2019年の東日本たらい回し湯旅の途中だけど、ここで近況を少し。
2月のある週末、湯河原に住むシンガーのみちよちゃんと役者の万さんの夫婦から、旧友ヤマと一緒にまたお招きをいただいた。
そして旧友ヤマとの話は最近だとこちら。
車で出発し、途中でヤマをピックアップ。
まず向かったのは小田原さかなセンター。
昼食としてこちらの中にある店で海鮮丼的なものをいただく。
近くの港に上がった近海ものを楽しんだ。
詳細は後日に。
そして湯河原温泉へ向かい、渋い旅館の立寄りで1湯。
元湯の旅館で完全かけ流しの湯河原の源泉をゆったり楽しんだ。
これもいずれ詳細を。
湯河原の山の手に住む夫妻のお宅へ。
ぼくはいつも買ってる近所の養鶏場でその日の朝に産んだ卵や、やはり普段買ってるその場で焙煎してくれる珈琲豆屋でお気に入りのブレンドなどをお土産に持参。
猫が3匹に増えていたが保護してきた新しい1匹は結局一度も顔を出してくれず。
これまでの2匹と戯れていると、鼻にアレルギー反応が(^-^;
それでもかわいいから仕方ない
夕食タイムとなり、まず出てきたのがサザエ。
これはつぼ焼きではなく、ぼくの記憶に間違いなければサザエのおひたしなんだそうだ。
サザエをお湯で煮て、ダシを入れて漬けおくだけとのこと。
これが滅法美味しかった
サラダはコールスローだが、具材に注目。
キャベツと蜜柑のコールスローサラダ。
蜜柑をたくさんもらい、思い付きで作ったら美味しかったので定番にしたそうだ。
メインはユーシェン。
シンガポールの正月料理として知られているらしい。
具材にはそれぞれ意味があり、とにかく富を得て幸福になろう的な料理
薄い揚げ物は大きな冨を意味する。
このときは餃子の皮を使ったとか。
魚は鯛だと思うが、必ずしも鯛でなくてもよく、魚は1年を通じて裕福なことの象徴らしい。
その他の野菜にも意味があるようだが割愛。
これを全員が箸をもってかき混ぜながら高く持ち上げる。
そのときに「ローヘイ!」という掛け声がかけるのがお約束
ローヘイは幸運を引き上げるという意味だそうだ。
高ければ高いほど幸運も高まるとのことで、現地では立ち上がってかき混ぜ、テーブル一面に散らばることもしばしばらしい。
めっちゃ楽しく美味しくいただけた
この日は泊まりでのお誘い。
よってお酒が飲める
飲みはじめはヤマが持ってきたIPAのクラフトビールから。
あまり酒を飲まないヤマがなぜクラフトビールを持ってきたかは後程。
まずはPUNK IPA。
スコットランドの有名なブルワリー、ブリュードッグの極上な1本。
そしてこの日のメインクラフトビール、KIKK IPA。
テクノアーティストのケンイシイがプロデュースしたクラフトビール。
実はヤマはデザイナーであり、ケンさんの作品のアルバムアートなどを長く受け持っている。
最近は2人でユニットを組み、音楽を越えて活動。
このKIKK IPAのラベルはヤマのデザインなのだ。
これは今まで飲んだクラフトビールのどれとも違う味わいで、ケンさんの造形の深さが伝わってきた。
クラフトビールはもう1本。
何かの大会でグランプリをとったらしい、Revision IPA。
アメリカはネバダ州のまだ若いブルワリーだが、ホップの華やかさが素晴らしく効いていた美味しい1本だった。
ビールの他は日本酒とか。
ウイスキーとか。
楽しい宴は夜更けまで続いた。
ふかふかの布団で就寝させてもらい、翌朝は気持ちよく目覚める。
マフィンに自家製イチゴジャムの朝食をいただき、みんなで買い出しに。
この日は先述のケンさんが奥さんと子供を連れて湯河原に遊びに来るのだ。
ケンさんとは超久しぶりにお目にかかる。
またクラフトビールをたくさん持ってくるとの前情報だが、残念ながら帰りの運転があるのでぼくは飲めなかった
お昼は買って来たお寿司。
ぼくが飲めなかったビールたち。
ぼくは一人ノンアルビールを買って、脳内変換して飲んでましたわ(^-^;
音楽の話はほとんどなく、ほぼほぼビールの話に終始。
あ、後はディープなアレルギーの話も(^-^;
寿司が無くなると、今度はトリュフを挟んだ白カビチーズや、自家製生ハムまで。
どちらも写真は無し。
どちらも美味しかったがそれにしても生ハム、自家製であそこまで美味しいとは。
しかも作り方はかなり簡単。
いずれぼくもやってみたいぞ。
会費制なので気をつかわずに済んでかえってありがたい
楽しい時間はあっという間に過ぎ、ヤマ共々夕方に湯河原を辞した。
帰り道でラーメンでも。
家系の一杯は、またいずれアップ予定。
ヤマは横浜の生まれ育ちなのに家系を食べるのが初めてという、同じ世代としては信じられない事実が判明したが、スープまで飲み干していた
飲食店と温泉はかなり後程になるけどそれぞれ記事にする予定なのでお待ちくだされ。