※唐竹大湯温泉は2019年4月で閉業済です
大和温泉からこの日の宿にはあと数キロほどなのだが、行程的にどうしても入り残した湯に行っておきたい。
それは朝の唐竹温泉の後に向かい、入浴可能時間の認識間違いでフラれた唐竹大湯温泉だ。
距離的には十数キロ。
バイパスである県道282号沿いではなく、商店なども並ぶ旧道沿いにある。
ちょうど終了時間の21時には余裕で間に合う感じに着けそう。
これ↑は朝に行って茫然とした際の写真(^-^;…一度掲載済のを使いまわし。
入浴可能時間はそう言うわけで、12時~21時。
毎月1日、11日、21日が定休日。
普通の共同浴場であり、老人福祉施設系ではないので、地元のお年寄りが早く安く入れたりはしない。
唐竹大湯温泉
建物が地味なため夜だと通り過ぎそうになるが、朝にチェックしておいたため問題なく20時45分頃に到着。
ちゃんと専用駐車場もある。
こうなったら終了まで粘るぞ。
先客は何人か居そうだが、そんなに混んではいなさそう。
入浴料は200円。
300円だと認識していたが、値下がりしたってことのようだ
それでは浴場へ。
男女別に内湯が1つずつ。
やはり先客が2人。
実はこの方々が終了時間になっても一向に上がってくれず、宿のチェックインがあるぼくには限界があり(すでに予定より遅れている)、終了独り占め作戦はあえなく撃沈したのであった(^-^;
そしてまたカメラが浴場内でむずかり、写真のクオリティの低さにご容赦をm(__)m
数人サイズの浴槽からは湯がしっかりかけ流されている
無色透明な湯は源泉名「唐竹阿蘇温泉」。
源泉温度66.1度、pH8.0の単純温泉。
成分総計は0.823g/kg。
唐竹温泉とは源泉が違い、ここのみで使用している自家源泉である。
見た目は完全かけ流しだが、少し加水はしているようだ。
洗い場も公衆浴場らしいシンプルさ。
固定シャワー付きのカランの他、シャワーなしのカランも並ぶ。
カランを推すと、当たり前のように源泉が出る。
さてこの唐竹大湯、浴槽の湯がなかなか熱いことで知られている。
終了間際であったが、体感で45~6度ほどあった。
浴槽に直接加水できる蛇口もあったが、捻られてなかった。
それぐらいの温度ならぼくも加水することは無い。
淡いタマゴ臭と淡いタマゴ味、淡い塩味がする。
しっかりとした投入量があるため、湯にヘタりはほとんど感じられなかった。
熱くともしっかりとしたスベスベ感を感じられた。
炭酸水素イオン(39.7mg)よりも硫酸イオン(241.9mg)が多い芒硝系の単純温泉なのだが。
メタケイ酸は66mg。
湯の花も少し観察できた。
これにて初日の立寄り湯は終了。
宿(もちろん温泉)に向かう。
いやはや、長い一日だった~。
唐竹大湯温泉 ※唐竹大湯温泉は2019年4月で閉業済です
青森県平川市唐竹堀合100-1
0172-44-3178
入浴料 200円
営業時間 12時~21時
毎月1日、11日、21日が休み
<源泉:唐竹阿蘇温泉>
単純温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)
66.1℃
pH8.0
成分総計 0.823g/kg
掘削・動力揚湯(湧出量は測定不能)
無色透明
淡タマゴ臭あり
淡タマゴ味、淡塩味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
湯の花が少し
加水?かけ流し
2018年5月入湯
※数値はH30の分析表より