※KBS弥生の里温泉は2023年3月で閉業しました
2019年夏ころの湯や飲食ネタをいくつか続けます。
まずは8月。
法事で帰省の際に立寄った湯から。
大阪府は和泉市にある宿泊施設を備えた「KBS弥生の里温泉」が目的地。
単に「弥生の里温泉」とも呼ばれる。
車で行っても80台分の駐車場があるが、JR阪和線の信太山駅から徒歩でもすぐだ。
建物の情報にはKSBの文字がある。
親会社のケイエスビー株式会社は和泉市に本社を置く寝具・肌着を中心とした健康関連製品の販売会社らしい。
宿泊と温泉入浴、そして大衆演劇「弥生座」による公演もある。
ただしこの「弥生座」は2019年10月末で営業を終了してしまった。
8月に訪れたときに観ておけばよかった。
営業時間は10~22時で木曜休館だが、サイトのお知らせによると、2019年12/29をもって日帰り入浴の営業を終了するとのこと。
宿泊のみ入浴可能、つまりのみ不可の湯となってしまう。
立寄りで入浴を検討していた人は今年中に、急がれよ![]()
ぼくは例によって平日の昼間に来訪。
KBS 弥生の里温泉
建物の中に入る前に、外にある源泉関係の施設をチェック。
源泉が汲める「お湯汲み処」があった。
無料で自由に汲んでよいということか。
ただしめっちゃチョロチョロの出方だった(^-^;
無料の足湯もある。
使用源泉は同じなのでもちろん無理?しないが、かなりよい雰囲気になっている。
湯口周りは観察し甲斐があった。
析出物、沈着の具合は素晴らしい。
金気臭に、仄かなタマゴ臭もあったり。
こういう施設は得てしてメインの浴場よりも源泉の状態がよかったりするのだが、ここもこの湯口に関してはそれが当てはまるかもしれない。
でも詳しいインプレッションは浴場にとっておこう![]()
では館内へ。
ピンボケ失礼。
入浴料は基本コースが全日1400円。
お得コースが平日650円、土日700円。
お得コースは60分であり、ぼくはそちらを選択。
つまり650円であった。
この他に新館あすかに貸切風呂がある。
大人2人子供1人までが込みで90分3000円。
確認してないが本館の風呂に入らなければこの料金だけでよいのではないか。
こちらは売店。
スンマセン、素通りのため何があったかチェックしておらず。
3Fに向かう。
2Fがまるまる宴会場というのもなかなかすごい。
演劇の弥生座をはさんで男湯と女湯の暖簾が掲げられている。
弥生座の営業が終了した現在はどうなっているのだろうか。
では男湯へ。
ちなみに男女の入れ替えは無い。
館内には意外と人が少なかった。
もしや、このレベルで貸し切れるか。。。
さすがに独り占めはできなかったが、常時2~3人ぐらいであった。
まずは内湯から。
源泉の詳しい話は露天風呂にてするので、しばしお待ちを。
写真↓は洗い場を背にして。
湯気でよくわからないので、かけ湯(源泉だったと思う)の前から。
向かって左側が真湯を使用。
真湯を使用していても消毒の塩素臭はなく、加温循環併用であろうがオーバフローがあるのはよい。
右側に並ぶ浴槽が源泉を使用している。
どちらも加温循環併用、ろ過もしているようだがオーバーフローがちゃんとあるのだ。
手前の檜湯と呼ばれる浴槽を。
こちらでも消毒の塩素臭などはなく、程よく加温された源泉をそれなりに楽しむことができる。
内湯エリアにはサウナもある。
スミマセン、使用せず。
水風呂は使用。
内湯での熱冷交互入浴をさせてもらった。
露天風呂コーナーの端にはつぼ湯が2つある。
浴槽の沈着などぱっと見はイイ塩梅なのだが、湯はヘタっていた。
加温かけ流しにはなっているが、新鮮な源泉由来とは思えない、臭素臭っぽい雑風味が目立つ。
一回入ってチェックのみ。
後に述べる露天よりもスベスベ感が感じられなかった。
それでは一番の目玉、露天風呂へ。
僅かに黄緑色~黄色にやや濁りの湯は、源泉名「ケイビーエス弥生の里温泉」。
源泉温度38.5度、pH7.0のナトリウム-塩化物温泉。
成分総計は2.8884g/kg。
硫酸イオンは3.1mgしかなく、炭酸水素イオンが486.4mg。
ナトリウムだけでなく、カルシウム170.9mg、マグネシウム57mg他、ストロンチウムやバリウムなどのイオンも見られる土類系。
クリーム系の沈着がある見た目の通り、重炭酸土類系の塩化物泉だ。
1300m掘削、動力揚湯。
赤っぽい沈着もあり、鉄のニュアンスもある。
そして湯使いは、加温で温度安定の循環もあるが、かけ流し使用。
湯口の近くでは源泉の状況もよく、ほぼかけ流しと言ってよい満足度がある![]()
石灰華の形成もなかなか進んでいる![]()
湯口からは常時源泉が出ているが、投入量は途中から増えた。
ごく僅かにタマゴ臭、そしてしっかり金気臭。
淡い鉄味、微かなタマゴ味、淡いダシ味、僅かな塩味がある。
湯口近くで細かな泡付きが多量にある![]()
細かな茶色~オレンジ色の湯の花も僅かに舞っている。
しっかりとしたスベスベ感があり、なかなか満足度の高い入浴感であった。
入浴レベルでは露天風呂がダントツなのだが、源泉レベルではやはり最初に取り上げた足湯にあった湯口が一番新鮮。
チェックをお忘れなく![]()
そして繰り返しになるが、立寄り入浴ができるのは2019年12/29まで![]()
KBS 弥生の里温泉 ※KBS弥生の里温泉は2023年3月で閉業しました
大阪府和泉市池上町1-696−1
0725-46-1111
入浴料 基本コース:全日1400円
お得コース:平日650円 土日700円
営業時間 10:00~22:00(最終入館21:00)
木曜休館(祝祭日を除く)
<源泉名:ケイビーエス弥生の里温泉>
ナトリウム-塩化物泉 (低張性・中性・温泉)
38.5℃
pH7.0
成分総計 2.8884g/kg
1300m掘削 動力揚湯
<露天風呂>
浴槽で微黄緑色~黄色やや濁り
微タマゴ臭、金気臭あり
淡鉄味、淡ダシ味、淡塩味、微タマゴ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
細かな茶~オレンジ色の湯の花少し
クリーム色、茶色などの沈着や析出あり
湯口近くで細かな泡付き多量
加温循環併用かけ流し
2019年8月入湯
※数値はH21の分析表より































