2020年6月、やはり法事と家財道具の整理で兵庫の実家に戻っているときの話。
発作的にどうしても美味しい魚だしのラーメンが食べたくなった。
ああ、何とかして食べたい!
思いを巡らしていると、実家の近くを通る国道176号線、通称イナロク沿いに飛魚だしのラーメンを売りにしているところがあったのを思いだした。
自然豊かで独特の魅力的な文化を持つ西宮市山口町にある。
まだ行ったことないけど車で約20分ぐらいだ、よし昼に行ってみよう!
このときの推しは「濃厚醤油ラーメン」のようだったが、ぼくが求めるのはたぶんそれじゃない。
幟に「すっごいズワイガニ…」という文字も見えるがそれでもない。
…反対の方向に「すごい飛魚だしラーメン」としっかり出ていた(一番最後の写真)。
その店は何ともストレートな店名「だしと麺」。
だしと麺
着いたのは12時40分頃とまだランチタイム盛況な時間。
十数台ぐらい停められそうな駐車場も3/4ぐらい埋まっている。
電車利用だと駅からとても遠い立地になるので注意。
広い店内、カウンターは比較的すいていた。
メニューを見ると、通常のラーメンは大きく分けて2種になるのか、いやもっとあるのか。
とりあえずさっぱり派と濃厚派に分かれそうで、ぼくは魚だし、魚出汁、魚ダシを堪能したいので、左ページの焼き飛魚煮干しとマグロ節のコク増しスープの方から選択。
からあげもライスもこのときはいらなかった。
焼き飛魚そばを単品で。
メニューでは900円となっているが、これは味玉付きの値段。
味玉を外すと800円となり、最もシンプルと思えるそれを注文。
こちらは麺の大盛も無料。
店名からすると当然麺も存分に楽しめそうなので、大盛りを選択。
ラーメンがくるまで卓上の観察。
色々あったけどスンマセン、結局どれも使わずなので説明省略。
さて、数分で丼が到着。
おお、まずはよく考えられた美しい色合い。
上から糸唐辛子の赤、三つ葉の緑、レアチャーシューの赤と玉葱の白、そしてやや濁りのスープとストレートな麺、それを受ける藍色のアクセントも効いた器。
またぼくは普段から無くてよいと思っている具は潔く乗ってないのもポイント高し。
もう食べる前から間違いない感は十分。
そして求めていた魚だし、飛魚だしの馥郁とした香りが素晴らしい![]()
塩加減を抑えて出汁の風味が一番前面に出るようにちゃんと仕上げられている。
期待通りであった。
また薬味の玉葱がかなり辛くて、アクセントとして抜群の存在感がある。
麺はツルツル。
茹で加減は最初柔らかめかなと思ったのだが、麺の味わいがしっかりしてあり、ツルツル感と相まってこのぐらいがベストだなと思えた。
レアチャーシューは、肉の外側に焦がしめがあり、それがまた心憎い味のアクセントになっている。
チャーシュー自体、薄めが2枚とそれよりやや厚いのが1枚。
必ずそうなのかたまたまか分からないが、結果的には食感の違いが楽しめた。
これは大当たりの一杯![]()
ごちそうさまでした。
このクオリティなら他のスープも美味しいのだろうが、再訪したらまた飛魚だしのを頼みそうな気もする。
忙しい時間帯なのに、帰りはスタッフの女性一人が玄関先まで見送ってくれた。
良い店だったな~。
だしと麺
兵庫県西宮市山口町上山口2-7-10
078-907-5580
11:00 〜 24:00 / 通し営業(いつでも麺大盛無料)
無休
2020年6月入店











