単発で湯記事を。
2018年3月、法事で帰省した際にスキを狙って向かったのは、大阪の秘湯として紹介されることも多い能勢の山空海温泉。
温泉日記で以前訪れたのを確認したら2006年だったので、12年ぶりの再訪![]()
季節もあるが、以前と比べて怪しさが抑えられてるなぁと思ったら、トレードマークだったあれが見えない。
あ、かすかにあるか。
ここで12年前に撮った写真を。
この赤い温泉マーク
を初めて見たときのニンマリ感をはっきり覚えている![]()
前に流れる田尻川を渡り、駐車場に車を停める。
手書きの案内のテイストは以前の通りだ。
ここから川沿いに土手を歩く。
手すりとかないので注意。
日中の営業のみなのはこのアプローチのせいもあるだろう。
やがて小さなプレハブの建物が密集するエリアへ。
基本的には変わってないなぁ、12年前と。
ただし以前とオーナーは変わったようである。
いくぶんスッキリしたかもしれない。
以前は西の山空海、東の星山と並べられることもあった今は亡き星山温泉に比べると、極楽浄土のような整頓具合である![]()
極上の湯自体の印象は似ているが![]()
少しデザインチック?になっている。
こちらではBBQもでき、BBQ&入浴セットなどもあるようだ。
宿泊もできたと記憶するが、それに関する表記は未確認。
ここで大事な話。
ぼくが訪れた数か月後、2018年7月の大雨でこちらの施設は被害を受けた。
2か月ぐらいは営業ができなかったらしい。
検索してみたら10月現在は無事再開できてるようだが、どうやら若干風景が変わっている様にも思えた。
もしかしたら被害があった建物等をどうにかしたかもしれない。
そんな中でも源泉と湯小屋は無事だったようなのは、不幸中の幸い。
末永く続けてもらいたい。
入浴料は700円。
ちなみに2006年当時は500円であった。
なお災害より復活後の2018年10月現在は800円になっている模様。
営業時間はなかなか複雑なので注意されたし。
10~3月という限定がついて、
月~水 10-17時
土 10-18時
日祭 8-18時
定休日 木・金
となっている。
4~9月に関してはここには表記が無かったが、営業時間がそれぞれ1時間延びる。
本部らしき建物。
看板が出ているからそうであろう。
山空海温泉
ビール300円(安っ)の札が見える。
飲み物などはここで買うようになっているのか。
一番奥の湯小屋までの間に、温泉スタンドらしきものがあった。
スタンドというより源泉蛇口。
1リットル10円は高くないだろう。
湯小屋に到着。
男女別に内湯の浴場が1つずつ。
傘が外に置いてある(かけてある)ということは、やはり先客ありか。
3月の平日16時過ぎだが、やはりこちらはファンの多い有名な湯なのだ。
スチールのロッカーと籠がいくつか。
こんなにお客が入ると大変なことになるが。
無理矢理色々と壁に貼るのもこちららしい。
中にはこんなに立派なポスターも。
こうやって見るともはやカオス感はほとんどない![]()
では浴場内へ。
湯気が抜けきらず、白っぽい写真が多いのは例によってご容赦を。
シャワー付きの洗い場は2組。
シャンプー類は置いてない。
カランとシャワーからは源泉が出る![]()
なお1時間ばかり浴場で過ごしたが、独り占めすることはできなかった。
ぬるい方の浴槽でずっと本を読んでいる常連さんがいて、おそらく毎度何時間も入ってるのだろう。
断って写り込まらないように撮影させてもらう。
メイン浴槽は一応仕切りで2槽に分かれている。
向かって左側がメイン湯口に近い熱い浴槽、右側がぬるい浴槽。
仕切りには穴が開いており、湯は行き来している。
なお昔からそうだが、源泉の分析表の掲示はなし。
源泉情報もほとんどなく、炭酸ナトリウムの冷鉱泉となってるだけ。
2006年の情報だとpH7.6で、元より自然湧出で出ていた源泉を40m掘削したら湧出量が確保できたとなっている。
向かって左の熱い浴槽は43~44度ぐらいに加温されている。
加温してのかけ流し。
塩素消毒などもない。
源泉の風味は後程。
ホースから出る加温した湯はかなり熱かった。
トロみのあるしっかりとしたツルスベ感が素晴らしい![]()
さらにこの高温浴槽でのみ、少しだが細かな泡付きがあった。
またカルシウムっぽい膜も少し観察できた。
隣のぬるい浴槽は、自由に非加熱源泉を足すことができる。
表記の通り32~35度程度の湯。
高温浴槽からくる湯に非加熱源泉を足して低めの不感温度に保つ感じ。
こちらもかけ流しである。
この浴槽でオッチャンが本を読みふけっていた。
あれは常日頃やってそうだ。
加温浴槽から洗い場と逆の壁を向くと、隅に小さなステンレス浴槽がある。
これが真冬だろうが自由に入れる非加熱完全かけ流し浴槽だ![]()
おそらく市販の浴槽でも最も小さいタイプであろう。
完全に一人用である。
いつもの温度計を持ってこなかったが、温度は15~6度ぐらいではなかっただろうか。
源泉蛇口にはコップも置いてあり、皆さん飲んでいる。
ややコクのあるくっきりとしたタマゴ臭。
そしてやはりややコクのタマゴ味、重曹泉系の甘味がある。
もちろん非加熱源泉でもしっかりとしたツルスベ感が素晴らしい![]()
ただし、温冷交互入浴をひたすら続けていくうちに、だんだんキシ感も出て来た…一皮剥けたのか![]()
大阪府内だとこの手の湯はこちらと犬鳴山温泉「山乃湯」ぐらいしか思いつかない。
また違う時期に再訪したい。
山空海温泉
大阪府豊能郡能勢町下田尻801
090-7887-0995
立寄り入浴料 700円 (2018年10月現在は800円)
10~3月
月~水 10-17時
土 10-18時
日祭 8-18時
定休日 木・金
4~9月
月~水 10-18時
土 10-19時
日祭 8-19時
定休日 木・金
炭酸ナトリウム 冷鉱泉
無色透明
ややコクのあるタマゴ臭あり
ややコクのあるタマゴ味、重曹系の甘味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
源泉浴槽で完全かけ流し
メイン浴槽で加温かけ流し
2018年3月入湯



























