百沢温泉 温泉旅館 中野 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

桜温泉」の後は、旧岩木町の湯の中でも話題に上ることも多い百沢(ひゃくざわ)温泉エリアへ。

まずは岩木山神社の真正面にある、「温泉旅館 中野」に立寄り。

 

 

写真↑には写ってないが、この左に「なかの食堂」を併設している。

興味はあったが食堂の営業は16時までで着いたのが終業間際のため、食堂の方は入ることはできなかった。

では旅館の方へ。

 

 

百沢温泉 温泉旅館 中野

 

 

 

 

旅館となっているが立寄り入浴も10時~21時で広く受け付けている。

 

 

以前は「岩木観光ホテル」という名前で営業していたらしい。

見た感じホテル感はほぼなく(^^ゞ、温泉旅館感が満載だったにひひ

 

 

立寄り入浴料350円

宿の息子だろうか、10代の若者が浴場まで案内してくれた。

 

 

表から見た目以上に宿は広かった。

 

 

浴場は階下↑である。

 

 

男女別に内湯が1つずつ。

露天風呂は無い。

 

 

それでは男湯へ。

 

 

脱衣所はシンプルで広々。

先客は無し。

 

 

終始独り占めできたニコニコ

 

では浴場内へ。

 

 

ひょうたん型と言おうか、だるま型と言おうか、丸が連なった浴槽に、実に勢いよく源泉が投入されている。

傍らのホースから、多くはないが常時加水もある。

 

 

洗い場のカランにはシャワーがあったり無かったり。

浴槽の勢い良い源泉投入に目を奪われ、カランとシャワーのチェックを忘れてしまった(^_^;)

 

 

白緑黄色、あるいは貝汁系ささ濁りの湯は、源泉名が「新岩木温泉」。

源泉温度49.9度pH6.90の、ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉

成分総計2.318g/kg

先述の通り加水はしているのだが、源泉温度を考えると相当に新鮮な状態で投入されているのだろう。

それにしても、ドバドバなのであるにひひ

 

 

浴槽の一番遠いところから主にオーバフローがあるのだが、ホントもったないぐらいの量。

 

 

怒涛のオーバーフローが向こうの壁に当たって跳ね返り、新たなオーバーフローとぶつかって波が出来ているのだにひひ

 

そんな感じなので浴槽の析出物もしっかり。

 

 

遊離二酸化炭素が116.7mgあり、炭酸水素イオンが686.4mgあるあたりがこのクリームな色合いなのではなかろうか。

 

 

では源泉のインプレッションを。

 

 

淡い金気臭がある。

淡い鉄味淡い塩味甘味、そしてダシ味を感知。

濃くはないが泉質名に恥じぬ、複雑な風味にニンマリにひひ

 

 

重曹泉系のスベスベ感がしっかりあった。

 

何とも素晴らしい、極上浴場ニコニコ

今一度反対側から全景を。

 

 

写真は撮れなかったが、細かな泡付きも大量にあったにひひ

 

 

加水をしなければやはり熱くて入れないのだが、それでもいつまでも入っていたくなる。

 

 

ヤレ感はかなりあるのだが、それにしても素晴らしい源泉と湯使いであったニコニコ

 

 

 

百沢温泉 温泉旅館 中野

 

青森県弘前市百沢字高田80

0172-83-2345

立寄り入浴料 350円

<源泉:
新岩木温泉>
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・中性・高温泉)
49.8度
pH6.90
成分総計 2.318g/kg
白緑黄色(貝汁系)ささ濁り

淡金気臭あり

淡鉄味、淡塩味、甘味、ダシ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり

細かな泡付き多量
加水かけ流し

 

2016年10月入湯
※数値はH19の分析表より