白頭鷲でラーメンを堪能したあと、滋賀の温泉にも1湯ぐらい立寄ろうと考える。
以前行きかけて断念した湯の中に、長浜市の須賀谷温泉があった。
守山市から長浜市、自分の感覚だと同じ県内ゆえ勝手に近く思っていたがそんなことはなかった…車で北上すること1時間強。
地図を広げるとほぼ琵琶湖の上と下ではないか(^-^;
福井県に接する市である。
この辺りは戦国武将の名前を冠したものが多く見受けられるエリアでもある。
元々羽柴秀吉が長浜城の城下町として整備。
武将ファンにも人気が高い浅井長政にもゆかりがある。
須賀谷温泉はその浅井長政やお市の方が湯治にきた湯でもあるというのだ。
立派な旅館であるが、立寄り入浴も広く受け付けている。
現在の旅館は1971年にオープン。
須賀谷温泉
到着したのは13時過ぎ。
食事&入浴に来ている年配のお客さんが結構いた。
立寄り入浴は11時~21時となかなか長い時間OKである。
券売機があるのも立寄り歓迎の積極的な姿勢だろう。
入浴料は1000円。
なかなか高いが一軒宿で、この湯に浸かるには他の選択肢はない。
宿泊すると2食付きで1万円台後半~2万円台前半ぐらいのようだ。
お土産コーナーは浴後に訪問。
車中でいただく手作りの飴などを購入。
浴場へ向かう広い廊下の途中に食事処があった。
食事付きや部屋休憩付きで入浴できるようなコースが色々あるようだ。
それでは浴場へ。
その名もずばり、浅井の湯。
暖簾はもちろん浅井家の家紋「三つ盛亀甲花菱紋」。
男湯が長政の湯、女湯がお市の湯となる。
ほどなくして貸切状況になったが、浴場内は撮影禁止だった。
というわけで、サイトから拝借。
写真の数も少なくしかもイメージっぽい写真なので伝わりにくいのはご容赦。
まず内湯には2つの浴槽が並ぶ。
奥の窓側が古くからある源泉、浅井長政やお市の方が湯治した湯と言われる、源泉名「須賀谷温泉」。
写真はサイトより拝借
源泉温度17.2度、pH6.9(古いデータ)の総鉄の値で温泉法の温泉。
分析表の泉質ではヒドロ炭酸鉄泉となってる。
成分総計は0.24g/kg。
この冷鉱泉を加温して静かにかけ流していた。
そう、こちらの宿は滋賀では珍しいかけ流しの宿の1つなのである。
源泉は無色透明だが酸化して濁る。
写真ではオレンジ色になっているが、ぼくが入浴したときは暗い黄土色濁りで、25~30cmの透明度だった。
ほぼ無臭、ほぼ無味。
ごくごく僅かに鉄味を感じるかどうかぐらい。
細かな黒い湯の花があり、浴感はキシキシである。
濁った見ためよりかはかなりあっさりとした印象。
この鉄泉系の冷鉱泉は長浜市では他でも湧いている。
以前訪れた長浜太閤温泉などの泉質もよく似ていると思った。
もう一つの浴槽と露天に使用されている湯は別源泉(フロントで確認)。
やはり冷鉱泉だが加温してかけ流しで使用していた。
内湯でも露天風呂でもオーバーフローを確認。
写真はサイトより拝借
こちらの源泉名は不明。
分析表もなかった。
少し大きめの茶色の湯の花があり、やはりしっかりキシキシとした浴感。
どちらの源泉も非加熱で入ることができないのは惜しいが、通常の宿なので仕方ないであろう。
2つの冷鉱泉をかけ流しで使用するために常時加温なため、少々高い入浴料も、これまた仕方ないか。
どちらの源泉も個性はないものの滋賀では貴重なかけ流しであることは間違いない。
嫌な消毒臭もなく、落ち着いて楽しむことができる湯であった。
須賀谷温泉
滋賀県長浜市須賀谷町36
0749-74-2235
立寄り入浴料 1000円
11時~21時
<源泉:須賀谷温泉>
総鉄イオンの数値で温泉法の温泉
17.2度
pH6.9
成分総計0.24g/kg
源泉は無色透明
浴槽で黄土色に25~30cm濁り
ほぼ無味無臭
細かな黒い湯の花あり
キシキシ感あり
加温かけ流し
もう一つの源泉は詳細不明
無色透明・無味無臭
茶色の湯の花あり
キシキシ感あり
加温かけ流し
2018年10月入湯
※数値はH25の分析表より(pHのみS41)










