長野県の渋温泉まで行って泊りがけで配信ライブをやってきたため、少々ブログ更新が止まっております。
そのときの模様はアーカイブのご案内ができる頃にでも、また。
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2020年9月、日帰りで長野県は小谷村を中心に一人で湯めぐりをしたときのシリーズ、スタート。
このときは急にオフとなり、ほとんど無計画のまま向かったのであった。
夜明け前に車で出発、最初に向かった湯は山奥の一軒宿。
小谷村の奉納(ぶのう)地区にある、奉納温泉。
以前の山小屋然とした宿泊棟が2014年の災害で倒壊し休業。
2017年5月に現在の形で再開した。
奉納温泉
標高700mに位置しており、11月下旬から4月下旬まで冬期休業となる。
子宝の湯として長く知られてきた湯は自然湧出。
貯湯用と思われるタンクが敷地内にあった。
立寄り入浴も広く受け付けているが、時間は要確認。
ぼくは早朝に電話して立寄りOKを確認してから向かった。
9時半頃の到着。
民家の玄関のようで、表札の代わりに営業中の札が出ている。
若い兄さんが受付をしてくれた。
立寄り入浴料は700円。
コロナ対策もされていた。
表に車は数台とめてあったが、館内は静かで湯は独り占めできそうだ。
浴場は男女別に内湯が1つずつのシンプルさ。
向かって左側の男湯へ。
案の定、終始貸切状況で入浴できた。
浴場も被災したと聞いたが昔の写真を見る限り、以前と雰囲気は変わってないようだ。
浴槽は3~4人規模。
後に詳しく見ていくが、源泉温度が低いため加温・循環仕様。
基本的にオーバーフローは見られないが、嫌な消毒臭も皆無。
洗い場のカランから出るのは真水・真湯だった。
別角度から無理矢理浴槽の全景写真を↓。
浴槽でほぼ無色透明の湯は、源泉名がそのまま「奉納温泉」。
源泉温度33.2度、pH6.8のナトリウム-塩化物・炭酸水素温泉。
成分総計は10.710g/kgの高張性。
ナトリウムイオンは2894mg、塩素イオンは3331mgだが、数値的に目立つのはやはり炭酸水素イオンの3089mgであろう。
他にメタケイ酸が136.8mg、そしてメタホウ酸が348.3mgもある。
遊離二酸化炭素も555.8mgとなっていたが、貯湯で炭酸成分が抜けるのか、後程みる非加熱の源泉でもシュワシュワ感は無かった。
先述通り自然湧出で、32.1リットル/分の湧出量とのこと。
加温してある浴槽温度を測ると。。。
39.3度とぬるめ。
源泉温度があまりない湯ではぬるめの加温でもよいと思っている。
似たような写真で失礼。
オーバーフローは基本的にないが、あちこちに見られる茶がかったクリーム色の沈着がいかにも炭酸水素泉らしい。
ちなみにカルシウムイオンは175.1mg。
その沈着、そして析出は湯口ではっきり確認できる。
フグリのごとく膨らんだ茶クリーム色の状況にニンマリ![]()
加温した状況でほぼ無臭。
強めの塩味があり、淡い苦味と重曹系由来と思われる淡い甘味を感じた。
ちなみに湯口での温度は。。。
39.9度。
まあ加温循環しているのであまり意味のない測定か。
特筆すべきはその浴感。
強力なヌルトロ感である![]()
これはたまらん![]()
このヌルヌルはこの後のハシゴ湯での浴感センサーを狂わせそうだ(^-^;
そしてこちらの浴場でのぼくの白眉は非加熱源泉エリア。
浴槽の対面、洗い場の並びに非加熱源泉が出っ放しのところがある。
浴槽の湯口よりもさらにえげつない沈着と析出具合![]()
非加熱源泉の温度を測ってみると。。。
何と15.5度しかない。
分析書の半分以下、バリバリ冷鉱泉の値だ。
暑い時期は去ったと言えまだ9月だったが、貯湯の間に外気の温度まで下がってしまったのか。
風味は加温した源泉とほぼ同じ印象。
すなわちほぼ無臭、強めの塩味、やや苦味、やや甘味。
源泉温度が自然に下がっているとはいえ非加熱源泉があれば直接浴びないと気が済まない![]()
析出物の盛り上がりで蛇口の下に桶を設置できないが、使われてないホースを発見した。
このように設置↓。
冷たいヌルトロ源泉を無事浴びることができた![]()
そして交互入浴。
存在感のある源泉をしっかり楽しんだ。
奉納温泉
長野県北安曇郡小谷村中土奉納941-1
0261-82-2434
立寄り入浴料 700円
時間は要確認
不定休・冬季(11月下旬〜4月下旬)休業
<源泉名:奉納温泉>
ナトリウム-塩化物・炭酸水素温泉(高張性・中性・低温泉)
33.2度
pH6.8
成分総計 10.710g/kg
自然湧出
32.1リットル/分
ほぼ無色透明
ほぼ無臭
強塩味、淡苦味、淡甘味あり
とろみのある強力なツルスベ感あり
加温・循環
別途非加熱源泉あり
2020年9月入湯
※数値はH21の分析書より























