鶯宿温泉 「元湯旅館 かどや」 <浴場編>

この写真↑は宿の裏側、川側からだが、左下の突き出た部分が浴場である。
1Fよりも下にあることになる。

というわけで、階下の浴場へ向かう。
ちなみに浴場は1つのみ。
混浴というよりかは、使用ごとに貸切というシステムだろう。
入浴に介助が必要な場合もある湯治宿としては、これでよい。
宿のもう一人の湯治客が入ってないことを宿の人に確認し、貸切にて入らせてもらう。
脱衣所には2つの分析表が掲げてあったが、一つは昭和63年、もう一つは平成9年。
ここでは平成9年の方を参考にする。
その浴場は非常にコンパクト。
窓からは鶯宿川と共に、対岸から引かれる源泉パイプなどが見える。

無色透明の湯は、源泉名「八九四の湯」。
やくしの湯と読む。
※ただしこの八九四の湯、すでに単独使用していないという説もあり、その場合はやはり混合泉の「杉の根の湯」ということになる。

源泉温度60度の弱アルカリ性単純温泉を、完全かけ流しにて使用している。
pHは8.3で、成分総計は0.6537g/kg。
湯口は浴槽内に引き込まれたホース。
え、よくわからないって?

これならどうでしょ。
ホースの先にネットが被せられている。
僅かだが焦げを感じる芒硝泉臭を感じた。
味わいにも焦げを感じ、また僅かにタマゴ味もある。
ネットに溜まっているのは湯の花ではなく、何かろ過するものだろうか。
そのせいもあってか、湯自体は比較的あっさりしていた。
ただし、鶯宿の湯らしい特徴はちゃんと感じられる
温度は44~5度ぐらいと、なかなか熱め。
浸かっては立って窓からの風に当たり、また浸かり…の繰り返し。

小さい浴槽で新鮮な熱めの湯を何度となく味わい、1泊ながら湯治気分をしっかり堪能した。
また訪れて、宿のご家族にも会いたいものだ。
鶯宿温泉 「元湯旅館 かどや」
岩手県岩手郡雫石町鶯宿第6地割8
019-695-2219
素泊まり 2500円(特別に2食付きで+1000円)
<源泉:鶯宿温泉(八九四の湯)> ※杉の根の湯の可能性もあり
単純温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)
60度
pH 8.3
成分総計 0.6537g/kg
無色透明
微焦げ臭あり
微焦げ味あり
微タマゴ味あり
スベスベ感あり
泡付き少しあり
完全かけ流し
2015年4月入湯
※数値はH9年の分析書より









