はその「ときわハイツ」ができた1988年から。
そして1998年に温泉分析をしたところ温泉認定を受けられた。
それを受けて名称が「ときわ健康温泉」になったのかな。
黒湯でない東京の銭湯で温泉認定を受けた中では早い方でしょう。
こちらも最寄り駅は東武東上線「上板橋駅」。
徒歩7分ぐらいの距離。
ときわ健康温泉
営業時間は14時~23時半。
日曜のみ朝風呂があり、9時~23時半。
定休日は月曜日。祝日の場合は翌日に振り替え。
入浴料金は東京の銭湯料金、520円。
2008年の際は450円。しかも温泉博士の手形で無料だったな~。
サウナは別料金。
ロビーは広く、食堂のようなテーブルと椅子。
そして写真に写ってないが、リクガメやら金魚やらが飼われている。
さて、東京の銭湯は撮影禁止。
そうでなくても例によってそこそこ混んでました。
以下、脱衣所を含め浴場周りの写真はサイト「東京銭湯」より拝借。
※写真はサイト「東京銭湯」より拝借
以下、再訪ということで気が抜けてメモを取っておりませぬ。
頑張って思い出しつつ。
浴室内はかなり広い。
※写真はサイト「東京銭湯」より拝借
メイン浴槽の中に電気風呂やジェットなど全部設置されている。
洗い場も広く、カランで使用されているのは地下水、すなわち源泉。
※写真はサイト「東京銭湯」より拝借
シャンプー類は確か設置がなく、持参が必要。
※写真はサイト「東京銭湯」より拝借
無色透明な湯は源泉名が「板橋温泉」。
源泉温度15.8度、pH8.1の、メタケイ酸の含有量による温泉法の温泉。
そのメタケイ酸は68.9mg。
成分総計は0.197g/kg。
動力揚湯で154リットル/分の湧出量。
この湯を加温・循環・濾過にて使用している。
残念ながら消毒の塩素臭、塩素風味はあったかな、確か。
15年前に来た時は塩素がかなり顕著だった。
その源泉を使用している非加熱の水風呂があった。
※写真はサイト「東京銭湯」より拝借
かけ流しで使っていたかはスミマセン、観察不足。
※写真はサイト「東京銭湯」より拝借
消毒の塩素以外は無味無臭。
自然なスベスベ感。
露天エリアには浴槽が2つあった。
まずは内湯と同じ湯使いの浴槽。
※写真はサイト「東京銭湯」より拝借
オーバーフローが見えるが全回収。
ここで源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはカルシウム15.5mg、ナトリウム9.7mg、カリウム3.3mg、マグネシウム2.8mg。
陰イオンは炭酸水素79.0mg、塩化物5.7mg、硫酸4.1mg、硝酸1.2mg、リン酸水素0.1mg。
遊離成分はメタケイ酸68.9mg、遊離二酸化炭素7.4mg。
どちらかといえば重曹系の源泉だがその特徴が出るまでの数値は無いかも。
もう一つは薬湯。
※写真はサイト「東京銭湯」より拝借
“芳泉”という漢方の入浴剤だそう。
ここは湯使いとかを掘り下げず、単にお風呂で気持ちよくさっぱりできて満足。
その気になればスーパー銭湯なみに楽しめる施設。
そして第一金乗湯は2024年1月にまたこのコンビで行き直したのでありました。
2024年11月の東京で飲んだり浸かったりの話はここまで。
ちなみに翌12月はお互いバタバタでこんな平日遊びはできませんでした。
拙ブログとして次のシリーズはまたこのコンビで(しつこい)、今度は遡って2023年3月の泊りがけ温泉旅のお話。
仲の良いおっさんたちだこと(^^;
ときわ健康温泉
東京都板橋区中台1-25-5
03-3933-1487
入浴料 520円
14〜23時半(日曜は9〜23時半)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休)
<源泉名:板橋温泉>
温泉法第二条の別表に規定するメタケイ酸の項目により温泉に適合
15.8℃
pH8.1
成分総計 0.1977g/kg
154リットル/分(動力揚湯)
無色透明
ほぼ無味無臭
消毒の塩素臭少しあり
自然なスベスベ感あり
2023年11月入湯
※数値はR1の分析表より