2021年8月、相方と和歌山を巡った1泊旅のお話シリーズをスタート。
8か月遅れで季節感ずれててスミマセン!
そして温泉ネタはさほど多くないので、その辺の期待は低めでお願いします(^^ゞ
この頃はコロナ禍の第5波がじわじわ広がりつつ、また時期的に大きな台風の後、記録的な暴風雨にも襲われるというなかなか酷な天候が分かった上で、夜中に車を出発。
行かねばならぬ兵庫の実家に向かう途中に遠回りしての旅だったので、どんな状況でも西に向かうことは決定していたのだった。
朝の9時過ぎにJR紀伊長島駅前に到着。
この駅前で朝食をとろうという計画。
駅前の交差点すぐのところに朝からやっている寿司屋があるのだ。
7時から営業の「万両寿し」。
創業70年を越す駅前寿司屋だそうだ。
看板↓にある「さんまずし」、これを何としてでも食べたい
万両寿し
コロナ禍ということで、店内飲食はやめていた(2021年8月)。
2022年現在の状況は要確認で。
テイクアウトして駐車場にとめた車の中でいただくことにした。
駅前なのできっと駅弁的な需要も大いにあると思う。
営業時間は先述通り7時からで、17時迄。
金曜が定休日。
食堂っぽい店内は落ち着く空間。
この時は出来上がりを待つための場所。
いただく押し寿司は、注文を受けてから厨房で作るので、すべて作り立て。
それではメニューを。
これ↓はテイクアウト用。
せっかくなので、サンマ味くらべを1つ。
これ↓は店内メニュー。
トイレを借りつつ厨房あたりを見ると、注文が入ったのか、同時に助六寿しをいくつも作っていた。
幻と言われる渡利カキの握り寿しなんてのもあるではないか
これは食べずにはいられなかろう
6貫入りを1つ。
では車に戻っていただくとしましょう。
渡利カキの握り寿しから。
甘めに煮ているのだが、その塩梅が最高
身はしっかり厚く、プリっとしている。
滋味あふれる濃厚な美味しさ。予想をはるかに上回った
これはたまらん
時期的に冷凍ものだと思うのだが、旨味は実にしっかり。
うーん、今思い出しながらもまた食べたい
旬の時期ならもっと美味しいのだろうか。
そしてサンマ味くらべ。
味くらべとは、普通のサンマ寿司と焼きサンマ寿司の2種が4個ずつ入っている。
元々なぜこのようなサンマ寿司が作られるようになったのか。
この地域で揚がるサンマは脂が乗らないので加工する文化が生まれたらしい。
その加工にはいわゆる「なれ鮨」もあり、それは別の店で後ほど登場予定
確かに身自体はあまり厚くはない。
お酢が少し甘めだった。
身の下の黄色いのは↑生姜。
身は厚くないといったけど、ご飯とのバランスもよく、しっかりサンマの風味は味わえる。
これも名物だけに、ちゃんと美味しい
そして焼きサンマ寿司。
やはりサンマは少し炙ると、脂が少ないといいながらもしっかり香ばしさが出て、これはこれでとても美味しい
満足の朝食となった
早朝からやっているし、東京を夜中に発ち頑張って運転すると南紀ならこの辺で朝食タイムになるので、今後も寄りたいな~。
万両寿し
三重県北牟婁郡紀北町東長島200-4
0597-47-0394
7:00~17:00
定休日:金曜
2021年8月入店