ホテル浦島 <磯の湯 編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

2021年8月の半ば、和歌山を1泊で楽しんだ時のお話、続き。

ホテル浦島」に到着し、館内の温泉シリーズを展開中温泉

最初に恒例のこれまで行程をどうぞ。

 

万両寿し (食事・テイクアウト)

熊野速玉大社

東宝茶屋 (食事・テイクアウト)

那智滝、飛瀧神社

高田グリーンランド 雲取温泉

ホテル浦島 <到着編>

ホテル浦島 <食事編>

ホテル浦島 <ハマユウの湯 編>

ホテル浦島 <忘帰洞 編>

 

今回の湯はここまでの使用源泉とは違う源泉が使われている浴場。

しかも2本の源泉を別々の浴槽で独立させて使用している。

目的地「磯の湯」は本館からこれまたなかなか遠い。

まずは館内マップで場所をチェック。

 

 

<食事編>で訪れた日昇館のその先にあるのだ。

どんなところを通っていくか、ダイジェストでいくつか紹介。

まずは本館の土産物売り場の前を通る。

 

 

すると階段が現れ、まずは2Fへ。

矢印が示す通り。

 

 

上ると導線シールが床に貼られているので迷うことはない。

 

 

一部渡り廊下みたいなところを進む。

 

 

すると左右に色々並んだ通路に出る。

 

 

<食事編>で触れたカラオケボックス↑。

 

熊野のごく一部のところでしか採れない那智黒石の置物が置かれたコーナー。

 

 

熊野に関するグッズコーナーもあり。

 

 

やがてセンターフロントと呼ばれるホールへ到着。

 

 

ここから進行方向左手へ行けば「なぎさ館」。「なぎさ館」には立ち寄れる浴場はない。

右手に行けば目的地の浴場がある「日昇館」。

 

 

廊下の両脇にはまだまだ色んなコーナーが続く。

<食事編>でも見たホテル全景ジオラマはここ。

 

 

そしてようやく<食事編>で行った「レストランサンライズ」へ到着。

営業時間外だった。

 

 

食事のたびにここまで移動するということになるにひひ

目的地はまだだ。

このレストランのあるホール。

 

 

この先から階段を下るとようやく浴場への入口となる。

 

 

今回の目的地「磯の湯」のその先に次回の目的地「玄武洞」がある。

下る階段には営業時間が掲示されていた。

 

 

磯の湯」の方を拡大。

 

 

6時~9時、12時~24時となっている。

男女別の浴場で、入れ替えは無い。

 

 

ホテル浦島 <磯の湯 編>

 

 

 

ようやく浴場の話となった(^-^;

こちらは夕方と翌朝の2回訪れた。

 

 

先客が2人いたが、その内に貸切状態に。

でも撮影不可はここも同じ。

例によってオフィシャルサイトや観光サイトなどから引用させていただいた。

 

まずはオフィシャルサイトの「磯の湯」紹介写真。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

基本的に完全に分けられた2つの浴槽があり、それぞれ違う源泉が完全かけ流しで投じられている。

 

写真↑手前にある洗い場。

リニューアル当時のピカピカな時の写真のようだ(^^ゞ

 

※写真はオフィシャルブログより拝借

 

カランやシャワーからはこちらも真湯、真水が出る。

 

それでは手前の浴槽から。

これもリニューアル当時のピカピカ状態。

 

※写真はオフィシャルブログより拝借

 

縁が木製、浴槽の湯かは石材だったか。

数人が入れるぐらいの規模。

 

無色透明な湯は源泉名が「磯の湯1号泉」。おそらく。

源泉温度44.2度pH7.8含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉

成分総計3.606g/kg

湧出量は動力揚湯で203リットル/分

先述通り完全かけ流しで使用。

総硫黄を計算すると約17.28mgとしっかりとした量。

 

湯口からは絶え間なく源泉が注がれている。

実際の浴槽はこれぐらいのヤレ感。

 

※写真は紹介サイトより拝借

 

浴槽で43度ほどの温度。

コクタマゴ臭コクタマゴ味、そしてマイルドな塩味は混合泉と同じ系統だが、コクタマゴ風味はやや薄く感じた。

何より濁らずに透明なのが特徴的。

浴感はやはりしっかりとしたスベスベ感があった。

 

奥の浴槽。

 

※写真は紹介サイトより拝借

 

浴槽がこちらはタイル素材。

かなり青味を帯びて見えるが実際はタイルの色も反映しているようで、夕方は僅かに白く微ささ濁り、翌朝は少し白濁が増したがそれでもささ濁り程度だった。

この湯は源泉名が「磯ノ湯5号泉」。おそらく。

というのも2種の分析書はどちらの浴槽が何号かわからない書き方だったのだ(^^;

分析の中身と実際の湯を見てそのように判断した。違っていたら指摘願います、訂正します。

また1号は「の」、5号は「ノ」となぜか違いますが、分析書通りです。

源泉温度41度pH7.8含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉

成分総計2.842g/kg

湧出量は動力揚湯で72リットル/分

先述通り完全かけ流しで使用。

やはり総硫黄を計算したら、約4.32mgと他より少なめだ。

 

こちらの湯口からは、源泉は間欠投入だった。

湧出量が少なめだからかな。

 

※写真は紹介サイトより拝借

 

浴槽でこちらは40~41度ぐらいだった。

コクタマゴ臭コクタマゴ味、そしてマイルドな塩味は混合泉や手前の1号泉とも同じ系統だが、こちら5号泉は風味がさらにもう少し薄い

両者を比べると激しくはないが濁りの有無や温度の差、風味の濃淡が特徴となる。

浴感はやはりしっかりとしたスベスベ感があった。

 

コンパクトに2源泉をそれぞれ楽しめる、実は隠れた優秀な浴場がこの「磯の湯」。

どうやら女湯と使用源泉が違うらしく、ただ何が使用されているのかは未確認。同じだったらそれはそれとして。

いずれもああ、入れ替えにして欲しい~ビックリマーク

それより無人の場合は撮影OKにして欲しい~ビックリマーク

 

 

 

ホテル浦島

 

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
0735-52-1011

本館で1泊2食付きのプラン

 

「磯の湯」

<源泉名:磯の湯1号泉>

含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)

44.2度

pH7.8

成分総計 3.606g/kg

203リットル/分(動力揚湯)

無色透明

コクタマゴ臭あり

コクタマゴ味、マイルド塩味あり

風味は混合泉と比べて僅かに薄い

しっかりとしたスベスベ感あり

完全かけ流し

 

<源泉名:磯ノ湯5号泉>

含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)

41.0度

pH7.8

成分総計 2.842g/kg

72リットル/分(動力揚湯)

微白ささ濁り~淡白ささ濁り

コクタマゴ臭あり

コクタマゴ味、マイルド塩味あり

風味は混合泉や1号泉と比べて少し薄い

しっかりとしたスベスベ感あり

完全かけ流し

 

2021年8月入湯

※数値はH25、26分析書より