2019年10月の鹿児島一人ハシゴ湯旅。
初日の宿泊地、指宿温泉での夕食編。
宿にチェックインしてから徒歩で訪れた「吉乃湯」を出たのはすでに20時半頃。
温泉地の飲食店は閉店時間が早いことが多く、これから食べ飲みできる店も限られている。
営業時間を調べて向かったのは、吉乃湯から宿までほぼ同じ距離の「居酒屋 ひろみち」。
砂むし温泉通りと呼ばれるメインロードの交差点にあるので分かりやすい。
居酒屋 ひろみち
こちらを選んだ理由の1つに焼酎の品ぞろえがとても多いということがある。
焼酎は全然詳しくないのだが、自宅での毎日の寝酒はほぼ芋焼酎か麦焼酎のロックかお湯割り
どんなのが並んでるのだろうか。
平日の20時半過ぎ、さすがに店は空いていたが、それでも外国人を含めて数人いた。
ぼくは一人なのでもちろんカウンターへ。
お~、スゴイ数の焼酎
詳しくは後程。
カウンターには先客の外国人2人組が居たが、程なく帰って行った。
店内はこじんまりとしているが、なかなか落ち着ける雰囲気。
あ、2Fもあるのか。
鹿児島なので、きびなごの刺身を頼もうとしたら、刺身はすでに品切れとのこと。
写真は無いが、壁のおすすめメニューにあったアジのひらきを頼む。
ビールでシュワっといこうかとも思ったが、普段から焼酎の炭酸割りも好きなぼくとしては、この「りえハイ」に決定。
赤利右衛門のハイボール、ゴキゲンな300円ドリンクだ
お通しが来た。
左は茄子の煮浸しのようなものだったが、鰹節が妙に美味しい
いや、茄子も美味しいのだが、それを引き立てて余りある鰹節。
真ん中の南蛮漬けは鰹の腹皮を使用しているとのこと。
歯応えがよく旨味がしっかりあって、これも気に入った!
そして右は鰹のタタキ。
もちろんのごとく美味しかった。
アジのひらきが到着。
これが大きい
たっぷりの身はしっかり脂が乗っていて酒が進むよ進む
つけ汁の旨味が独特というメモが残っている。
どういうことか、もう一度食べて確認したい。
アジをつついたとたんにりえハイは無くなった。
いよいよ棚の焼酎だ
知っている、飲んだことのある銘柄も少しはあるが、ほとんどが初めて目にするものばかり。
これは選べない!
メニューが分厚く、本だ
やはり選べない(^-^;
前回の鹿児島湯めぐりで気に入った紫尾温泉の「紫尾」の文字が見えた。
よし、「紫尾の露」をロックで。
メジャーな三岳や黒伊佐錦に挟まれて堂々の風格だ。
後から調べたら紫尾の露もそこそこ名の通った焼酎みたい。
ピンボケ失礼。
焼酎は片口に入れられるので、自分で調整して飲むことができてうれしい。
そして正解、芋の甘味と旨味がしっかりで旨い
こちらのお店は串焼きも推しているので、刺身でなかったきびなご、焼き用にはあるとのことでチョイス。
そして鹿児島と言えば豚。豚バラも。
一緒に盛られてきた。
濃いめの塩コショウがこれまた焼酎に合いすぎる
ホントはもう少し薄い味付けで食べたいのだが、酒を重ねさせるワザなのか、これはこれでたまらん。
というわけでもう1杯。
せっかくなので別のを。
高いから旨い、安いから不味いという解は経験上焼酎ではあまりない気がする。
というわけで、1合300円の薩摩の薫を。
氷少なめでじわじわ飲むウチにアテが終了。
結構よい時間になったし明日も早いので、続きは宿の部屋飲みにしよう。
万が一のためにコンビニで仕入れておいたカップ焼酎とカワキモノがあるし
〆て2310円は安いでしょう
というわけで、次回はようやく初日の宿の話を。
居酒屋 ひろみち
鹿児島県指宿市湯の浜5-15-6
0993-24-5515
18:00~24:00
日曜定休
2019年10月入店