
葛根田川沿いに数軒の宿が並ぶ温泉地。
今回はその中で立寄りのできるこちら↓にお邪魔した。

外装の工事中であったが、立寄りは大丈夫だった。
玄武温泉 「ロッヂたちばな」
立寄り入浴料600円のところ、こちらはまっとうな温泉の手形で無料入浴させていただいた

落ち着いた色調の木の宿。
山荘って感じで、寒い時期もなかなか似合いそうだ。
玄武温泉全体として、かけ流し宣言をしていると考えてよさそうだ。
その分、湯はすべての宿で配湯なのであろう(未確認)。
それでは浴場へ。

先客が一人いたが、ほどなくして貸切状態になった。
ではまず内湯から。
左右に十分な洗い場をとった浴場で、カランの数にしては浴槽はそれほど広くはないものの、数人は入れるだろう。

注がれる湯は源泉自体は透明であるが、内湯浴槽ではご覧の通り緑茶黄色濁りといった感じか。
源泉温度44.6度の源泉名「玄武温泉 玄武の湯」。
上に挙げた楕円の看板では源泉名は「こそでやまの湯」となっていて源泉温度も40度だし成分総計もかなり違いそうだ。
源泉が変わったのか、それとも同じでだが湯の成分と共に名前を変えたのか・・・未確認。
動力揚湯の湧出量が47.8リットル/分ということだが、それでも配湯は大丈夫なのか。
それとも二種の源泉で配湯しているのか。
疑問形ばかり(^_^;)…もし判明したら加筆訂正します。
pH7.0のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉を、上記看板では加温かけ流しとなっているが、源泉温度を考えると配湯ながら加温はしてないか、最小限かもしれない。
源泉のインプレッションは、半露天の方が湯の濁りが少な目で状態もよさそうだったので、そちらにて。

しっかりしたスベスベ感は中性だがさすが重曹泉だ。
細かな黒っぽい湯の花があった。
それでは外の半露天風呂へ。
使用源泉は同じだが、濁り方がやや薄く、黄緑茶色にやや濁りといった感じ。
投入量も内湯より多めな上に浴槽が小さいため、オーバーフローの量も多く、ざんざんとかけ流されている
赤茶色の沈着も広く見受けられ、総鉄分2.7mgをしっかり感じさせてくれる。

カラフルな沈着も美しい湯口はシンプルながらしっかりとした量が投入される。
淡い金気臭と、僅かにコク硫黄臭がある。
淡い鉄味と、僅かなタマゴ味もしっかり感知。
ただしこの湯口、内湯に注がれた湯をそのまま落としている可能性も高い。
内湯よりも風味が強く感じたのは気のせいか、あるいは空気により触れることで、ワインのように風味が膨らんだか。
浴槽の別の角にも湯口っぽいのがあった。
現在は使われてないようだったので、以前の湯口か…やはり源泉が変わったのか。

細かな茶色っぽい湯の花が舞っていた。
やはりしっかりとしたスベスベ感がある。
成分総計は2.555g/kg。
目立つ数値とすれば、炭酸水素イオンの1248mg。
メタケイ酸が161mgあり、これは色味と浴感に影響しているか。
遊離二酸化炭素も209mgとなっていたが、炭酸風味はよく分からなかった。
ちなみに屋根付きの半露天であるが、顔を覗かせばこのような景色を愛でることができる
ずっと鶯宿温泉を巡っていた中で、網張温泉とこちらは泉質もがらっと変わって、よいアクセントになった。
次はまたこのエリアで極上の湯に立ち寄れる施設へ
玄武温泉 「ロッヂたちばな」
岩手県岩手郡雫石町長山有根3-5
019-693-3356
立寄り入浴料 600円のところ、まっとうな温泉の手形で無料
<源泉:玄武温泉(玄武の湯)>
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
44.6度
pH 7.0
成分総計 2.555g/kg
湧出量 47.8リットル/分(動力揚湯)
源泉は無色透明
浴槽で緑茶黄色濁り(内湯)・黄緑茶色やや濁り(露天)
淡金気臭あり
微コク硫黄臭あり
淡鉄味あり
微タマゴ味あり
微鉄味、微酸味あり
黒や茶色の細かな湯の花あり
赤茶クリーム色の沈着・析出あり
しっかりしたスベスベ感あり
(加温)かけ流し
2015年4月入湯
※数値はH25年の分析書より












