2020年1月頭の岡山のハシゴ湯シリーズ。
ハシゴ湯といっても、先の「かしお温泉」と、今回の湯の2つのみ。
向かったのは岡山では人気の桃太郎温泉の別館的な施設。
本館的な「岡山 桃太郎温泉」の方は以前訪れた。
極上泡付きの素晴らしい浴槽があった施設だが、そちらと今回訪れる「桃太郎温泉 一湯館」では源泉が違うのだ。
笹ケ瀬川沿いにあり、湯元の文字も誇らしい。
「一湯館」で「いちゆうかん」と読ませる。
さすがに正月休みの最中、駐車場の車は多かった(^-^;
左の方で何やら手にもって写真を撮っているのは湯友↑。
着いたのは14時半頃。
こちらは宿泊施設ではなく、立寄り施設。
平日は14~22時の営業だが、土日祝は10~22時の営業となる。
正月休み中なので土日祝の営業時間だったようだ。
桃太郎温泉 一湯館
混んでいるのはもう諦めて向かうしかない(^-^;
入ってすぐ浴場のシンプルな造り。
利用しなかったが2Fに休憩用の大広間やテラスなどがある。
入浴料金は800円と雰囲気よりかは高く思える。
源泉の温度が低く加温が必要なための燃料費ということか。
浴場は男女別に同じ内容がシンメトリに配置されている。
大浴場、気泡湯、サウナ、水風呂、露天風呂がある。
脱衣所は人がたくさんで撮影できず。
こちらの基本湯使いが図解されていた。
熱交換による循環併用かけ流し。
ろ過はしてない。
ただし。。。後述。
当然浴場内も人が多く、ほとんど写真が撮れず。
多くの説明的な写真はサイトから拝借した。
まずはメインの浴槽から。
無色透明な湯は源泉名が「桃太郎温泉」。
源泉温度20.2度、pH8.9のアルカリ性単純弱放射能冷鉱泉となる。
ラドン含有量は11.3マッヘ。
成分総計は0.23g/kg。
泉質としては同じ岡山市北区にある先の「かしお温泉」と同じだ。
※写真はサイトより拝借
こちらを先述通り、加温して循環併用でかけ流し使用。
ただし残念なことに、消毒の塩素臭が淡く漂う。
※写真はサイトより拝借
源泉としては消毒臭以外はほぼ無臭。
淡い甘味とミネラル感を感じる。
ただし塩素は味にも乗ってしまっており、決して強くはないものの、繊細な泉質だけに目立ってしまうのが残念。
全ての湯口から非加熱の源泉が投入されているが、そう言うわけでぼくの評価は下がる。
浴感はスベスベありだが、加温した浴槽でなぜか引っかかり感もあり。
成分を見るとアルカリ性だし炭酸イオンも24.05mgぐらいあるので、もっとツルスベ感があってもよい気がする。
ただし浴後のスベスベ感はしっかりあった。
メイン浴槽と連ねて小さくあるのが気泡湯と名付けられた浴槽。
※写真はサイトより拝借
こちらも非加熱源泉を投入し、熱交換の循環をしつつ、かけ流し。
※写真はサイトより拝借
それでもやはり消毒の塩素風味は淡く着いて回る。
露天風呂も仕様は同じ。
やはり消毒の塩素風味が淡くあり。
※写真はサイトより拝借
普通サイトだと露天風呂の写真は全景を載せると思うのだが、こちらは湯口とオーバーフローの写真のみ。
※写真はサイトより拝借
どこかの湯マニアみたいだ
熱交換をしない完全かけ流しとなるのが源泉水風呂。
こちらで塩素風味がどうだったかのメモが無いが、やはり少しはあったかも。
ただし加温浴槽で感じた浴感の引っかかりはなく、スベスベ感だけだったかな。
この水風呂の向かいにサウナがある。
浴後に周辺を観察。
湯元と書かれた一画は源泉湧出地だった。
すぐそばに温泉スタンドもある。
そしてその先に見えるのが貸切風呂。
貸切風呂は2つあり、時間や人数にもよるが1000円/人から利用できるらしい。
詳細はこちらから。
岡山での湯めぐりはここで終了。
湯友の家まで戻り、車を置き、奥さんに挨拶をし、正月のお酒を一杯いただいた後はいつもの伊丹のハシゴ酒へ。
その模様はこちら
でお送りした通り
以上、2020年初頭の湯めぐりはこれにてさっさと終了。
次の湯話は2020年2月の長野~北陸編を少々。
桃太郎温泉 一湯館
岡山市北区菅野2640-8
086-294-6888
入浴料 800円
10時~18時半
平日14~22時
土日祝10~22時
最終受付21時30分
休館日:毎月第2水曜日(祝日の場合は第3水曜日)
<源泉名:桃太郎温泉>
アルカリ性単純弱放射能冷鉱泉 (低張性・アルカリ性・冷鉱泉)
20.2度
pH8.9
成分総計 0.23g/kg
無色透明
ほぼ無臭だが消毒の塩素臭が淡くあり
淡甘味、ミネラル風味、消毒の淡塩素味あり
スベスベ感あり(加温で引っかかり感あり)
加温循環併用かけ流し
水風呂は非加熱かけ流し
2020年1月入湯
※数値はR1の分析書より