うぐいす旅館が廃業してしまい、自炊宿は「石塚旅館」と「元湯旅館かどや」の2つのみ。
石塚旅館があいにく母屋工事中で宿泊できないとのことで(立寄りは後程)、宿泊はかどやさんにすることとした。

もう少し古びた感じのイメージを想像していたので、ちょっとびっくり(^_^;)
宿泊した宿なので、2回に分けてお届け~。
鶯宿温泉 「元湯旅館 かどや」 <館内・食事等編>

先の「民宿とちない」から数十メートル行ったところにある、今時のアパートのような建物。
これぞ家族経営といった宿。
ありったけの歓迎といった体のお出迎えを受けた
すでに何だか感激。
「石塚旅館」が自炊もできるけど、2食付きもできるといった<自炊可>旅館であるのに比べ、こちら「かどや旅館」は基本的に自炊宿。
こちらもそのつもりで予約した。
ちなみに素泊まりは2500円。
嬉しい料金である
案内された部屋は二階の奥。
この日のぼく以外のお客は、湯治で長逗留されてる元漁師のおじいちゃん一人だけとのこと。
東日本大震災で被災され、仮設住宅暮らしをしていたそうだ。
四畳半+αの部屋だが、一人だがら十分な広さ。
角部屋にしてもらえた。

窓からは桜が見え、部屋に居ながら花見酒ができる贅沢
荷物を置いて寛ぎ始めてたら、女将さんがお茶請けにこんなものを持ってきてくれた。

お茶請けというより、酒のアテ
特に右の蕗の和え物が、何とも美味しい
持参の日本酒を持ち出してきたのは言うまでもない
では宿内を観察。
これは洗面所。
ステンレスはピカピカだった。
そして自炊室。

おお、現役バリバリの雰囲気。
もちろんこの後買い出しに行って、こちらでヘタな自炊をして過ごすつもりだったのだが。。。
上のお茶請けを持ってきてくれた際に女将さん曰く。
「長逗留してるおじいちゃんに食事を作ってるんだけど、もしよかったら夕食と朝食合わせて1000円でいかが?おじいちゃんと同じ献立になるけど」との申し出。
これはこの地の家庭料理がいただけると思い、その申し出をありがたく受けることにした
なんてったって、二食つけてプラス1000円
しっかり二食分を自炊するより安いのでは
せっかくの自炊宿だが、そういうわけで一泊二食3500円となった…24時間極上の温泉に入れる宿でこの料金、すごくないですか?
もちろんたまたまなのだろうけど。
さて、その夕食がこちら。

確かにおじいちゃんメニュー
魚の煮つけ、左上は酢の物、昆布巻きがあって、具だくさんの味噌汁など。
でも持参の日本酒をちびちびやりながらのこの内容、十分であった
だって自炊だったら何か一つドーンって作るか、カップ麺その他ジャンクで終わってたし。
そして翌朝食がこちら。
これはこれで宿の朝食として十分ではないか
目玉焼きはタマゴ2つだし、お椀はニラ玉。
ああ、素晴らしい。
温泉は次にアップするけど、チェックアウト時にお土産をもらった。
なぜか靴下。
でもとっても嬉しい。
距離の近い家庭的なサービスと、この料金、そして魅惑の鶯宿温泉入り放題。
こんな宿があることを、広く知っていただきたいものだ
…ぼくがいただいた二食はあくまでたまたまで、普段は自炊宿です。
鶯宿温泉 「元湯旅館 かどや」
岩手県岩手郡雫石町鶯宿第6地割8
019-695-2219
素泊まり 2500円(特別に2食付きで+1000円)





