2022年3月頭、久しぶりに川口の麺パトロールシリーズ。
確定申告をオンラインでなく提出で済ませた後は、そのまま車で気分よく何かを食べに行くことにしている。
2021年は「麺屋 桐龍」でG系ラーメン。
そして2022年もラーメンにしてしまった
昼間に飲まずに楽しめるとなると、やはりラーメン屋開拓が楽しい。
選んだのは、JR東川口駅からも近いところにある「大勝軒」。
写真↑の左端に少し見えているのは、京都発祥のチェーン店「来来亭」。
民家を一軒挟んで、大勝軒がある。
この民家、両隣がラーメン屋なのは嬉しいのかそうでないのか
「大勝軒」と言えば一般的には東池袋の故・山岸氏が始めたそれがあまりにも有名だが、こちらの「大勝軒」はそれとは違い、永福町発祥の方の「大勝軒」。登録商標のことはよくわかりませぬ(^^ゞ
東池袋の大勝軒はお家騒動が起こるほと店舗が多いが、永福町系の大勝軒も暖簾分けの店舗がいくつかあるのだ。
こちらもその一店。
12時ちょっと前に到着した。
ちなみに駐車場は無いので近くのコインパークに入れる。
大勝軒 東川口
ちなみにこちら永福町系の大勝軒のラーメンを初めて食べたのは、渋谷のプライムがオープンした80年代、地下に各地の有名ラーメン屋が店舗を出しており、そこに永福町の大勝軒も出店していて出会ったのであった。
熊本ラーメンの桂花などもあってよく行ったが、大勝軒は比較的早く撤退したと覚えている。
ぼくとしては生まれて初めて食べる煮干し系ラーメンであり、いつまでも冷めないスープとしっかりした量に感動。
後に永福町の本店にも行ったのであったが、それからもずいぶんと時が流れてしまった。
思い出話はこれぐらいにして、こちら東川口の店内。
店内に入っても案内はなく、勝手にカウンター席へ座った。
BGMは小さめに当たり障りのないフュージョンがかかっていた。
11時半オープンで、12時前となればまだ先客は少ない。
食べている内にどんどん増えていったが。
メニューは基本的にシンプル。
中華麺、770円を注文。
メニューの裏の冷やし系が通年なのか夏季限定なのかは未確認。
営業時間は11時半~20時、毎週木曜が定休日。
まん防の時期は19時半迄になっていたらしい。
卓上もシンプルなアイテム。
特に何も使わなかった。
数分で中華麺、到着。
この丼の大きさが大勝軒だ
割り箸やなるとの大きさから想像願いたし。
記憶を遡って永福町のと比べると、湯面を覆うラードはやや少なめかもしれない。
スープはふんわり煮干し。うん、これだ。
最近増えたガッツリ煮干しとは違う、自然なバランスの煮干しスープはホッとする美味しさ
本店より少し醤油タレのエッジが少ないように思えたが、これまた古い記憶だしアテにならない(^^ゞ
やや縮れの細麺も普通につるつる美味しい。
麺の量は一般的なラーメンの倍近くあるかもしれない。
茹で具合、ぼくはちょうどよく感じた。
あまり興味のないメンマだが、器が大きく麺も多いため、それぞれの具材の意味もより重要になる。
柔らかめで味付けもよく感じた。
チャーシューも器と比べてかなり小さく見えるものが1つだけ。
厚みはしっかりあり、持ち上げると崩れるぐらいにトロトロ状態。
味付けしっかりめで、さすがにもう少し欲しくなる。
大きさが3倍ぐらいあれば、見た目のバランスがいいのに…そう、器が大きいだけに見た目のバランスが美しくないのだが(ぼくの感想です)、これが永福町系の大勝軒だと言えばそうなのだろう。
煮玉子を追加するとか、チャーシュー麺にするとかワンタン麺にするとかすればよい話か。
ごちそうさんでした。
久しぶりに食べた永福町系の大勝軒。
基本的には好きな系統であることは間違いなかった。
大勝軒 東川口
埼玉県川口市戸塚2-25-1
048-294-7363
11時半~20時
木曜定休日