源泉館の途中で間があいてしまいましたm(_ _ )m
それでは本編へ。
下部温泉「古湯坊 源泉館」、<建物編> <食事編>に続き、最後はもちろん<温泉編>。
有名な混浴の岩風呂「かくし湯 大岩風呂」は別館の地下、それとは別に男女別の浴場が本館にある(女湯は2F、男湯は5F)。
実際は岩風呂から先に行ったのだが、ここではまずは本館の浴場から。
下部温泉 古湯坊 源泉舘 <温泉編>
すでに浴衣に着替え、本館へ。
<建物編>で先述したように、本館にはエレベーターがない。
男湯のある5Fには、もちろん階段で向かう。
しかも単純に階段を上るのではなく、途中で色々迷路的な誘導があり、進むべき階段を見失ったりした(^_^;)
これは足のケガで湯治に来た男性は、別館である程度治してからでないとたどり着けないかも。
そういう条件もあってか、2度か3度訪れたこちらは終始貸切状態で入ることができた。
浴場は後述の岩風呂と比べると、ずいぶん小規模。
洗い場こそ壁両面にあるが、浴槽は大人3人ぶらいまでのサイズ。
本館の浴場は男湯よりも女湯の方が広いそうである。
岩風呂が基本混浴のため、そのようになって普通であろう。
シャワー付きのカランが並ぶが、蛇口部分は黒くなっている。
この浴槽、なんかおかしい。
洗い場の壁の鏡がそのまま浴槽まで続いているのだ![]()
これはわざとそうしているのか、設計ミスなのか、途中で浴槽の位置を変えたためなのかは不明。
それはそうと、湯はしっかりザンザンとかけ流されている![]()
こちらの使用源泉は、サイトによると新しい下部温泉の共有源泉「しもべ奥の湯 高温源泉」となっているが、我々の見解だとその新源泉とこちらの自家源泉を加温したものの混合泉という結論である。
違っていたらごめんなさい。
湯は無色透明で、細かな湯の花が多量に舞っている。
湯口が2つあり、写真↑の手前から盛大に注がれているのが、岩風呂の源泉「源泉館 神泉」の加温したもの、奥のちょろちょろ出ている方が新源泉「しもべ奥の湯 高温源泉」ではなかろうか。
盛大に出ている方の源泉は風味にあまり特徴が無い。
ほぼ無味無臭に近い。
それに比べて投入量が少ない方はより温度が高く、明確なタマゴ臭があり、タマゴ味とほろ苦味がある。
湯口には白い湯の花も観察できた。
こちらが「しもべ奥の湯 高温温泉」だとすると、源泉温度49.4度、pH9.4のアルカリ性単純温泉。
成分総計は0.9028g/kg。
炭酸水素イオンは0mgの、硫酸塩泉系の単純温泉。
もう一つの源泉については、後程。
混合泉としては、合わせた投入量も浴槽規模からして十分な量で、浴槽内の湯は新鮮。
浴感のメモがないのだが、気持ち良い湯だったことは間違いない。
せっかく貸切状態なので、湯友と3ショットを。
…というのももう一つのメイン浴槽「かくし湯 大岩風呂」は後に触れるが混浴のため撮影不可。
サイトから拝借した小さな写真しか掲載できないため、こちらの男女別浴槽のボリュームを大きくしたのであった。
そのメイン浴槽は我々が宿泊している別館の地下にある。
以前は日帰り入浴もできたが、現在は立寄りでの入浴はできない(本館も)。
こちらの浴槽は皆さん長時間入っているため、広い浴槽だけに立寄りのお客を受け入れるキャパシティはあっても、宿泊客(=湯治客)が落ち着いて長く入浴できる環境にするためには立寄り不可とするのもありかなと思った。
基本的に混浴であるが、女性のみの時間が夕方に設けられている。
とは言え、現状で男女ともタオル巻きが義務付けられている↓ので、だいたいいつの時間も男女混浴状態であった。
さすが皆さんマナーもよく、和気あいあいとした雰囲気の混浴でもあった![]()
大岩風呂の入り方、源泉の歴史、入浴法などはこちら↑を参照。
脱衣所は男女別である。
夜はドアに貼ってある写真にあるように22時までなのだが、終了ギリギリ時間と翌朝チェックアウトちょい前時間では我々3人で貸切ることができたことを参考までに書いておこう![]()
脱衣所内にも色々と掲示が。
一般タオルはOKでも水着や下着はNGなので注意。
以下の浴場内の写真は全てサイトから拝借したもの。
まずはこの大岩風呂の構造から。
※イラストはサイトより拝借
建物の下部にある岩盤そのものが浴槽になっているのである。
深いため中心部は板が敷き詰められている構造。
男女別の脱衣所から出ると。
※写真はサイトより拝借
右に行くと洗い場と、加温した源泉が投入されている上がり湯(後述)が並ぶ。
まっすぐ進むと浴槽に降りる階段↓がある。
※写真はサイトより拝借
こちらを下りると、自然湧出、足元湧出
の完全かけ流し浴槽があるのだ![]()
※写真はサイトより拝借
無色透明の源泉は、先述もしたが源泉名「源泉館 神泉」。
源泉温度30.2度、pH8.4の単純温泉。
成分総計は0.402g/kg。
※写真はサイトより拝借
浴槽としてはかなりのレベルで広く、それこそ50人ぐらいが一緒に入ることもできるだろう。
我々が訪れたときは、男女合わせて多くて10人ちょっとぐらいが入っていた。
加温してないので30度はなかなか冷たい。
写真↑の手前の部分で入っていても多くはないが細かな泡付きがある。
僅かに芒硝風味を感じ、スベキシ感があった。
ただしこの浴場で一番人気のエリア、いや湯マニアなら死守しないといけないエリアが↑の写真な一番奥。
この写真↓なら右側。
※写真はサイトより拝借
すなわち板が敷いてない岩盤に直に浸かれるエリアである![]()
ここのエリアで初めて真の意味で足元湧出に直接触れていると言えよう。
実際ここで感じる湯は、淡いがコクタマゴ臭があり、やはり淡いがコクのあるタマゴ味がする。
何より泡付きが大量![]()
スベキシなのだが泡の膜で魅惑のニュルプチ感がある![]()
湯の温度も板の上よりも僅かに高い。
他の入浴客がいなければずっとここに入っているのがよかろう。
客が多いと譲り合いは絶対に必要。
地下のため外気の温度にはあまり左右されないであろうから、源泉は常に30度ほど。
特に温まりの湯という成分でもないので、加温された上がり湯は何気に嬉しい。
※写真はサイトより拝借
源泉の風味はさらに希薄になってしまうが、もし寒くなったらここで温め、また岩風呂に戻ろう。
※写真はサイトより拝借
ちなみにこの上がり湯もご覧の通り、しっかりかけ流しである![]()
温泉マニアでなくても一度はこの文化財的な大岩風呂には入っておくべきであろう。
その際は、何気に良い本館の浴場もお忘れなく。
古湯坊 源泉館はこれにて終了。
二日目の朝は一度下部温泉を離れ、別の温泉地へ向かった。
下部温泉 古湯坊 源泉舘
山梨県南巨摩郡身延町下部45
0556-36-0101
湯治コース 一泊二食9500円+税
他にも色んな設定あり
【大岩風呂】
<源泉:源泉館 神泉>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
30.2℃
pH8.4
溶存成分総計 0.402g/kg
無色透明
淡コクタマゴ臭あり
淡コクタマゴ味あり
泡付き大量
スベキシ感、泡付きで幕張りニュルプチ感あり
完全かけ流し
【本館浴場】
<源泉:しもべの奥の湯 高温温泉>(と源泉館神泉の加温源泉の混合泉)
アルカリ性単純温泉
49.4度
pH9.4
無色透明
明確なタマゴ臭あり
明確なタマゴ味、ほろ苦味あり
白い湯の花あり
スベキシ~スベスベ感あり
完全かけ流し(加温源泉追加)
2017年10月入湯
※数値はH26、H28の分析表より

























