白木川内温泉 旭屋旅館 <温泉編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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愛すべきボロ宿、白木川内温泉「旭屋旅館」<建物その他編>に続き、いよいよ<温泉編>

 

 

白木川内温泉 旭屋旅館 <温泉編>

 

 

 

かなり山奥にも関わらず、共同浴場のように地元の人が訪れるようだ。

それはそうだろう、この湯に一度入ったらニコニコ

ぼくが夜に向かったときも、常連さんが2人、出るところだった。

 

 

上の看板にもあるが、立寄り入浴料なら150円

不在のときは料金を備え付けの缶に入れるように指示がある。

 

宿の脇から階段を下って浴場に向かう。

 

 

なお外からも直接浴場に行けるようになっている。

 

 

分かりにくいが、右の↑階段先が浴場だ。

 

分析表がパネルで掲げてあった。

 

 

源泉の1号をこの旭屋旅館、2号がお隣の宿で使用している。

なおこのパネルよりも新しい分析表も掲げてあったので、以下に採用する数値はその新しい分析表から。

 

先客2人が出た後は、ぼくが独り占め。

 

 

なお夜の入浴は21時まで(朝は6時から)。

これは立寄りだけじゃなく宿泊にも適用されるのだが、チェックインが遅かったぼくはご主人に頼んで若干のばしてもらった。

 

ちょっと、いやかなり気になったのが、脱衣所や浴場の壁にある手書きの文章。

早い話がお隣の宿の悪口なのである(^_^;)

写真に載せるのは控えるが、肩寄合うように建つ山奥のたった2つの宿がそんなに仲が悪いなんて。

ご主人も、こっちの湯に入っておけばあっちの湯になんか入る必要はないと断言するし…そう、口頭でも悪口を聞かされてしまった(^o^;)

そうは言っても源泉が違うから、しっかり翌朝にお隣の湯も訪ねたがにひひ

 

脱衣所もなかなか鄙びているが、宿よりかは利用客が多いからか、朽ちてる感じはない。

それでもこの浴場内、雰囲気としてはなかなかディープであることは間違いないにひひ

 

 

浴場はシンプル。

岩の上にそのまま湯が張ってある浴槽と洗い場。

コーナーには申し訳程度に物置スペースの板と鏡が設置されている。

 

ではその浴槽をば。

 

 

底と横の岩から自然に湧出した湯にそのまま浸かれるため、足元湧出と言って差し支えないであろうにひひラブラブ!

底が岩でゴツゴツしていて平らでないため入るとなかなか落ち着かないが、数人は入れる規模か。

 

浴槽右の壁が、女湯との境。

 

 

ちなみに男女の浴槽は下でゆるく繋がっている。

 

洗い場は狭く、シャワーはもちろんカランも無い。

 

 

湯は浴槽から汲めども汲めども勝手に湧いてくるのだ。

 

 

では再度その浴槽へ。

 

 

無色透明な湯は、源泉名「白木川内1号」。

源泉温度42度pH9.3アルカリ性単純硫黄温泉

成分総計0.415g/kg

少し青みがかって見えるのは、岩の色のせいか(芒硝系でもないし、メタケイ酸は71.2mgのため影響はなかろう)。

硫化水素イオンが2.0mg、チオ硫酸イオンが8.3mg(遊離硫化水素は無し)なので、総硫黄を計算すると6.69mgぐらいになり、なかなか立派な硫黄泉なのだニコニコ

 

もちろん完全かけ流し。

ところがオーバーフローは少ない。

 

 

これは後で分かったのだが、女湯側の浴槽縁が低くなっており、そちら側により多く溢れ出ていた。

 

浴槽真ん中に三角コーナーみたいなのがあり、コップが置いてある。

 

 

淡くコクのある硫黄臭があり、くっきりしたタマゴ味がするニコニコ

歯にまとわりつくような口当たりも特徴的。

…ただし色あせた古い分析表には飲用許可なしと大きく書かれていたにひひ

 

 

コップの右側に小窓があるのがお分かりであろう。

女湯と通じる小窓であり、果たして何のためにあるのか?

飲泉コーナーがない女湯では、男湯でコップで掬ってもらった源泉を、この小窓を通じて受け取って飲むためなのだそうだ。

女湯側からコップまではとてもじゃないが手が届く距離でなく、男湯に人が居ないとこのコップは受け取れない。

まあそんなことをしなくても、新鮮な湯はそばから出ているのだが。

ただし、湧出のぷくぷくした気泡は観察できなかった。

また体への泡付きも未確認。

 

それにしてもこの湯の心地よさったらラブラブ!

この日の浴槽内の実測温度。

 

 

秋の季節にはまさに奇跡の温度であるにひひ

浴感も、この上なくトロトロツルスベラブラブ!

 

 

高アルカリ性であり、硫酸イオン8.4mgに比べて炭酸水素イオン160.2mgの重曹系の上、炭酸イオンが33.6mgもある硫黄泉。

トロトロツルスベになる条件がしっかり揃っているのだニコニコ

 

入浴終了時間の後、女湯を見学させてもらった。

 

 

温泉の下にはおそらく女湯と書かれた窓は割れて塞がれているため、知らないと男女を間違えるぞ(^_^;)

 

 

浴槽の奥側の壁が、男湯との境になる。

小窓は女湯側からのみ開けられるようになっている構造もお分かりであろう。

 

 

そして女湯側にザンザンと溢れるオーバーフローが確認できたのであったニコニコ

 

翌朝のチェックアウトの際、ご主人から温泉水をペットボトルでいただいた。

 

 

タマゴ味のこの源泉が朝食代わりとなったのであったにひひ

 

このディープな状況に抵抗を覚える人も多いだろうが、湯好きなら頑張って一度は体験して欲しいほどの極上湯ビックリマークラブラブ!

さすがに次は立寄りで再訪したいかな。

 

 

 

白木川内温泉 旭屋旅館

 

鹿児島県出水市上大川内5002

0996-68-2812

素泊まり 2500円 (一泊二食付 5000円)

立寄り入浴なら150円

 

<源泉:白木川内1号>

アルカリ性単純硫黄温泉(アルカリ性・低張性・温泉)
42.0度

pH9.3

成分総計 0.415g/kg

無色透明

淡コク硫黄臭あり

くっきりとしたタマゴ味あり

歯にまとわりつくような口当たりあり

トロみを帯びたツルスベ感あり

足元湧出

完全かけ流し

 

2017年10月入湯

※数値はH28の分析表より