話は戻り2020年3月、コロナ禍の緊急事態宣言が出るまだ前の某日。
兵庫の実家の片づけ作業を終え、車で関東の自宅へゆるゆると戻る途中。
実家と自宅の往復には、湯とか食とか何か少しはイベント(ブログネタ?)を入れることにしているのだが、この時はまず早めに昼食として亀山の味噌きホルモンを食べにいくことにした。
亀山の味噌焼きホルモン(+うどん)と言えば、ちょうど3年前の2017年3月に湯仲間と亀八食堂に行ったことがある。
今回向かったのは亀八食堂と人気を二分する、亀とん食堂。
車だと県道565号沿いだが、JR亀山駅からもほど近い。
建物の前にも駐車スペースはあるが、道を挟んだ向かいの広い方へとめた。
亀とん食堂
11時の開店時間に合わせて到着。
まだ準備中となっていたが、店内を覗くとすでに営業体制だった。
一番奥の座敷に先客が居ると思ったら、先代のご夫婦か。
今のご主人のお父さんになるのだろう、ご主人が身内らしい言葉遣いでご夫婦と何やら揉めていた(^-^;
写真↑のメニューの前に写っているのが今のご主人。
「いつもスマホをいじってる」というレビューを読んだことがあったがこの日もそうだった。
とは言いつつ愛想はよくて、他の客もまだだったのもあり、セルフスタイルの店なんだろうが説明の言葉と共に要所要所を焼いてもらったことになる。
メニュー部分を拡大。
やはり「味噌焼きホルモンうどん」を食べたいのだが、それにはまず肉を選択。
味噌焼きうどんというメニューは存在しない。
その辺は亀八食堂と同じ。
というか、創業はこちら、亀とん食堂の方が先らしい。
つまりこちらが元祖。
肉関係はもちろん1種類でもよいはずなのだが、「それだと旨味が出ないよ、最低2種、できれば3種」とわりと強く言われる。
3つ入れると量も予算もオーバーしそうなので、ここは2種、牛バラと牛ホルモンを選択。
そしてうどん玉を1つ。
うどんと入れた上でも間違いなく白飯に合うのだが、腹いっぱいにするとこの先長い運転に支障をきたすので、ここは我慢。
肉を頼むと自動的に野菜が付いてくる。
亀八ではキャベツとモヤシだったが、こちらはキャベツのみ。
外から中へよくかき混ぜる。
途中でご主人、火を弱めた。
真ん中に寄せて蒸し焼き状態にする。
旨味の汁で煮る感じ。
ジューッて音がするまで1分以上置く。
ご主人の赦しが出るまで手を加えてはいけない
うどんを投入。
うどんはオリジナルで地元の製麺所で作っているもの。
混ざったら完成
もう見るからに美味しく、食べても超分かりやすく美味しい
これ↑は牛バラ部分なので、牛ホルモン部分を↓。
適度な歯応えと脂の甘味が焦げかけた味噌と相まって、あははは
やはりご飯をせめて小盛でも頼んでもよかったな~。
ごちそうさんでした
〆て1550円。
やはり肉2種だとこのぐらいしてしまう…豚ならもう少し安くなるが。
あるいはご主人のススメに従わず、あくまで肉1種で通せばかなりお得な料金で〆られるけど(^-^;
適格なご主人の焼き方指南もあり、結果的に亀八よりもさらに美味しく感じたような気がした。
どちらも好きなことは間違いないのだが
やはり2~3人で再訪して肉を増やしてまた楽しみたい。
亀とん食堂
三重県亀山市御幸町299-2
0595-83-0085
11:00~21:00
火曜日定休
2020年3月入店