2020年9月の長野県は小谷村あたりの日帰り湯めぐりシリーズ。
奉納温泉、白馬アルプスホテルと廻った後は、国道148号に出て北上。
トンネルとトンネルの合間から県道114号に入り、小谷温泉方面へ約10kmほど。
その小谷温泉「山田旅館」の先にある無人の露天風呂「雨飾高原露天風呂」が次の目的地。
少し上にある雨飾荘が管理している。
高原と言うぐらいで、標高は約900mとのこと。
ちなみに共に新潟県側から到達する雨飾山荘とは別の温泉なのでご注意を。
冬期休業、11月中旬から4月下旬まで休みのため、前回2月にこのエリアまで来た際は訪れることができなかった。
小谷温泉 奥の湯 雨飾高原露天風呂
営業時間は10時~21時。
到着したのは12時過ぎだった。
管理上時間の変更もありとなっているので、最新情報は要確認で。
昔は混浴だったらしいが、現在は男女別。
混浴禁止はわかるけど、あああ、撮影禁止だ
女湯側に立てかけてあるから女湯のみそうだろうって都合のよい解釈も無理があるだろう(^-^;
ちなみに男湯は無人だった。
脱衣所ぐらいはいいでしょう?
奥の箱は協力金を入れる箱。
決まった入浴料は無いが、寸志(ぼくは100円)を投入した。
撮影禁止でなければもう100円ぐらい投入してもよかったけどね
そう言うわけで、以下の写真は撮影禁止でない頃の同時期に撮影した湯友から借りた写真や、サイトから拝借した写真を掲載。
岩で造られた浴槽は10人ぐらいは入れそうな規模。
浴場周りには分析書の掲示が無く、管理している雨飾荘にも立寄れなかった(後述)ため、ネットで分析書を検索。
雨飾荘と源泉は違うようだ。※自分で確認したわけではないので、以下が違っていたら判明した時点で訂正します
無色透明な湯は、源泉名が「小谷温泉1」。
源泉温度51.8度、pH7.0のナトリウム-炭酸水素塩温泉。
純重曹泉だ。
成分総計は3.895g/kg。
訪れたときは上の写真↑のように浴槽には茶色い沈着が見受けられた。
基本的に完全かけ流しで使用されている。
※写真はサイトより拝借
成分の内訳は、陽イオンだとナトリウムが920.4mgで96.2ミリバルの割合。
陰イオンだと炭酸水素が2441mgで93.17ミリバル。
潔い数値
遊離二酸化炭素が300.6mgとなっているが、シュワシュワ感こそなかったが炭酸の痕跡は風味にあったかも。
※写真はサイトより拝借
サイトより拝借した写真と湯口の位置が違っているのか、浴槽の形状も変わったのか…スミマセン、よく分からず。
浴槽での温度は実測で43度の適温。
無人なのに大したものだ。
湯口では48.6度だった。
僅かなダシ臭と僅かな金気臭があった。
マイルドな昆布ダシ塩味があり、美味しい。
沈着や析出物も見ごたえあり。
重曹泉らしいしっかりとしたスベスベ感が楽しめた。
浴後に親施設の雨飾荘へ向かう。
歩いてすぐである。
ところが立寄り入浴はレストランと共に中止していた
実は入浴と食事の両方を考えていたのだが、これも事前に調べれば分かっていたこと。
リサーチ不足がここでも露呈(^-^;
まあ食事は小谷温泉方面へ向かう途中に看板を見かけた蕎麦屋にしてみようと思い、実際に行ってみた。
次回に紹介。
※写真はサイトより拝借
小谷温泉 奥の湯 雨飾高原露天風呂
長野県北安曇郡小谷村中土18926-1
0261-85-1607(雨飾荘)
10:00~21:00(11月中旬から4月下旬まで冬季閉鎖)
寸志(協力金)
<源泉名:小谷温泉1>
ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)
51.8度
pH7.0
成分総計 3.895g/kg
無色透明
微ダシ臭、微金気臭あり
淡昆布ダシ味、淡塩味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2020年9月入湯
※数値はH18分析書より