海老名の「蔵元佳肴 いづみ橋」、前章のその1に続き、いよいよ内容編。
蔵元佳肴 いづみ橋 その2
なお写真は多く、文章は少ないので悪しからず![]()
最初から断っておくが、お酒も料理も全て十分に美味しかった。
酒をどんどん進める状況のぼくの舌レベルだと、細かな描写はご勘弁願いたい(^-^;
主役の日本酒は脇にある酒コーナーから提供される。
お酒の内容により温度ももちろん加減される。
このときは7種のお酒で温度の種類は6種だった。
色んな温度で楽しめるのは日本酒の醍醐味ですなぁ![]()
そしてぼくらが選択した計約600mlのメインコースだと、それぞれのお酒がほぼ2杯ずついただけることになっている。
厨房の様子。
真ん中のメガネの男性が料理長の根本さん(のはず)。
料理とお酒、フロア担当と何人ものスタッフがキビキビ仕事をしており、おもてなしもステキだった![]()
基本的にお酒が出された後にそれに合わせた料理が運ばれるという順番でコースは進む。
まず最初のお酒は「秋とんぼ 楽風舞 純米吟醸」。
海老名産の楽風舞を55%精米。
こちらは<ぬる燗>で提供された。
お燗系は以後温度が違ってもこのトンボの平たい器でいただく(器はその都度交換される)。
最初の料理は「真鱈白子 帆立 もち麦の茶碗蒸し 柚子」。
濃厚だがシュッとした味わいに、ぬる燗の酒が合うんですわ。
次のお酒は蔵元限定の生酒。
「とんぼスパークリング」を<雪冷え>で。
海老名産の山田錦を80%精米の微発泡の純米酒。
辛口であった。
これに合わせる皿は、予想外の初冬の果実。
「柿、ぶどう、さつまいも 自家製リッコタチーズサラダ」。
皿が大きい↑ので、果実部分をアップで↓。
ミントの葉もよいアクセントで、その上のディル、そしてホエードレッシングもよい塩梅。
次のお酒は新酒第2号にあたる「粉雪にごり」。
雪だるまのイラストも可愛い。
こちrは<花冷え>の温度で提供。
海老名産の山田錦を55%精米した純米吟醸。
これに合わせる皿は、蔵元佳肴いづみ橋盛合せと題された「お造り」。
手前の醤油は自家製の梅山椒醤油。
左端にあるとんぼの手前には、おかき塩。
仕事が施されたこれらの醤油、塩はまさにここだけのもので、面白く美味しかった。
それぞれのお造りをアップで。
ひがしもの。
左端のおかき塩にも注目。
ひがしものは以前仙台の居酒屋記事をアップしたときに取り上げたが、受け売りの説明を貼っておく。
…三陸塩釜ひがしものとは、9月〜12月にかけて塩釜市魚市場に水揚げされるメバチマグロのうち、塩釜にいる日本一の目利き人(仲買人)の目によって厳しい条件をクリアした、「鮮度」「色つや」「脂のり」「旨み」に優れているメバチマグロの事である。
その隣が、本かわはぎ肝ぽん酢和え。
肝ぽん酢和えなんて大人な塩梅、たまらんですわ![]()
これはそのままいただいた。
右端が、ひらまさ藁炙り。
藁炙りと言えばカツオのたたきを思い出すが、ひらまさのそれは初めてだった。
さて、次のお酒はぼくの一番好きなカテゴリー、純米の生もと仕込み。
こちらのそれは、「桃色黒とんぼ」。
座間産の神力を60%精米。
平成27年醸造の熟成酒の性格も持つ。
もちろん<熱燗>で。
これに対する皿は、初冬の旬野菜旬魚介の美味しき一汁と題されたもの。
「せり はまぐり 椎茸の酒潮煮」。
せりはもちろん宮城県名取市産。三浦農園より直送。
はまぐりはほぼ地元の平塚の誠力丸から水揚げ。
あははは、もうたまりませんわ![]()
このあたりでもう至極の気分![]()
次のお酒は新酒の第1号、「しぼりたて 楽風舞」。
ラベルこそ雪だるまだが、最初に出て来た秋とんぼと同じく海老名産の楽風舞を55%精米の純米吟醸。
これは<涼冷え>の温度にて提供された。
合わせる皿は、肉料理の「ひとさら」。
伊勢原の「やまゆり牛 ランプ 山椒醤油焼き」。
ベジル冬野菜のサラダ、海老名玉子添えとなっている。
しぼりたて新酒のエッジの効いた味わいが肉料理にもよく合うのだ。
そしてまたまたお燗のお酒が登場。
「秋とんぼ 雄町」の純米酒、生もと仕込み![]()
最初と同じ「秋とんぼ」の名がついているが、お米が自社田栽培の雄町。
65%精米で、<上燗>の温度で提供。
合わせる皿は、名残の秋味の愉しき「吹き寄せ」と題された2皿。
左が「滋味 さんま黄金煮」。
燗酒が合いまくる逸品。
もう一つの皿には、丸十蜜柑煮・落花生塩バター煮・隠元松前和え・菊花浸し・枝豆古酒漬・揚げ銀杏が乗っている。
超贅沢な酒のアテたち。
ボリューム的にも充分だが、もうエンドレスで飲めそうな気分になっている…あくまで気分だけね![]()
そして新米「えびな錦」での〆の食事が運ばれてきた。
題して「朝採れ湘南しらすのとろろめし 新粕汁 香の物」。
奥のお椀が粕汁なのは、さすが日本酒の蔵元。
しかも新粕を使用。
そして手前のしらすのとろろめし…こんなものがマズいわけはなく、いくらでも食べられそうな逸品だ![]()
不要かもしれないが(^-^;、混ぜた具合の写真も。
そして最後のお酒は純米梅酒。
デザートワイン的な位置づけ。
ちょっとドンペリっぽいラベルのそれは、「山田十郎」という名の梅酒。
神奈川県産の山田錦と小田原産の十郎梅を使用しているので、山田十郎なのだ。
<雪冷え>の温度で提供。
お皿の最後は甘味・水菓子。
「戻し十郎梅 ル・レクチェのコンポート 氷結キウイ」。
ここにも十郎梅。
ル・レクチェは洋ナシの一種。
ああ、ご馳走様でした。
約3時間の日本酒とおまかせ料理のフルコース、堪能![]()
いづみ橋のお酒はどれも納得できるラインナップでありつつ、こちらの料理も料金的に十分満足できた。
日本酒好きにはオススメである。
蔵元佳肴 いづみ橋
海老名市扇町12-33 フィールズ三幸 1階
046-240-9703
火~土曜日 16:00~22:30 、日・祝日14:00~20:30
定休日 基本的に月曜日(ひと月6日の定休日)
要予約 https://yoyaku.toreta.in/izumibashi/#/
2018年11月入店
































